7月が終わる。毎年、字間の流れが早くなると言うが昨年はあまり早くは感じなかった。が、今年は本当に早い。理由を探すが見当たらない。70歳と言う一つの区切りを超えたぐらいしか思い浮かばない。もう一つ、今年は帰り花(狂い咲き)がとても多い気がする。子供の頃、桜が秋に咲いているのを見つけたときは大発見をしたように思ったものだが帰り花は珍しくないのかも。フジの花がまた咲いた。シクラメンも草に隠れるように咲いていた。
最後の紫陽花の花がまだ咲き続けている。遅れながら今週、東海地方も梅雨明けした。庭・畑に広がっていたゲンノショウコの花が咲き始めた。白い花が早く咲き、追うようにピンク色が咲く。
初夏の花とも言えるヒオウギの花が咲いた。以前に姫檜扇(ヒメヒオウギ)の可愛らしおちょぼ口のような花を紹介したがヒオウギは可憐だ。
鬼百合も咲いた。百合はこの花が咲き最後に高砂百合が咲く。鬼百合はゆり根を食べる食用百合でもある。ツマグロヒョウモン蝶が花々を渡り歩く。写真は道を這う姫岩垂草にとまっているところである。
梅雨最後の27日(土)の散歩道の光景である。歩いていて今年は蝸牛(カタツムリ)が多いと感じる。写真のようなカタツムリがたくさん、散歩を楽しんでいた。
今年の梅雨、東海地方はほぼ例年通りの6月7日に入った。最初の頃はあまり雨が降らず空梅雨かと思いきや途中から毎日が曇天で気温も上がらず“梅雨寒”と言う日が続いた。例年通りに梅雨明けかと思えたが小型台風の発生・上陸で1週間ほど遅れ、7月28日の梅雨明けとなった。梅雨は終わったが30度超えの日々が待っている。時々は雨そして蝸牛をみたい。”蝸牛急ぐでもなく道渡り”