花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

大津谷の桜 2021年3月31日 

2021年03月31日 | 果実・花

 28日(日)は豪雨、夜には近くの河川で氾濫注意水位情報が発令されるほどの降りだった。河川も心配だったが桜も心配した。写真は今日3月31日朝の大津谷である。既に咲のピークを過ぎていたヤマザクラ・枝垂れ桜には花散らしの雨になったようだ。

  

 が、見る限りにおいてソメイヨシノは大丈夫そう。またまた次の日曜日も雨予報。今週が見納めになりそうだ。

  

 木によっては額だけもある。が、今が一番良い時かも知れない、週末にかけてチラチラ花弁が舞う下での桜鑑賞が楽しめそうだ。

  

 桜の後ろには茶畑が広がる。幹にちょこんと咲く桜も良いものだ。

  

 桜に黄色の菜の花が似合う、と言われる。が、青空の下の桜はまたとない美しさだ。

  

 好きな桜の俳句だ。桜の下で口ずさむも良し、また自分で詠むも一興か。

見かぎりし故郷の山の桜かな  小林一茶

さまざまのこと思ひ出す桜かな  松尾芭蕉

散る桜残る桜も散る桜  良寛

今年の桜は花数が多いか、殊の外美しく感じる。が、選んだ俳句は哀愁が漂う。病院の先生の口癖ではないがこれも”加齢のせい?



 

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2021年岐阜県池田町の桜 ソメイヨシノ満開近し 宮地小学校 熊野神社 大津谷

2021年03月27日 | 果実・花

天候が崩れる前の気怠い暖かさ、思わず口を言葉が”春だなー”。カメラ片手に大津谷への道を歩く。近くの小学校の外周からの光景だ。色んな桜が混じっている。緑色の葉が見えるが四季桜だ。春は他の桜とほぼ同じ時期に葉とともに咲く。そしてヤマザクラだ。葉が先に出るがこの光景は美しい。

  

熊野神社への入り口へと向かう。ここの桜もソメイヨシノだと思うがピンク色が濃い。そして神社の下方にある赤い鳥居の上、桜が乱舞いするように咲いている。

  

 最後の神社入り口の鳥居、向こう側に鐘楼が見える。廃仏毀釈の前は寺も同じ場所にあったと思える。熊野神社本殿、ほぼ毎日ここを通り参拝する。

  

 参拝を済ませ北側に抜ける。寺の西に桜が広がる、またその向こうの用水路にも桜並木が見える。山を上り、南の方角に曲がると大津谷の桜並木が拝める。道沿いに水仙・山の中腹にヤマザクラがポツポツと湧き出すように咲いている。

  

 今朝の大津谷の桜だ。ソメイヨシノは満開近し、と言うところだろうか。手前の左右2本はヤマザクラだ。大津谷南側通路にも桜並木が続く。谷を真ん中に桜が広がり、その南側にもう一つ桜を楽しめる散歩道がある構造だ。

  

 大津谷キャンプ場(現在閉鎖中)を離れ、谷沿いに下がる。砂防ダムから落ちる水に被さる様に枝垂れ桜が咲いている。そして下の橋に到着し振り返った景色である。例年なら車が連なるだが、昨年に続きコロナ下の今、さて今年はどうか。

  

 今の花の咲き具合だ。1本目はほぼ満開だが2本目はまだ3、4分咲きぐらいだろうか。明日から”春の嵐”の予報がある。この程度の咲き方ならばまだ花弁は飛ばされず頑張れるのではないかと期待するが・・・。

  

 桜の開花情報の表現がいつの間にか変わった。以前は開花・咲き初め・3分咲き・5分咲き・7分咲き・満開そして散り初め・落花盛ん・散り果てと変わっていったように記憶する。今はと、今朝の新聞を見る。蕾・開花・1、2分咲き・3,4分咲きそこから満開間近・満開と続くようだ。と言うことは満開と言う言葉が付いていれば見ごろと言うことか。”桜、咲いた?”の問いに”満開間近”、”それ、マジか”。気象庁が若者言葉に引き込まれた、”それマジ?”。いや、ここだけの話と言うことで。

 

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ウチワノキの種 アミガサユリ シデコブシ 春蘭 モズ フジ・利休梅の芽吹き ジャコウアゲハ雌の羽化(2羽目)

2021年03月25日 | 果実・花

 3月5日に紹介したウチワノキ、こんな実に生った。団扇と言えば団扇に見えないことはないが、実の大きさが1、2cm。あまりにも小さい。これでは風は起こせそうにない。

  

 アミガサユリが咲いた。お約束のように下から覗く(ちょっと躊躇?)。綺麗な模様を見て安心する。アミガサユリはバイモの別名があり”貝母”名で生薬として登録されているようだ。

  

 シデコブシが満開になった。先日、地元の人が来られた時、”何の花?”と聞かれた。中部地方だけに群生する花だがあまり知られていないのかも知れない。でもまあ聞いたのは男の人、知らなくても不思議はないか。

  

 春蘭もいつもの場所で芽を出し、咲いた。毎年、決まったところで咲く花は芽が出てこないと心配になる。その分、花を付けたときの喜びは大きい。モズが何かを狙っているか、周りに目を凝らしている。昆虫などを捕まえて木々に刺しておくハヤニエと言う行為、ギョッとさせられることはあるが面白く、ついつい探してしまう。

  

 花も良いがその前の花芽吹きも鑑賞に値するものが多くある。先ずはフジそして利休梅の花芽だ。フジの蕾にはもう花の紫色が見える。天に向かうかのような蕾群だ。

  

 トイレに置いていたジャコウアゲハの2羽目が羽化した。今度は雌蝶だ。サナギの時から雄と比べて雌の方が小さいように思う。

  

 トイレの窓まで移動し、て丸1日動かなかった。幾つかの花はもう咲いているがジャコウアゲハが好きなブットレアなどはまだ咲いていない。また、卵を産みつけるウマノスズクサはまだ芽生えたばかりだ。旅立ちは嬉しいが持たせる弁当がない。若干、心配が心をよぎる。

  

 笑えない話を一つ。今回は脱皮の瞬間を見たいと色が変わってきたサナギをソファの前のデスクに移動した。21日、日曜日で競馬の日だ。今日はここから動かない。横目でサナギを見ながらPCを叩き馬券を買う。1レース外れ、今度こそと2レース目へ。”抜かれるな、抜かれるな。がんばれー”・・・負けた。その時、横から女房の声が”もう、蝶になってるじゃないの!”、”えっ・・・絶句”。傍に置いていて見逃した・・・動揺で写真もブレた。

  

 

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サクラ色々 寒緋桜 小彼岸桜 河津桜 ヤマザクラ 桃 八重の梅 大津谷の今2021年 おまけの桜景色

2021年03月21日 | 果実・花

 暖かい日が続いた先週、種々の桜が一気に開花した。今回は近所の桜を散歩経路順に紹介したい。近くの小学校の桜で寒緋桜だと思う。我が家への車の帰り道にあり、楽しみにしていたが咲いて3日ぐらいでこの状態、満開だ。  

  

 熊野神社の小彼岸桜だ。小さい花弁だが今年はびっしりと花が付いている。横に見えるのはこれも多くの花を付けた藪椿だ。

  

 そして近所の家に咲く河津桜だ。入り口に2本あるうちの1本を拝借した。ピンク色が濃く、華やかな桜だ。

  

サクラを一休み。こちらは桃そして八重の梅だ。今年は桜も多くの種類の花が一時に開いたように感じる、それに他の花々も重なる。そしてどの木も花数がとても多いように見える。果実は豊作の年かも知れない。

  

 最後に大津谷に入る。コロナの感染防止でキャンプが昨年8月半ばから禁止されている中、”花より葉が先”のヤマザクラが満開だ。葉の色との調和が綺麗だ。

  

 19日の大津谷の景色だ。花を付けているのはヤマザクラでソメイヨシノはまだ咲き初めぐらいだろうか。枝を見ると1輪、2輪と花を付けている。

  

 大津谷を下って振り返る。大津谷の横にある願成寺古墳近辺の桜も咲き始めている。その中でびっしり花を付けた桜が目に入った。すさまじいばかりの花数だ。

  

 ソメイヨシノも3月末には満開になるだろう。春本番・春爛漫、待った春の到来である。春と言えばいつも思い出す芝居の台詞がある。”月様、雨が”、”春雨じゃ濡れて行こう”。新国劇”月形半平太”の中の有名なセリフだ。月形半平太と言えば額に三日月のマークがあったように記憶する。私事だが先日、薪割作業の時、自作した水屋の屋根に額をぶつけ、傷つけた。額の真ん中であれば格好もついたか。が額の右、それも2筋。見た人曰く、月形半平太ではなく月形扁平太2だな。お粗末な苦笑いの一幕だ。

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ユキヤナギ トサミズキ アンズ 紫大根花 カタクリの蕾と花 ジャコウアゲハ羽化 山茱萸(サンシュユ) 桜の開花

2021年03月18日 | 果実・花

 春先からポチポチと咲いていたユキヤナギ、ここに来て一気に開花した。ポンプの隣に作った水屋の横でも多くの白い花が咲いた。欅の下でも咲いている。ここは我が家でも一番北に位置するため、よく揺れる。風に似合う花としてユキヤナギは良い。

  

 トサミズキも満開だ。横に見える赤い花は枝垂れ梅だ。

  

 東側の土手では杏子が咲いた。小さい木のこともあるが花数は少ない。が、ここは以前に植えていた杏子の木が枯れたので切り、横にもう1本、買って来て植えたのだが枯れた木の根元からのひこばえが育ち2本並んでいる。紫大根花も畑のあちこちで咲いている。

  

 カタクリの花が咲いた。待ちに待ったと言いたいが今年は早いのではと感じる。まだ一つ咲いただけだが数えたら蕾が10個ほどあった。

  

 ジャコウアゲハのサナギが羽化した。クルミを剪定した時の幹にいたサナギだ。実はここはトイレ、家の中でも最も涼しい所として選んだがもう羽化してしまった。ビニールハウスに移動したら半日ほど飛ぶ練習(?)をした後、青空に飛び出した。♫帰って来いよー帰って来いよー帰って来いよ~~、と松村和子さんの歌を口ずさんだが・・・。

  

 青空の下での山茱萸(サンシュユ)の花をやっと撮れた。山茱萸は遠くからでも目立つようで近所の花好きからも言われる”キレイですね~”。桜も待つ間もなく開花し始めた。我が郷で最初に咲くソメイヨシノだ。この木が咲くと先ず熊野神社の参道が咲き始め、小学校庭、そして大津谷へと引き継がれていく。大津谷ももうヤマザクラは咲いている。

  

サクラと言えば”この桜吹雪が目に入らぬか”を思い出す。、遠山の金さんのお裁きでの名セリフだ。水戸黄門と同じく、筋書きはある程度読めるのだが見てしまうようだ。私も似たドラマにハマったことがある。「必殺仕置き人」シリーズだ。これも最後は決まった方法で悪人を成敗するのだが・・・その時、流れる音楽と必殺方法に魅入られていた。満開の桜が待ち遠しい。そして花吹雪もみたい、水面を彩る花筏も。桜劇場がいよいよ始まる。この待つ間も楽しいものだ。”待つこと”で思い出したことがある。昔、待ち合わせをした。が、約束の時間から15分経過したので”待ち人来たらず”と帰ったら叱られた、”15分しか待てへんの”。今だったら20分、いや30分、いやいや1時間は待てると思う。”♫あの頃、僕は若かった―”、と振り返る私は古い人間でござんすね~。

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