花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

異変 果物がたくさん実る予感(ユスラウメ・ビワ・ウメ・プラムの青い実) クロアゲハ 電話帳が消えた!

2016年04月27日 | 日記

 ”異変”と言う言葉がぴったりの今冬、全国的そして我が里も”暖冬”だった。桜の開花は少し早いぐらいだったが椿は20日ほど、梅は1ヶ月近く早く例年は3月10日前後に咲く我が家の梅が2月中旬には咲いていた。異変はまだ続く。

2種類あるフジの1つは今が盛りで片やはもう終わりに近い。旧暦で表した花札の2月は梅・3月桜・4月藤、今年は新暦でピッタリと咲いている。”異変”と言う言葉、何となく良からぬ時に使うことが多いような気がするが今年は何か良いことがたくさん起こりそうな気がするのだが・・・。

写真は実りに向かう我が家の果物である。”実りの秋”と言うが春から梅雨時に実る木の実も多い。写真1はユスラウメ(梅桃)、写真2はビワである。ユスラウメは5月中旬、ビワは6月初めだろうか。今年は時期に関してはあてにならない、みんな記録的に早いのだろう。ビワはカラスそして虫よけに袋をかぶせた。美しく美味しい実を期待している。写真3は梅の実、そして写真4はプラムだがどちらも今年初めて多くの実を付けている。嬉しい異変である。写真5はネクタリンだがまだ花が残っておりこれからである。

更に異変を2つ、先ず写真6は黒揚羽蝶(クロアゲハ)である。。こんな風に大きく羽根を広げ休んでいるところを見るのは珍しい。もう一つ大事件がある。先日、携帯電話でメールを出そうとしたがアドレスが出てこない。”えっ!”と思いながら詳細に調べたら200件以上はあると思うメルアドは7件、電話帳は40件あまりしか出て来ない。すぐにドコモショップに走ったが原因不明。一瞬青ざめたが、並行して使用しているタブレットに2年前のアドレス帳が残っており、胸を撫で下ろした。こんなこともありますから皆さん、バックアップはとっておきましょう。

もう1つ、おまけの話がある。この里へ移り住んで7回目の春であるが初めてキツネに出くわした。私が先に気付いたのだが”また、こんなところに子犬を捨てて”と思った瞬間、振り返ったら狐!何とか写真を、と思ったが遠く木の陰へ行き、こちらを伺っていて撮れずだった。キツネ、良い方に騙してくれないかなーと思いつつ近くの熊野神社へ散歩で立ち寄った時、稲荷の祠にも立ち寄り拝んできた。すると今年に入ってからずっと苦しんでいた頭痛が軽くなり、今は治って1週間になる。もう1つ聞き届けて欲しかった競馬は・・・もちろん負けた。

         

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郷愁 子供の頃の春の遊び 山菜採り ミツバアケビとアケビ 春蘭

2016年04月20日 | 日記

 初孫がまもなく3歳である。娘夫婦の家にはたくさんのおもちゃが転がる。そして我が家でも女房がこんなものを売っていたと動物・アンパンマンのシール、ブルドーザー・ダンプカーなどのミニカー類などを買ってくる。今は色んな物が安価で手に入るようだ。自分が子供の頃はどんな遊びをしていただろうと考えてみる。、

おもちゃは何か買ってもらったのだろうがあまり記憶に残っていない。唯一、お祖父さんがソフトボールのボール・バット・グローブを買ってくれたのは覚えている。ではその他は?野原を飛び回っていたことを思い出す、”山菜採り”である。春にはワラビ・イタドリなどを誰よりも先にと探したものである。、が”山菜採り”と言って最も燃えたのは秋のアケビ取りである。

最初の写真2枚は野山によくあるアケビの花である。アケビは雌雄同株で左の写真が雄花で右側の写真が雌花である。雌花に見えるバナナのような雌しべ1つ1つが受粉であけびの実になる。野山では受粉し実になるのは1つの雌花で1~2つである。このアケビの葉は5枚が1セットである。アケビにはこの種の他、葉が3枚セットのミツバアケビと言うのがあると聞いていた。先日、パパイアなどを見た内藤記念くすり博物館で初めてこれを見て、少々驚いた。写真3,4がそれだが雄花・雌花とも全く異なり、花の付き方もかなり違い、1つの雌花が茎の近くにあり、その茎の先に雄花がたくさん付いている、まるで大将(雌花)が家来(雄花)を従えているようでちょっと落ち込んだ。因みは実は同じようなもののようだ。

桜の時期も終わった。野山では山桜が咲いていたのを思い出す。山桜は当然だが温かい山裾から咲き始め、だんだんと山を上る。また山桜はソメイヨシノなどとは異なり葉が出た後に花が咲く(写真5)。もう一つ、春の山で楽しみだったのは春蘭である(写真6)。が、春蘭の名前は知らず、”ジイサンバアサン”と読んでいた。花の中を覗くとそう見えると教えられたが・・・今見ても???である。

            

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使わないように心がけた言葉”忙しい”、”疲れた” 失敗した相槌”なるほど”

2016年04月11日 | 日記

仕事で一番油が乗っていた頃って何時頃だっただろうと振り返ってみる。人により異なるだろうが私の場合は40~50歳過ぎぐらいの10数年だったのではないかと考える。年代それぞれで忙しい時期はあったがこの時代が最も忙しくそして楽しかったように思う。夜遅くまで頑張り、土曜日もゴルフに行く時以外は午前中は会社に行っていた頃である。ビジネスの面白さが分かり始め、また人とのお付き合いをから学ぶことも多かった時代だった。

この時代が来る少し前の30歳後半に本でこんなことを学んだ。”上司は忙しくともバタバタしていてはいけない。何故なら部下が相談したくても躊躇する。結果的に大事な判断時を失う”。上司の端くれに座った時だったので強く印象に残った。それでなくても”忙しい”と言う言葉、親しい人に聞かれた時はともかく、”忙しい、忙しい”と常に言っているのはあまりよい姿に映らないように感じた。

同じような言葉と考えるのが”疲れたー”である。仕事からの帰宅時・家族と遊びに出掛けた帰り道など本当に疲労困憊で”疲れた”と口から出そうになる。が、これも飲み込むべきだと考えていた。”忙しい・疲れた”の言葉は充実している今が逃げていく感じがする。じっと我慢し1人で風呂に入った時”フー”である。逆に積極的に使用しようと思った言葉が”なるほど”である。仕事上で知り合った人がよく使っていて、非常に良い言葉に聞こえた。私も、と思いタイミングを学び使用し始めた。最初は考えながら使っていたので良かったのだがそのうちに乱発が始まり、相槌がほとんど”なるほど”になった。こうなるといけない。”なるほど”の言葉が軽くなり過ぎ、話を殆ど聞いていないように取られた。やはり”なるほど”はここと言う時、膝を打ちながら”なるほど!”ぐらいが丁度良いようだ。

先週の金曜日、一ヶ月ぶりに岐阜大学附属病院に行って来た。大学病院は丁寧さもあるがとにかく長い時間かかる。今回は検査が多いので覚悟していったが全てが終了したのは14時。9時半スタートだったので4時間半である、疲れたー。

桜狂騒曲の終焉である。花弁が風に舞い川面を埋め尽くす。”花筏(はないかだ)”と言う粋な言葉がある。桜に限らないが花弁が水面を連なって流れる様である。花は散りて尚、楽しませてくれる。春は梅の開花で始まり、桜で”春爛漫”となる。最初の写真は最も遅く咲く玄関先のボタンザクラである。この写真ではわかりにくいが枝垂れ桜である。そしてその左は好きな花の1つ利休梅である。清楚な可憐さに魅せられる。その下右側はハナモモである。おとなり揖斐川町の”町の花”である。最後は大津谷で見かけたセグロセキレイである。水辺で遊ぶ鳥が気持ちよさそうに見える季節の到来である。

   

     

 

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歌謡曲 好きな歌詞(フレーズ) 雪列車・夢芝居そして津軽海峡冬景色

2016年04月03日 | 日記

歌謡曲をよく聞き、口ずさんでいたのは何歳頃だっただろう、と考えてみる。高校生から30歳前ぐらいだろうか。そして、もう一度ピークがある。カラオケ関係の仕事に従事していた45歳から55歳の十年間は主に有線放送を聞きながら歌を覚えた。でもやはり若い頃の歌が今も心に残る。

前回も記したが曲にも惚れるが歌詞の味わいに何とも言えない気持ちにさせられることも多々ある。素敵な歌詩はたくさんある。作詞家では阿久悠氏の詞が幅広く好きであるが1フレーズだけながら心に残る詩はたくさんある。これを好きな順番に3つ上げてみる。

3位→雪列車 歌:前川清 作詞:糸井重里

”匂うように笑うように雪が降る 白い景色逃げるように汽車は走る・・・”で始まる女性の失恋後の詩だが、2番の歌詞で”なにげなく髪を切れた幸せな日は・・・”と歌う。ここに惹かれる。”失恋したら髪を切る”の裏返しか。

2位→夢芝居 歌:梅沢富美男 作詞:小椋佳

”恋のからくり夢芝居・・・”で始まる恋の歌である。男の心で書かれていると思う。好きなのは最後のフレーズ”恋はいつでも初舞台”である。新しい恋をするときはそうだったと頷ける。

1位→津軽海峡冬景色 歌:石川さゆり 作詞:阿久悠

”北に帰る人の群れは誰も無口で海鳴りだけを聞いている・・・”もいい。女性が失恋し北に帰るときの歌だと思うのだが2番の歌詞に心が騒ぐ。”さよならあなたわたしは帰ります 風の音が胸をゆする泣けとばかりに・・・”。何度聞いても、また何度歌っても同じように胸が揺すぶられる。

春先の今の時期、桜の話一色になると言っても過言ではない。開花・満開の時期、そして台風の進路の如く”桜前線”が報道される。写真2枚は色違いの桜であるがどちらも美しく心浮き立つ。春の一瞬、桜で明け暮れるのも悪く無い。

   

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カラオケ機器の変遷 曲数の増加 一番好きな歌詞 ピンク・黒のネコヤナギ トサミズキ

2016年03月16日 | 日記

昔と言う程、遠いことではないがそう表現することが正しいような劇的な変化である。カラオケは選曲本を見て、好きな曲を選んでいた。電子目次本に変わり始めてまだ15年もならないのだが遠い昔の気にする。

その前の技術革新である通信カラオケが発売されたのは1991年だったと記憶する。それまでは直径30cmのビデオディスク(VD)に24~30曲前後の曲が収納されているものを使用していた。24曲のためカラオケ店ではVDを200枚近く保有、大変なコスト・スペースである。それでも曲数は5000曲前後ある。曲数が飛躍的に増え始めたのは通信カラオケになってからである。各社間でカラオケ機器で歌える曲数を競い合ったのもこの頃である。

歌が印象に残る・好きになるは色々ある。歌っている歌手が好き・曲が好き・全部好きなどなど・・・。私の場合、曲は言わずもがなだが歌詞あるいは一部のフレーズが好きになることも多い。全体を通し最も好きなのは”♫よこはま たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草の煙 ブルース 口づけ 女のなみだ あの人は行って行ってしまった あの人は行って行ってしまった もう帰らない”。よこはま・たそがれ、五木ひろし氏の歌である。切れ切れの言葉を並べる積もりだったかどうかはわからないが、歌詞の一語ごとに情景が次々と浮かぶ。。山口洋子さんの詩である(作曲者 平尾昌晃氏)。残念ながら2014年に亡くなられた。直木賞作家でもある。

ピンクのネコヤナギが開き切ろうとしている。そんな傍らで珍しい黒のネコヤナギが出始めた。また、北東の角ではトサミズキ(土佐水木)が満開に近い。

        

      

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