花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

また咲いたフジ シクラメン アジサイ ゲンノショウコ ヒオウギ 鬼百合 ツマグロヒョウモン カタツムリ

2019年07月31日 | 果実・花

  7月が終わる。毎年、字間の流れが早くなると言うが昨年はあまり早くは感じなかった。が、今年は本当に早い。理由を探すが見当たらない。70歳と言う一つの区切りを超えたぐらいしか思い浮かばない。もう一つ、今年は帰り花(狂い咲き)がとても多い気がする。子供の頃、桜が秋に咲いているのを見つけたときは大発見をしたように思ったものだが帰り花は珍しくないのかも。フジの花がまた咲いた。シクラメンも草に隠れるように咲いていた。

   

 最後の紫陽花の花がまだ咲き続けている。遅れながら今週、東海地方も梅雨明けした。庭・畑に広がっていたゲンノショウコの花が咲き始めた。白い花が早く咲き、追うようにピンク色が咲く。

   

 初夏の花とも言えるヒオウギの花が咲いた。以前に姫檜扇(ヒメヒオウギ)の可愛らしおちょぼ口のような花を紹介したがヒオウギは可憐だ。

   

 鬼百合も咲いた。百合はこの花が咲き最後に高砂百合が咲く。鬼百合はゆり根を食べる食用百合でもある。ツマグロヒョウモン蝶が花々を渡り歩く。写真は道を這う姫岩垂草にとまっているところである。

   

 梅雨最後の27日(土)の散歩道の光景である。歩いていて今年は蝸牛(カタツムリ)が多いと感じる。写真のようなカタツムリがたくさん、散歩を楽しんでいた。

   

 今年の梅雨、東海地方はほぼ例年通りの6月7日に入った。最初の頃はあまり雨が降らず空梅雨かと思いきや途中から毎日が曇天で気温も上がらず“梅雨寒”と言う日が続いた。例年通りに梅雨明けかと思えたが小型台風の発生・上陸で1週間ほど遅れ、7月28日の梅雨明けとなった。梅雨は終わったが30度超えの日々が待っている。時々は雨そして蝸牛をみたい。”蝸牛急ぐでもなく道渡り”


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帰り花 フジ トキワマンサク イトトンボ 白い桔梗 テイカカズラ ヒメヒオギズイセン ブットレア ヤハズススキ  萩 カワラナデシコ

2019年07月26日 | 果実・花

 九州・四国そして大阪と梅雨明けした。が、中国・中部はまだ明けない。変なの、と思っていたら中国地方は今日、明けた。取り残された気分の今朝もどんよりした梅雨空。月曜日から始まったラジオ体操に集まる人たちの話題も専らこれ!さて、梅雨明けは何時の事か。それがもたらしたわけではないだろうが今年は帰り花が多い。写真はフジそしてトキワマンサクだ。

   

 黒いイトトンボが飛び始めた。毎年、梅雨が明けるころになると飛び始める。白い桔梗も咲いた。以前に紫色の桔梗を紹介したがこれとは種類が違うのだろう。こちらは背が高く、優に1mは超えている。

   

 梅雨空の下、テイカカズラは今も咲き続けている。一斉に咲いた後も、長く花を見せてくれる。子供のころからよく見た花も咲いた。金魚草と呼んでいたように思うが正式名はヒメヒオギズイセン、懐かしい花だ。

   

 少し涼しさを感じる花を探していたら蝶の好きな花と聞くブットレアが大きく伸びた茎に上に上にと花を付けていた。その隣に秋の7草ヤハズ薄が伸びて綺麗な模様を見せていた。

   

 秋の7草、こちらは萩の花である。いまはまだ咲き始めのようで花数は少ない。そしてカワラナデシコも咲き始めた。考えてみたら”大暑”の次の節気は8月8日の立秋。梅雨が明けるか否かのうちに暦の上では秋が来る。

   

その大暑は今週火曜日23日だった。申し合わせたようにこの日から気温はグ~ンと上がり30度超え。一昨日は岐阜県の多治見市・揖斐川町でトップ2を飾った。何でもトップだったら良いと言うものではないが何故かちょっと嬉しい。散歩道にある熊野神社に祈った。”神様、大暑になったからと言って暑くしないでください。大所高所から考えて対処してください”。”んっ、ダジャレかよ”の声が、神様か・・・。  兎も片耳垂るる大暑かな(芥川龍之介)

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風蝶草(クレオメ)オトギリソウ(弟切草)カワミドリ(川緑)ベニーロイヤルミント ヒメイワダレソウ(姫岩垂草) カサブランカ

2019年07月21日 | 果実・花

  梅雨らしい曇天が続く。週末には梅雨明けかと言われているが湿度の高いのも過ごしずらいが灼熱地獄もねー、と地獄へ落ちるかのように怖がっている。爽やかな花が咲き始めたクレメオ、和名で風蝶草だ。見るからに風に舞う蝶、綺麗な花だ。風蝶草の右には昨晩咲いた月見草が花弁を朱くしながら残る。

   

 玄関先の沙羅の木の下、オトギリソウが咲いた。切傷の薬草のようだ。ところでオトギリソウ、漢字では弟切草と書く。物騒な名前に興味が湧き、調べた。平安時代、ある兄弟が薬効を発見、秘密で鷹の傷に用いていたようだが弟が他の人にバラしてしまったことに腹を立て、切り殺したことからの名前らしい。

   

 もう一つ薬草、こちらはカワミドリだ。風邪などの漢方薬に用いられるようだ。そしてベニーロイヤルミントである。虫よけの効果があると言うが・・・。

   

 ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)が広がった。車を置いているところも車輪の位置を除いて広がる。玄関先の公道にも門のところから蛍がいる水路まで範囲が伸びた。踏まれる場所では短く、踏まれなければかなり大きくなって花を付ける。賢く強い草花である。

   

 大きな花、カサブランカが咲き始めた。鉄砲百合・ヤマユリなどは同じ茎に同じ高さでぐるりと回るように咲くがカサブランカは上へ上へと咲く。

   

 ♫”私はいつもあなたに言った 別れ話はみっともないわ・・・”。10数年前、カーラジオから流れ来る歌に惹かれた。誰が歌っているのかなーと思ったものだ。歌手は演歌歌手で”兄弟船”の大ヒット曲を持つ鳥羽一郎氏。が、何度聞いても彼の歌声と思えない、鳥羽さんは凄い、こんな歌も歌えるのだ。作詞は内館牧子さん。出だしの内容は”別れ話はみっともないのでカサブランカを置いて行って”と言う内容だ。そこからの展開が面白い、別れようと決めたがなかなかカサブランカがドアの前に置けない、そして決意。置いて家に帰ると自分の部屋のドア前に手紙と一緒にカサブランカが置かれていた、と言う歌詞。難しいー、わからへん・・・。でも、いいか。♫”しゃべらないのが大人の別れ・・・”

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帰り花 ミヤコワスレとヤマブキ 月見草とユウスゲ ノカンゾウ 向日葵 カサブランカ2色 アオサギ ハルジオン

2019年07月17日 | 果実・花

  気候がおかしい。梅雨寒と言う言葉はあるが涼しすぎる。寒さに弱いこともあり車の後ろ座敷は洋服ダンスさながらにシャツを載せているが、車に行くまでの間だけの半そでTシャツが寒い。この気温が影響したか帰り花か未だに勿忘草が咲いている。そして先日も紹介したヤマブキもポツポツと咲く。

   

夜の華イヤ夜の花が美しい姿を見せる。と言ったが朝方のツキミソウだ。夜に飲み過ぎたかほろ酔い気分の頬を見せる。そしてユウスゲ。ユウスゲはツキミソウに比すると開くのが早く、夕方4時過ぎには咲いている。

   

 賑やかさのある花も咲き始めた。雨上がりでまだ雨露の残るノカンゾウ、そして夏の代表花、向日葵である。今年は日照不足で花々にも異変があるようだが、この向日葵も例年に比べると背丈が低く、花が小さい。

    

 先日、コブハクチョウの襲来でお米が育たないと言うニュースが流れていた。確か千葉県の方だったと思う。我が住む町はサギが多い。騙しの詐欺ではなく、シラサギそして写真のアオサギだ。多くてもこの鷺なら許せるか。今年はハルジオンが目立つ。多さもさることながら例年になくキレイに見える。葉の緑と黄色を真ん中に白く細いたくさんの花弁の対比だろうか。

   

 ハルジオンが咲く道なりに上ると大津谷がある。桜が終わった後もキャンプ地として多くの人が訪れている。若いころに行ったキャンプでは、いつも火の番が私の受け持ちだった。恥ずかしながら未だにご飯の炊き方さえ知らない。家での飯のお手伝い?何もしないわけではない。湯呑を出す・大根おろし・山芋を擦る。もう一つあった!”ゴマすり”。

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 鉢植えの紫陽花 フェンネル(ウイキョウ) クマツズラ ねじり花 八重のクチナシ ソバの花

2019年07月13日 | 果実・花

 我が家では春先からいつも奇妙なことが起こる。その花が終わる頃に鉢植えの花が増える。問い質すイヤ静かに”どうしたの?”と聞くと”安かったから買ってきた”。今年も鉢植えの紫陽花が増えた。水色のガクアジサイはあったように思うがもう一つの紫陽花は珍しい花だ。

   

 こんなところで、と言うような沙羅の木の近くで大きくなった草花フェンネルが咲き始めた。古代エジブト・ローマでも栽培された記録があり、歴史上もっとも古い作物のひとつのようだ(Wikipediaより)。

   

 クマツズラの花が車を止めている玄関先で咲き始めた。葉がバベンソウ(馬鞭草)という生薬になるようだ。そしてねじり花である。クマツズラ・ねじり花とも繁殖力が強く、だんだん増えている。

   

 八重のクチナシが咲いた。先日、欅の木の下に一重の花を紹介したがこちらは八重の花である。収集がつかないほど木が暴れた状態になったので一昨年に幹だけ残すような形に切った。やっとまた復活してきた。今度は上手に育てたい。

   

 ソバの花である。白い小さな花であるが愛らしい。ソバは花の下に実が出来る。

   

 人生の最後の晩餐に何を食べるかとの話題が時々ある。寿司・ステーキ・お造り等々・・・。元気な時に聞かれるとどんどん変わる。若いころに戸隠そばを食べた頃は美味さに感動し、ソバと言っていたときもある。暑い季節に向かう今、聞かれたらう~ん・・・ガリガリ君!

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