花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

忍冬(スイカズラ)朴ノ木の花 テイカカズラ ヤマボウシ(山法師) 月見草

2018年05月26日 | 果実・花

 今年の5月、気象異常か暑い日は真夏日前後の気温になる。そして雨が降れば寒さもあるが大雨警報が出るほどの降りになる。花々にも影響があると思うのだが今年も春の花は盛りを迎えた。が、唯一この花の数が少ない。忍冬である。冬を耐え忍んで咲くからの名前のようだが出来が良くない。右の花で見えるように忍冬は最初は白い花であるがだんだん黄色に変わって来る。

   

今年も朴ノ木が大きな花を付けた。木が大きくなり2階から見ても右の写真のようにしか見えない。右は下の方に咲いた花である。木の花としては最大のようだ。今年は少し刈り込まなければ。

   

こちらはフェンスに這わせたテイカカズラ(定家蔓)である。右の写真のように5枚の花弁が風車のように見える。

   

ヤマボウシの花2色である。スイカズラはダメだったがこちらは非常に花の数が多い。左の白い花が多いが右のピンク色も綺麗だ。

   

そして最後は月見草である。年ごとに株が増え、今年は毎夜20個ぐらいの花が咲く。夕方に咲き始め、朝、私が起きる頃にはもう花弁を閉じている。その後、だんだんピンク色に変わり最後は赤くなる。チラホラと赤く萎んだ花は昨晩以前に咲いた花である。

     

明日はダービー開催日である。日曜日の午後は競馬と決めているが今年は絶不調で2月中旬から連敗していた。先週のオークス開催日もやった。午前中に薪作りの作業を済ませた後、シャワーを浴び着かえてPC片手にテレビの前に座る。その時の服装が白いTシャツに白いトレパンの白装束、まるで豊臣秀吉の前にひれ伏した伊達政宗みたいだなと思いながら臨んだら勝ちは僅かだが連敗が止まった。白装束伊達政宗がくれた勝利か。

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一人静 二人静 ユキノシタ ニゲラ タイム ユスラウメ グミ 月見草

2018年05月19日 | 果実・花

 土の中から顔を覗かせた時は全く違う花に見えた一人静と二人静、今はこんな姿になりかなり近づいた感じだ。でもよく見ると葉は形状も光沢も違う。花が1つか2つ以上かの違いのように思える。背丈は二人静の方が高い。

   

 昨年少なくなったように思えたユキノシタが今年は広く、多くの花茎を出した。写真左は門から続く車を止めるところに広がったユキノシタである。遠目に垂れ下がるように咲いていると思える花、実は右写真のような恰好をしている。花弁の2枚が長く、可憐な顔をしている。

   

駐車場の横はユキノシタと混じり可愛い花が広がっている。写真左はニゲラそして右はタイムである。ニゲラは南ヨーロッパ原産の花で和名は黒種草(クロタネソウ)だそうだ。面白い形をした花だ。タイムは香辛料に使用される薬草である。

   

木の実が熟し始めた。子供の頃に食べた懐かしい2種で左はユスラウメである。形はサクランボと似ているがそれほど甘くない。コリっとした感触の中、薄甘さが広がる。右はグミである。これはオオグミでこの木は今年初めて実を付けた。甘みの奥に渋みもある。ユスラウメとグミ、郷愁を誘う味である。

   

駐車場の横には更にこんな花も広がる。月見草である。毎年、少しづつ株が増え、今年はこのところ毎日、20個以上の花が咲く。夕に咲き、朝にはしぼみ始めピンク色に花色を変える。写真で赤く見えるしぼんだ花弁は昨晩より前に咲いた花である。

   

5月に入り、かなり暖かくなったが相変わらず月一ぐらいで風邪をひく。それでも肺炎まで至るなどの重症にならなくなった。とは言え今年も3度、病院にかかっている。1月に高熱でかかった後、2回目は4月だった。病院の看護師さんに”しばらく見えないので心配してたのよ”と言われた。”んっ?”と思ったが・・・。負けてならじと”また、元気だったら来ます”と言い残して帰ってきた。

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サツキ ポピー ジャスミン 橙色のアヤメ 夏ロウバイ 朴ノ木の花(蕾) 白い花のシラン

2018年05月12日 | 果実・花

やっと暖かさが続くようになった。今日の日中は外で作業をしていると日射病を心配しなければならない暑さ。”ちょうど良い”と言うのは何でも難しくそして続かないもなのだと年寄りめいた考えが頭を過る。花もしっかり5月入り。ツツジの後を受け継ぐようにサツキの花が咲き始めた。ツツジと何が違うかの議論があるが咲く時期が遅い・花が小さいで十分ではと思っている。

   

こちらは賑やかに咲くポピーの花、ここ以外でもこぼれ種であちこちに咲いている。賑やかさが似合う花である。そして右はひっそりと咲くジャスミンの花である。花も薄い紫色で隠れるように咲いている。

   

そして、こちらも5月の代表的な花アヤメである。紫色がアヤメをより感じさせるが右のような色の花も楽しい。

   

左は夏ロウバイである。比較的大きな花が小さい木に沢山、咲いている。そして右は蕾が膨らみ始めた朴ノ木の花である。2階からしか花は見えず、チェックに2階への階段上がり下がりの運動を促される。

   

最後はお馴染みシランの花である。

   

シランは漢字で紫蘭、即ち紫の花を表している。が、左の花は白い。白い花でもシラン(紫蘭)と言うのか・・・・・そんなこと、私ははシラン。懲りずにもう一つ、朴ノ木の花は木では最も大きな花と知る。朴ノ木の花が咲いたときはどんな感嘆詞を発するのか、勿論”ホー”。お粗末なダジャレの私を、春らしい宵が慰めてくれる。

   

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面白い名前・似た花 ナンジャモンジャ ヤマボウシ オガタマ 箱根バラ(山椒バラ)

2018年05月09日 | 果実・花

ゴールデンウイークも終わり、名実ともに5月入りか。と思う一方、私には”そんなの関係ない、そんなの関係ない”と一時流行った古いフレーズを思い出す。もう5年になる。淋しい気持ちよりも残り休みを計算してしまう憂鬱感を味合わなくてよいのが嬉しい。今回は面白い名前の花・似た花そして名前が似た花を選んでみた。

写真はナンジャモンジャの花である。正式名はヒトツバタゴらしいが見た人の驚きが伝わるこの名前が好きだ。

   

2つ目は似た花である。左はもう散ってしまったがハナミズキの花である。これは白色だがピンク色・薄い赤色などいろんな花がある。大垣市にも街路樹にしたハナミズキ通りがある。右はヤマボウシである。青い花弁のときも美しいが色を変えながら長く咲く。真ん中の実は赤くなりそして黒くなって来た時が熟した印で食べることが出来る。上手く表現出来ないが薄甘い味で美味しい。

   

そしてよく間違える名前の花である。左は先日、紫色の花のものを紹介したオダマキの白である。紫色の株は増えたのだが白色はこれしかないと奥方殿が嘆いていた。そして右はオガタマである。バナナの香りがすると言うが・・・わからない。オダマキの花は次から次と咲き花の咲いている期間は長いがオガタマはとても短い。頭が”オ”で始まることでオ、オ、オ、と言っているうちにオガタマの名前が出て来る。

   

そしてこちらは薔薇の仲間である。右は先日来、紹介しているナニワイバラである。そして右は山椒バラである。山椒バラは箱根の知人から貰って来たもので箱根バラと教えてくれた。

   

 箱根は私にとって思い出の地である。と言うと何となく色めいた話を期待したくなるだろう。が、仕事繋がりの話だ。研究所で音声が録音・再生できるマイクロフィル写真を用いた機器の応用開発を担当した時、その応用商品を箱根の資料館に入れてもらった。これがよくトラブり、毎週のように箱根湯本からバスで通った。ある時、大雪でバスが出ず、ケーブルカーで行った。この時の眼下に広がる雪景色の美しさは今も記憶に残っている。役得と言うことを始めて味わった25歳(?)の冬である。

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高野山参拝

2018年05月03日 | 旅行

ゴールデンウイークの初日の4月28日、久しぶりにバス旅行に行った。目的地は高野山である。高野山と言うと奈良県のイメージがあるが所在地は和歌山県になる。岐阜県大垣市を7時40分に出発したバスは京滋バイパスを通り、大阪門真市から南下するルートを走る。そして岸和田ジャンクションを出て高野山に向かう。昼食は弁当が出る。バスの中で美味しく頂いた後、12時前に奥之院に到着した。写真左はお墓が両脇に並ぶ弘法大師御廟への道である。右は加賀百万石のお墓である。 

   

戦国から徳川時代の大きなお墓が目立つ中、御廟に着く。残念ながら”御廟の橋”の手前から写真撮影禁止、脱帽の上、大声で話すことも抑止されながら御廟を参拝する。御廟は左側から回って地下へ入れる。弘法大師に最も近づけるとされる祭壇を参拝する。帰りは来た道とは異なる経路を通る。右の写真は親族の供養のために持ち込まれた供養塔の集まりとの説明だったように思う。

   

奥の院辺りは海抜900m辺りにあるようだ。桜が満開を迎えていた。

   

奥之院から壇上伽藍のあるところまでバスで戻り90分間の自由時間となった。写真左は大伽藍に入る中門である。持国天・増長天・広目天・多聞天が安置されている。そして右の写真は中門を入ったところに位置する金堂である。高野山一山の総本堂である。

   

写真左は根本大塔で高さは50mあるようだ。大日如来・金剛界四仏に加え16本の柱には菩薩が描かれ、曼荼羅が顕されている。根本大塔から蛇腹道を通り、金剛峯寺へ向かう。右写真はその出口で大伽藍を振り返ったところである。紅葉が植えられているが青と赤の若葉が美しい。

   

金剛峯寺に到着する。秀吉に追放され自刃した豊臣秀吉の柳の間がある寺である。金剛峯寺の寺紋は2つある。五三の桐と右三つ巴である。

   

金剛峯寺周辺は石楠花が多く見られた。

   

金剛峯寺から先に記した蛇腹道を大伽藍に戻ると東塔と根本大塔が2塔同時に見えるポイントがある。塔が2つある寺も稀だが2塔が写真に納まるのは珍しい。

最後の写真は金剛峯寺にある石庭で蟠龍庭(ばんりゅうてい)である。石庭としては最大の庭のようだ。

    

金剛峯寺の別院の襖絵を描かれたのは守屋多々志画伯だった。弘法大師入唐の模様の他、花や鳥が描かれていた。残念ながら絵画を見る目は全くない。が、守屋氏は岐阜県大垣市生まれと知っていたことから新たな発見をしたような喜びが湧き、一つ一つの襖絵を注視しながら回った。

岐阜に住んで45年を経過した。以前はスポーツでも芸術でも生まれ育った徳島県出身者を応援・注視していた。が、何時頃からか岐阜県出身にも心が動くようになっている。洋画家の熊谷守一氏もそうである。また若手では直木賞作家の朝井リョウ氏がいる。”何者”は面白かった記憶である。内容?昨晩、何を食べたか覚えていない人にその質問はキツイ。

 

  

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