明日は31日、大晦日だ。大晦日と明日、何が違うわけでもないが”明日は新年、気が引き締まる”。朝陽も変わるわけではないが2022年の朝陽も後2日で見納めか、と思うとつい手を合わせたくなる。
先日12月19日、忘れもしないコロナへの感染が判明した朝は冷え込んだ。病院に行く前に見回るとシモバシラの茎に霜柱が出来ていた。どうすればこうなるのかわからないが今まで見た中で一番、長い。
こちらはもっと見事!残った茎の全てに、上るように氷の花が咲いていた。
新年を迎える草木、蕾がどうなっているかと回ってみる。最初の写真は梅、こちらはまだ蕾に至っていない状態だ。そして椿を除き我が家では年初、最も早く咲くロウバイ(蠟梅)だ。こちらはしっかりとした蕾が見える。
コロナ感染から回復途上の日々、座るソファーからヒヨドリが手水鉢に来るのがよく見える。今日のヒヨドリはいつもに比べて長く何度も何度も水浴びをしていた。時間をかけた毛繕い、鳥の世界でも正月への着飾りか。
明日12月31日(旧12月9日)は七十二候 冬至末候 雪下出麦(ゆきわたりて むぎのびる)である。降り積もった雪の下で麦が芽を出し始める頃を表す。今では麦を見ることさえ珍しくなったが極寒の中でも草木が芽吹く力を着実に育む姿が伝わって来る。
正月を迎える縁起物の花(?)、センリョウとマンリョウだ。センリョウは上部からでも実がよく見えるが大分、実の数が少ない。
明日は大晦日だ。2022年は二十四節気・七十二候を元にブログを作成してきた。”小寒”から始めた今回の試み、今日で一回りだ。最後になってコロナに感染し、冬至の七十二候2回分を1回の投稿で済ませることになったが何とかやり遂げた。コロナ感染が厄落としとなり、来年は良い年であって欲しいものだ。
皆様、良いお年をお迎えください。