花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

コーテイダリヤ 四季桜の今

2012年11月30日 | 果実・花

        

今年初めて気がついたが今の時期、散歩道を歩くと遠くに長い茎に紫色の花をあちこちで見かける。先日、快晴の暖かさにも誘われちょっと回り道をして写真を撮ってきた▼写真1、2がそれである。”コウテイダリヤでここ10年ぐらいのものじゃない?”と女房曰くである。早速、ネットで調べてみた。茎の高さが2~3mになることから”皇帝”らしい。11月~12月の時期に咲くようだ。遠目には芙蓉、ムクゲのように見えるが近くで見ると葉も花弁も違う。茎などはやはりダリヤに近い気がする。花の少ない今頃、咲く花として貴重かも知れない▼写真3、4は10月30日に紹介した四季桜である。”10月桜”の別名があるが花期は長く冬場も楽しませてくれるものもあるようだ▼”皇帝”で思い出したが6~7年前になるだろうか皇帝ペンギンの1年間の生活を描いたドキュメンタリー映画を見た。出産から子育ての過程が過酷だった記憶がある▼涙の玉が眼に浮く場面もあった。今より6~7歳若かった(当たり前か?)がもう涙もろくなっていたかなー。

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津観音 海住山寺五重塔 桐の実 平櫛田中展 三重県立博物館

2012年11月29日 | 旅行

            

”15時までには帰って来たい”と言うことで朝7時に家を出発した。津市にある三重県立美術館へ”平櫛 田中(ひらぐし でんちゅう)展”を見に行くためである。女房に展示会をやっているので行きたいと名前を言われても全く思い出さなかった。が、調べて思い出した”六十・七十は鼻たれ小僧・・・”と言う言葉を▼彫り物を評価する力は言うまでもなく私にはない。が、まるで生きているような展示物に圧倒された。出口で“もう一度”となり強く印象に残ったものを見に戻った。多くの老人の彫刻を始め、どれも本当に素晴らしいが”幼児狗張子(ようじいぬはりこ)”の題がつく彫り物は”遊んでいたおもちゃを落とし次を求めている幼児の姿・表情”が何とも可愛くリアルで印象が強く忘れられない。三重県立美術館での”平櫛 田中”展は12月9日までである▼帰り道、津観音に参拝した。写真1が本堂で2、3が五重塔である。この五重塔、2001年に完成したものである。海住山寺の五重塔を参考に作られたようだ。写真4が同寺の五重塔である。裳階を含め確かに似ているが▼写真5、6は境内にあった桐の木になる実である。久しぶりに見て懐かしくなり撮った。子供のころにこの枝を振りカラカラとなる音を楽しんだことを思い出す。故郷が恋しくなる時である。

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手作りゆず搾り機 スダチ搾り

2012年11月28日 | 田舎生活

        

子供のころの味覚は忘れないと言う。生まれ故郷の徳島で過ごしていた頃はおかずで醤油を使用する食べ物にはほとんどスダチをかけて食べていた。特に白菜の漬物などはスダチをかけるととても美味しかった▼畑にスダチの木が1本植わっている。徳島に帰ったとき、買ってきた苗である。今年は豊作で少しづつ取って使用していたが木に残るものが黄色くなり、そろそろ全て収穫しないといけないと思い取り込んだ▼写真1が収穫したスダチでまだ150個くらい生っていた。多分、今年は1.5mほどの小さい木ながら200個以上なったのだろう。雨が降った週初めに搾ろうと一昨年に手作りした“ゆず搾り機”を持ち出した▼写真2は搾るスダチを搾り機にセットしたところで写真3がレバーを下げ、つぶすところである。写真4がレバーを上げ絞ったスダチを取り出そうとしているところである▼この搾り機、販売されていたものを参考に製作した。下部にNTカッターの刃を上向きに付けることで置いた柑橘類が半分に切れ、汁が飛び散ることもなく搾れる。汁は板の溝を流れ下部の容器に貯まる▼写真5が作業中の全貌で写真6が搾った汁を濾過しながらペットボトルに入れているところである。今年は500mlのペットボトルで5本弱の収穫であった。少し塩を入れと冷蔵庫で保存するようだ。醤油と混ぜスダチ醤油などを作るようだ▼冬場の食事はどうしても鍋料理が多くなる。単に女房の手抜きと思うこともあるが・・・お酒片手で、まあいいか。

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岐阜県神戸町の寺社4/4 日吉神社その2 十一面観音菩薩像二体 地蔵菩薩像 狛犬

2012年11月27日 | 旅行

          

”美濃文化研究会”の”神戸町の文化と歴史を学ぶ”に同行させて頂いたことでの最後の紹介になった。子供の時、一番食べたいオカズを最後まで残していたように日吉神社の十一面観音菩薩像のことがまだ紹介出来ていない▼日吉神社の収納庫を見せて頂いた。故白洲 正子さんが”十一面観音巡礼”の著の中で”頭上に十一面は頂いているものの、これは明らかに神様である。そう言って悪ければ、日本の神に仏が合体した、その瞬間をとらえたといえようか”と書かれている▼写真1がその十一面観音像である。像高が22cmと言うこともあろうがシンプルな作りで落ち着いた美しさを感じる。庫内には写真2に示すもう1体の十一面観音坐像のほか、写真3の地蔵菩薩坐像の3体が並べられていた。3体とも痛みがひどく手が欠けているなど惜しまれる点も多い。が、神々しい美しさはそれでも失われていない▼写真4は狛犬の阿形の方である。西保北方城(現 岐阜県安八郡神戸町西保)の城主河内守光治が1577年に寄進したもので以前は本殿前にあったようだ▼比叡山の流れからの影響か滋賀県、岐阜県には仏像が多い。まだ拝観したことのない仏像がたくさんあると思うと喜びがこみ上げる。来年は琵琶湖周辺から岐阜県の旅もしたいと思うこの頃である。最後に今回、参加させて頂いた”美濃文化総合研究会”に感謝します、ありがとうございました。

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岐阜県神戸町の寺社3/4 日吉神社その1 三重塔 

2012年11月26日 | 旅行

                 

過日、記した”美濃文化研究会”で最初に訪れた神社”日吉神社”である。神仏分離以前の名残かあって神殿を前にし、右側に三重塔がある。寺に関する建物はこの塔と菩薩、狛犬などを収納する収納庫しか見当たらない。収納庫も見せて頂いたが後日に紹介する▼日吉神社は伝教大師と夜叉堂の紹介時に記した安八太夫安次によって817年に創建された。塔も古くからあったとされるが現存する三重塔(写真1)は永正年間(1504~1520年)に斉藤利綱によって再建され、1585年、 土岐氏、斎藤氏、織田信長、豊臣秀吉に仕えた美濃国曽根城主(現岐阜県大垣市曽根町)稲葉一鉄が修造したものである▼三重塔の中も拝観させて頂いた。塔の内部を拝観させてくれるところは数少ないがあるにはある。が、私は初めてでドキドキしながら写真2の入口に向かった。穏やかなやさしいお顔の座像が祀られている。まだ、色も鮮やかで拝みながらいろいろな角度から夢中でシャッターを押した。菩薩様だと思うがこの坐像、私が今まで拝観した中で一番、優しい女性らしいお顔である。毎年、正月には拝顔できるようだ。▼ご説明の中で今年、この三重塔に落雷があり、塔の中、南側の側面などが黒く焼けたようで多額の修繕費がかかったの話が付け加えられた▼菩薩様の引き合いに出しては罰が当りそうだが道で通り過ぎた後、思わず振り返ったしまう女性がいる。塔の階段を下りた後も去り難く、振り返った菩薩様である。

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