桜の季節、岐阜市は28日に満開が報道があった。が、花冷えとはよく言ったもので今週は比較的寒い日が多いそして曇り、花曇りと言うやつだ。桜の開花状況だが我が里は山沿いの地と言うこともあるか、ソメイヨシノはまだチラホラから3分咲きぐらいの木が多い。写真は彼岸桜と我が里で最も早く咲くと思っているソメイヨシノだ。
我が家も草花・木の花が多く咲き始めた。蕗が今やここまで伸びて花を咲かせた。紫色の花はショカッサイ(諸葛菜)だ。ムラサキハナナ(紫花菜)の別名もある。ユキヤナギ・サンシュユそして椿も揃ってここまで咲いた。
トサミズキ(土佐水木)が満開になった。四国特に高知県に山地に自生するようだ。マンサク科で水を多く含んでいると言う2つを合わせ、この名になったようだ。奇妙な花の形に見惚れる。
トサミズキは四国そして、これは中部地方に多くあるシデコブシだ。花弁の数が多く、花によってその枚数は異なる。ハナミズキの花と奇妙さを比べれば、このシデコブシに軍配が上がりそうだ。
見落としていたがオウレンも咲いている。漢名”黄連”を音読みした名前で小さいがしっかりした形状の花が咲く。生薬”黄連”になる。
春に待つ花は幾つもあるが草花では雪割草そしてこの花カタクリもだ。カタクリは2つの葉が出ないと花茎が出来ない。こぼれた種子からだんだん増えてきた。どちらも欅の下で咲いた花だが、こぼれた種からの花も咲いたか2つの花弁が重なっている、もったいないと思ってしまう。
明日は3月31日、3月も終わり新年度が始まる。七十二候は春分末候 雷乃発生(かみなりすなわちこえをはっす)だ。雷がなり始める頃の意だが、春の雷は雨を呼ぶ兆しとして喜ばれたようだ。が、歳時記では雷はやっぱり夏の季語だ。春に雷を読む場合は”春の雷”、”春雷”、もう一つ“虫”出しの雷”と言う季語がある。啓蟄の頃の雷の意味からのようだ。雷が最も怖かったのはゴルフの時だ。何と言っても避雷針となりそうなスチールあるいはカーボン製の棒を振り回しているのだ。今でも鮮明に思い出しのは同僚が打とうとした瞬間、雷鳴がありクラブを放り投げて芝生を駆けてきた姿だ。音が鳴った時にはもう遅いのだが・・・でも、そりゃそうなるわな。