突き抜けるような青空と言う表現があるが今朝の空は正にこれ!どこまでも青い空だった。”青空に桜”、早起きしてきた甲斐があると言うものだ。写真6枚は大津谷周辺で写したものだ。ほぼ満開の桜が青空と夢のような世界を作っていた。大津谷の最も上流にかかる橋の近くの枝垂桜である。枝垂桜はまだ5分咲きと言うところだった。
バーベキューが出来る辺りの桜だ。洒落た屋根の下ではバーベキューが出来る。左は池田山の方角に見える景色である。山を駆けあがるヤマザクラ、これから頂上に達するまで長く楽しめる。
左はソメイヨシだが他の桜よりピンク色が濃く見えた。真ん中が辛苦に近い色だ。右はヤマザクラである。葉色が何とも言えない美しさである。
我が家に戻りシデコブシの木を見上げる。長い花弁を持つ花が寄り集まり舞い踊ると言う形式だ。
さいしょに庭の北に当たる土手に咲いたカタクリである。今年はこの土手で6輪、その他で6輪咲いた。カタクリの根は深く、植え替えが大変な花のようだ。じっくり増えていくのを待ちたい。
大津谷の桜も今週末が見頃のようだ。”願わくば花の下にて春死なんその如月の望月の頃”そして俳句では”散る残る桜も散る桜”。どうも桜に関する詩は寂しいものが多いようだ。心待ちにする分、満開になった後は散るを心配する。心乱される花のようだ。究極は”世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし”、そうかも知れない。でも桜はやっぱり美しい。