花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

大津谷の桜2018年3月30日 シデコブシ カタクリの花

2018年03月30日 | 果実・花

突き抜けるような青空と言う表現があるが今朝の空は正にこれ!どこまでも青い空だった。”青空に桜”、早起きしてきた甲斐があると言うものだ。写真6枚は大津谷周辺で写したものだ。ほぼ満開の桜が青空と夢のような世界を作っていた。大津谷の最も上流にかかる橋の近くの枝垂桜である。枝垂桜はまだ5分咲きと言うところだった。

   

バーベキューが出来る辺りの桜だ。洒落た屋根の下ではバーベキューが出来る。左は池田山の方角に見える景色である。山を駆けあがるヤマザクラ、これから頂上に達するまで長く楽しめる。

   

左はソメイヨシだが他の桜よりピンク色が濃く見えた。真ん中が辛苦に近い色だ。右はヤマザクラである。葉色が何とも言えない美しさである。

   

我が家に戻りシデコブシの木を見上げる。長い花弁を持つ花が寄り集まり舞い踊ると言う形式だ。

   

さいしょに庭の北に当たる土手に咲いたカタクリである。今年はこの土手で6輪、その他で6輪咲いた。カタクリの根は深く、植え替えが大変な花のようだ。じっくり増えていくのを待ちたい。

   

大津谷の桜も今週末が見頃のようだ。”願わくば花の下にて春死なんその如月の望月の頃”そして俳句では”散る残る桜も散る桜”。どうも桜に関する詩は寂しいものが多いようだ。心待ちにする分、満開になった後は散るを心配する。心乱される花のようだ。究極は”世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし”、そうかも知れない。でも桜はやっぱり美しい。

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桜の季節 宮地小学校・熊野神社・大津谷の桜2018年3月27日

2018年03月27日 | 果実・花

 待ちに待った桜の季節。今年は一週間から10日ぐらい早く、これらの景色になったように思う。そして開花から花々が開くのがとても早い気がする。開花日からまだ3、4日目だがもう満開の木も見受けられる。

先ず、宮地小学校の桜である。校庭の東側に位置するソメイヨシノ・ヤマザクラ・枝垂桜そして四季桜も満開に近い。右は四季桜である。ソメイヨシノ・枝垂桜は花のみが咲き、ヤマザクラは明るい茶色の葉と共に花が咲く。四季桜の葉は緑、それぞれで美しさの演出が異なる。

   

熊野神社の桜景色である。左は鐘楼がある位置から上って来る参道を写したものである。写真右側にヤマザクラそして左側にソメイヨシノが配されている。1本だけ桜色と言うのだろうか他とは違う一際ピンクが濃い高い桜木がある。青空に広がるピンク色の花を見上げるのも良いものである。

   

熊野神社にある鐘楼にかかる桜である。鐘は古い時代の中国製、下辺が波打った形をしている。一見に値する。神社から大津谷に向かう道の北方向に見えるお寺の近くに見える桜である。更に北方に谷に沿う桜並木が見える。温泉弓削庵から降りてきた谷沿いのようだ。弓削庵そして弓削寺の桜も見事である。

   

写真左は池田の町から大津谷の道路の左側に見えるヤマザクラ並木である。車のガラス越しに写したもので青みがかっているのはお許しを。この道を更に走ると右側の写真のような景色が見えて来る。こちらはほぼ満開だ。

   

大津谷のキャンプ場がある辺りを北側から見た景色である。梅と桜が同時に咲いているのを見ることは稀だが今年はそれが実現した。水仙のおまけつきの風景が拝める。写真右はキャンプ場の景色である。まだ、5分咲きぐらいの木もあるが満開までは時間の問題だ。明日には満開近しの報告が聞けそうだ。

   

こちらは大津谷キャンプ場の近くにある枝垂桜だ。ぼんやり眺めるだけで至福の時を味わえそうだ。右は大津谷を少し下がったところから見上げた景色である。水の流れは写真右側になる。88夜が近づく茶畑に古墳に広がる桜、そして山中にポッポッと沸き立つように見える山桜の織り成す景色を楽しめる。

   

桜の開き具合は?と見上げる。ボチボチと蕾も見かけられるが満開近しである。

   

キャンプ場から200m下がった橋からの景色である。左は更に下流を写している。右に見えるのは山桜の老木だが近くで見て欲しい。思わず”頑張っているな”の言葉が出る。そして最後にもう一度、上流の桜を振り返った。こちらの景色にも山々にヤマザクラが拝めるようになる。

    

大津谷の桜まつりは4月8日だが多くの桜は散りはて近くになっているかも知れない。が、まだ八重桜が残っているのではないだろうか。これから10日間、春爛漫を心ゆくまで満喫しようと思っている、アルコールはなしで。

      

   

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カタクリの花の開花 イカリソウ(錨草)シデコブシ 大津谷の桜2018年

2018年03月25日 | 果実・花

 先日まで陽射しは暖かいが風がまだ冷えていると思っていたが今日は心から春を味わえた一日だった。カタクリの花が咲き始めた。写真は2枚とも日中に開き切ったところを写したものである。カタクリは朝に開き始め、夜にはまた閉じる。日中はイナバウアー、夕方には鶴の飛び姿、夜から朝は湖で羽を休める鶴に見える。

   

イカリソウも咲き始めた(写真左)。こちらは錨と言うより宇宙船を思わせる。もっとアップしたらUFOの襲来に見えるだろうか。そして右は中部地方にしか群生していないシデコブシである。花弁が何とも言えない楽しさで開く。この花弁、花によって枚数が違う。通常12,3枚だが多いものでは15,6枚あるものもある。暇に任せて数えた実数である。

    

我が里でも桜が咲いた。写真左は里で毎年最初に花咲く桜である。ソメイヨシノに見えるのだがあまりに早いので疑心暗鬼になる。桜と梅の花を1枚の写真に収めたいとここ数年、思っていたが今年は実現しそうだ。右は我が家から南を見た風景である。一番手前に棒状に花を付けているのが先日紹介したアンズの花、次に横に白い花が広がっているのがまだ残る梅の花、そして奥に開き始めた大津谷の桜並木が見える。大津谷にはヤマザクラも多いがこちらは新葉とともに花がかなり咲いている。が、ソメイヨシノはまだ開花宣言レベルである。

   

この暖かさが続けば満開は3月末から4月初めぐらいだろうか。ちょうど今週の土日が月替わりだ。毎年、散り始めの夕方に缶ビール1本片手に散歩していた。今年はノンアルコール、来年は甘酒に変わりそうだ。

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雪柳の咲き始め カタクリの蕾

2018年03月21日 | 果実・花

来週には桜が満開になりそうな勢いである。高知県では開花宣言から4日で満開になったと聞く。今か今かと待つ楽しみも味わいたい。もっとゆっくり、日数をかけて咲いて欲しいものだ。写真左は前回も紹介したサンシュユ(山茱萸)である。春黄金花の名前がツボにはまり、毎日のように近づいて見る習慣になった。その近くで白い花がだんだん増えてきた。ユキヤナギ(雪柳)である。庭・畑の方々で見ることが出来る。満開時の押しつぶされそうな咲き方も良いが白さを増す様を楽しめる今も良い。

   

花を付ける椿の木が増えてきた。それぞれに名前があるがほとんどわからない。今頃の花弁は寒さに傷むこともなく美しい。

      

最後はこれから咲こうとしている花である。左は椿だが白い花弁にピンクの斑入りの花になる。下側に見える花弁が何故か1枚分赤い。どんな花になるのだろうと楽しみが増えた。右は私の好きな山野草の一つ、カタクリの花の今である。花弁が開いたときの姿はハクチョウの飛ぶに似ていると思うのだが今は蕾がくちばし、葉が羽根で優雅に泳ぐ姿を想像できる。

   

女性の姿は花木によく例えられる。”まだ蕾でこれから大輪の花に”、”花なら見頃”そして”立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花”と言う美人の容姿・立ち振る舞いを例える言い方もある。が、花だけが美しい時ではないだろう。桜でも花が咲く前に木々がだんだんとピンク色に染まっていく様は何とも美しい。また、花の後の芽生えを楽しみにする人も多くいる。要はその時々においての輝き方が需要なのではないだろうか。女性に比べて男性の例えは少ない。必要性を表す言葉が”枯れ木も山の賑わい”だけのような・・・。

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春へのラストスパート 大津谷の梅 クリスマスローズ2種 黄色の花ミツマタとサンシュユ ニオイスミレ シュンラン

2018年03月19日 | 果実・花

 春到来を何で感じるかは人それぞれでしょうが草木の花で知る人が多いのでは。花の中でも桜で春を感じる人が圧倒的多数だろうか。桜の開花がチラホラと聞こえてくる季節、そのスピードは春へのラストスパートかと感じている。我が里でも梅が満開を迎えた。梅には春告花の別称がある。春到来を梅で知らせゴールは桜、ここから春本番が始まると勝手に思っている。

写真左は道沿いに植えられた梅群、緑の増した茶畑に紅白の梅が美しい。右写真は桜の名所大津谷の梅である。梅が散り始めると間髪を空けず、桜の開花が始まる。リレーで言えば今は第3走者が3コーナーに差し掛かり、桜へバトンを渡す最後の力走区間と言うところだろうか。

    

クリスマスローズ、呼び名からすれば春からずれているが日本でクリスマスローズと呼ばれる品種は広く、今の時期に咲くのは正式名はレンテンローズらしい。我が家でも色々な色の花が咲いている。

   

これも春に先立つ花ではないかと思っている。左はミツマタの花そして右はサンシュユ(山茱萸)である。サンシュユは春黄金花の別称があるのを教えてもらった。傍に寄り子細に見てみるとその意味がとても理解できる。

   

そして最後はいよいよ春入り。左はスミレの一種ニオイスミレである。1月の終わりごろから寒さに負けずポツポツと咲いていたがここに来て花数が増えた。そして右は名にも春の文字が入る春蘭(シュンラン)である。この花を見ると毎年、野山に遊んだ子供の頃が思い出される。郷愁を誘う花である。

   

我が地でも河津桜・彼岸桜が咲き始め、大津谷のソメイヨシノ・ヤマザクラも遠目に木々がピンクがかって見えるようになってきた。桜は散った後の芽吹きも美しいと言う人も多いが今の時期、だんだんとピンク色が濃く見えるようになるのも嬉しい。♫春を愛する人は心清き人・・・、荒木とよひささんが若いころ(1963年)に作詞作曲された”四季の歌”の歌詞である。

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