学生そしてサラリーマン時代もそう言うことがあったように思うが覚えられない言葉・人の名前・地名などがあった。現役を退き、毎日が日曜日の時代になっても同じようなことが起こる。その一つ、毎年咲くのに覚えられない花がある。その一つオダマキだ。頭に”オ”が付くことまでは記憶にあるのだが・・・。紫色の可憐な花、白色もあるが咲くのが少し遅い。
前記したオダマキの名前を思い出そうとしているときに出てくる名前の花、オガタマだ。バナナの匂いがすると聞き、植えたらしいが・・・しないようだ。それならば、もう少し小さい木に、と思うのだがなかなか出来ないでいる。今年も匂いは感じないながらもこんな風にキレイに咲いている。
コデマリが天に向かいて咲いている。コデマリはユキヤナギと同じように垂れる枝に押し合うように咲くのが美しいのだが・・・。昨年、花後に切り忘れて大きくなってしまった。毎年、秋にヒノキなど大きな木の剪定に来てくれる元会社の同僚が”こんな大きなコデマリの木は見たことがない”と言っていた。褒め言葉ではないまでも”これはこれで良い”と言っているように思っていたが・・・あれは”切らなあかんよ”の忠告だったか。ハイ、今年は切ります。
エビネの花が増えたようだ。草花の中で球根・根茎を伸ばし増える種は気が付けばそこら周りを埋め尽くすほどになっていることがある。ミント類も増える。他にもカキドオシ・ゲンノショウコも。ドクダミもその1種だ。退治が大変な草花の1つだ。根が深く”根こそぎ退治”が難しい。
温室で育てていたシンピジュームが咲き始めた。2種とも鉢植えだ。これらに今年、風呂場で花開いた胡蝶蘭も加わる。蘭の花は長く咲き続けるので鑑賞には良い。
年がら年中、鳴き声は聞こえてくるキジ、今の時期はパートナーを求めてか、近くの田畑で見かけられるようになる。驚くのはその鳴き声、キジの鮮やかな艶姿からは想像できないだみ声で鳴く。そして飛ぶことが少なく、歩くことが多いのだがその速さにもびっくりさせられる。
この地へ引っ越してきて12年になる。町から少し山を上がった所だが自然の楽しさを満喫している。鳥でもスズメ・モズ・ヒヨドリなどは以前住んでいたところにもいた。が、トンビそして上記したキジなどを見たことはなかった。去年はブッポウソウの鳴き声が聞かれ、カッコウも来た。トンボは早、青いイトトンボが飛び、蝶でもジャコウアゲハの生態を知り、昨年から卵⇒幼虫⇒サナギ⇒そして蝶になるのを観察している。先日、来た娘・孫に金魚・メダカの卵を見せ、孵化した稚魚を見せた。稚魚から鳥・蝶の話をし、新しい経験に驚くと付け加えると、”現役時代7時過ぎでないと起きなかったお父さんが5時台に起きるのに驚く”の声。そんなことはない。ゴルフの時は早く起きていたと言いたかったが・・・沈黙。