花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

紅葉 池田山 ニシキギ 沙羅 リョウブ スダチ 山茱萸(サンシュユ) ケヤキ 大津谷キャンプ場

2019年11月22日 | 景色

  ここ数日の寒さで一気に池田山が色づいた。桜前線が山を上るため紅葉前線も、と勘違いするが紅葉は下がって来る。里で今、目立つのは柿。実が残っているため一層、秋の色が濃い。

  

 我が家での一番はこの木ニシキギである。庭のあちこちで見かけるが玄関先の木が一番、鮮やかだ。黒い殻に包まれた朱色の実も美しい。

  

 そのニシキギの横にある沙羅も綺麗な色を見せる。そしてリョウブである。広がり過ぎているので少し切りたいが葉の落ちるのを待つ。

  

 黄葉と言うよりミカンの色が目立つ、スダチの木だ。地元徳島県から買って帰るのはお盆頃で実が青い。香りを楽しむのはその頃が良いのだろう。我が家ではすっかり熟すのを待ち、絞って飲む。山茱萸(サンシュユ)の実も熟れてきた。光沢があり綺麗だ。

  

 もう一度、遠くからの池田山、手前に見える丸く紅葉した木は欅だ。そして大津谷のキャンプ場だ。手前の葉がもう落ちてない木はヤマザクラだ。ヤマザクラは”花より葉が先”なのでもう散っている。奥に見える木は多分、欅と紅葉そして、キャンプする人々のテントが並ぶ。形と言い色合いと言い、見ていて飽きない。

  

 次回に紹介する予定だがサザンカの花が咲き始めた。先日の朝日新聞天声人語に”サザンカ・ツバキは何故、寒い冬に咲き、花は赤い?”の記事があった。植物学者多田多恵子さんが解説されている。サザンカ・ツバキなどは鳥に花粉を運んでもらう鳥媒花(ちょうばいか)と言うそうだ。鳥の餌となる虫がいなくなる冬は狙い目、たくさんの密を用意しヒヨドリ・ツグミなどを誘う。花が赤いのも鳥たちを引き付ける色なのだそうだ。出典は多田さんの著書”したかたかな植物たち”。”したたか(強か)”と言う言葉に魅かれ早速、ネット注文した。この“強か(したたか)”と言う言葉、どちらかと言うと悪いときに使う言葉でずる賢いような意味がある。が、本来は“強くて容易には屈しない”と言う意味があるようだ。”もうこの歳、強かに生きるか”。狙いは後者だが・・・前者のところも・・・。

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四季桜 鐘楼と南天 ジョウビタキ ミセバヤ カラスウリ クコ 薪棚に住んでいたのは?

2019年11月17日 | 出来事

  近くに何本かの四季桜がある。その1本、近くの小学校の校庭にある四季桜、今が2度目の盛りか沢山の花が見える。四季桜と言えどもメインは年2回、春に咲く方が多いが10月もまたそれなりに咲く。

  

 近くの熊野神社境内にある鐘楼である。南天がたくさんの実をつけている。そしてクルミの木に止まる鳥はジョウビタキのようだ。羽色が美しい。

  

 岩の上に置く鉢からこぼれるように花が咲いている。ミセバヤと言う名のようだ。古典園芸植物の一つのようで”見せたい”が変化したようだ。

  

 赤い実、2つだ。先ず、散歩道で見つけた実で鶏の卵ぐらいの大きさがある。カラスウリの名がある。やっとクコも実が熟してきた。が、今年は例年に比べて実が少ないように感じる。今からまだ実るのかも知れない。

  

 今年は11月3日に薪ストーブを焚き始めた。毎年、不思議とほぼ同じころになる。まだ、夜8時を過ぎた頃から2,3時間焚くだけだ。薪もまだこれぐらいの使用料だ。薪を取り進んだところで何かの実の殻がある、茶の実のようだ。何か動物が隠れていたのだろう、ネズミだろうか。近くにある茶畑から取ってきた実のようだ。

  

 鳥もカラス・キジバト・ヒヨドリなどが悪さをするが動物も負けていない。モグラは穴を掘りまくり、イタチは生ゴミ箱に入ろうと奮闘する。そして大きなものではシカ・イノシシがいる。周りにフェンスを張っているのでシカは入ったことがないがイノシシには10年間で2回入られた。サルがいないのは救われる。その他ではキツネは見たことがある。先日、近所の人から狸もいると聞かされた。狐・狸はどんな悪さをするのだろうか。騙される?そう言えば万馬券と聞いて馬券を買うが・・・騙された。えっ、それは違うって・・・やっぱり。

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秋景色 朝焼けと夕焼け ススキと茶畑 渋柿の木と実 蜜柑とカリンの実 雲海 虹

2019年11月12日 | 景色

 年齢のせいか先日、5時半に目覚めた。夏場ならともかく今のこの時間帯はまだ薄暗い。日の出20分前の朝焼けである。当地は南方向を除き山に囲まれている。その中で東方向の山並みが遠いため天候の良い日はいつもこの景色が拝める。そして西の山に沈んだ太陽が照らし出す光景だ。薄い色だが美しい。 

  

 朝焼け景色の中でススキが揺れる。そして綺麗に刈られた茶畑とススキが作り出す光景だ。茶畑は秋の初めまでにこのように刈り込み、新芽が育つ春を待つ。

  

 柿の木が作る光景も楽しい。渋柿と知る鳥たちは今は寄って来ず熟れるのを待つ。それにしても、こんなに実がつくのだと驚く。

  

 遠景でわかりずらいがミカン畑そしてカリンの実だ。ミカンは黄色くなりかけたところでこれからもっと黄金色になる。が、カリンは今が収穫期。いや少々遅いかも。このまま放置されそうだ。

  

 朝もやだろうか雲海と言えるのだろうか。東の方角に幻想的な光景が広がる。

  

 日の出前、一雨あり。朝陽が作りだす北西方向の景色だ。虹が二重に掛っている。

  

 秋の進みに遅れないようにと剪定を進めている。が、素人のやる剪定、進みは極めて遅い。木を切っていて驚かされるのはカエル・バッタなどの虫の串刺しを見ることだ。特にカエルの足を伸ばした磔形は声が出そうになる。モズの”はやにえ”だ。先日、朝日新聞天声人語でも紹介されていた。北陸地方ではこのはやにえが刺されている高低によりその年の雪の量を占うとのことだ。雪の量は色々なもので占われるようだ。我が地では”カメムシが多い年は積雪が多い”の謂れがある。今年はカメムシが非常に多い。雪は多いのか、カメムシが嘘をつくのか、・・・ちょっと論理が変か。  

 

 

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朝焼け 朝陽 2、3番目の椿 リンドウ 渋柿と富有柿 紅葉

2019年11月07日 | 果実・花

  遂に日の出を追い越した。朝の目覚めの話だ。日の出20分前ぐらいの朝焼けだ。遠くに見える左側、尖がったように見える山が岐阜城のある稲葉山である。そして別の日の日の出である。お茶の芽が霜でやられないように風を送る防霜扇と重なる。雲の形も楽しい。

  

 今冬2、3番目の椿が咲いた。真っ白い花と斑入りのピンク色だ。ここ10年、毎年このピンク色が最初の咲いた。何が影響したのか、我が家での秋の珍事だ。

  

 鉢植えのリンドウ(竜胆)が咲いた。先日紹介した薄紫色のリンドウに比べると花弁の長さは少し短い。が、花弁は大きく広がっている。

  

 茶畑に残る渋柿だ。2,3年前までは柿渋用としてまだ青い内に収穫されていた。茶畑の渋柿の木は真夏の灼熱の太陽から茶葉を守るために植えられていると聞いた。が、この渋柿群の下のお茶の木はもう切られてない。そして富有柿だ。植えて10年以上になるが今年は今までになく美味しい。柿の甘さは肥料にも寄るが樹齢も大きな要素、これからずっと美味しく頂けることを祈っている。

  

 11月に入り我が家でも紅葉が始まった。写真はどちらもモミジだ。これから色々な木の葉が楽しませてくれる。

  

今年の流行語30語が発表された。ラグビーから5つ選ばれたようだ。紹介するとONE TEAM・ジャッカル・4年に1度じゃない一生に一度だ・にわかファンに笑わない男。私の予想ではにわかファンが本命でONE TEAMが対抗だ。個人的には稲垣選手を指した”笑わない男”が好きだ。彼がスコットランド戦でポスト下にトライした時の姿は忘れられない。流行語大賞に選ばれ”笑わない男が笑う”を見てみたいものだ。いや恐らく・多分・決して・絶対笑わないだろう。ワールドカップの初トライ、それも貴重な勝ち越しトライでも笑わなかったのだ。トロフィーを貰っても笑わない、その方を見たい気もする。

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 朝焼け ツワブキ ジンジャー フジバカマ 老爺柿の雄株と雌株の実 ムベの実り

2019年11月05日 | 果実・花

  日の出が遅くなり私の起きる時間に重なってきた。この地、日の入りは早くに山に太陽が隠れるので夕焼けはない。が。山なみから上る朝陽は空を段々と染めてくる。1週間ほど前の日の出である。広がった雲を染めながら太陽が見え始める。そして雲の向こうから我が町を照らす。曇った朝も趣がある。

  

 玄関から畑への通路脇に黄色い花が咲いた。つわぶきのようだ。そして西側のフェンスの外ではジンジャーの花が咲いている。

  

 秋の七草のひとつフジバカマ(藤袴)が咲いた。これで7草は咲き終わり?いやまだオミナエシ(女郎花)が残っている。

  

 剪定を進める中、見つけた実、老爺柿だ。いつも赤く熟してから気づく実だ。雄株に生る実は早くに橙色になる。雌株に生る実はまだ青いが熟すと熟柿と同じような朱色になる。

  

 ムベ(郁子)も熟し始めた。元は3株だがフェンスを這い20m近くになった蔓に実が生る。フェンスに挟まり苦しそうな実、間もなく食べごろになる。2つ目の実は食べごろ、もいで食べた。アケビより大きい種がたくさん入っているが甘くて美味しい。

  

 先日来た孫、来年は小学生らしい。もうカタカナ・平仮名は読めるようだ。買い物に向かう道、アスファルトに書かれている文字が読めるのが楽しいようで車の中から路上に書かれている文字を”横断歩道”、”止まれ”と大きな声で読み上げる。漢字も形で覚えているようだ。長い文字が見えた”この先 一停”。”『この』の後、なんて書いているの?”。”このさき いってい”と区切りながら教えると”この先、行っていいの?”。ダメダメ止まらなきゃ!・・・よく出来た話だ。

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