花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

圭子の夢は夜ひらく 月見草 ゆうすげ 姫蛍

2016年06月13日 | 果実・花

 ♫”夜咲くネオンは嘘の花 夜飛ぶ蝶々も嘘の花 嘘を肴に酒をくみゃ 夢は夜ひらく”。曽根幸明作曲、石坂まさお作詞で藤圭子さんが歌った”圭子の夢は夜ひらく”の4番の歌詞である。

”夜咲く花”の言葉に胸が騒いだのは何時だっただろう。 ”・・・そんな昔もありました 思い出してはまた涙 夢は夜ひらく”。中村泰士・富田清吾作詞で園まりさんが歌った”夢は夜ひらく”にはこんな歌詞もある。藤圭子さんは1970年、そして園まりさんは1966年に出した歌である。

夜に咲く花は幾つかあるがどれも美しい。写真1、2はユウスゲ(夕菅)である。左は今年初めて見る花で2~3日前の夜9時頃に撮影した。そして2枚目の写真は今日夕方6時前に写したものである。一夜花で朝には閉じる。写真3はこの頃、毎晩次々と咲く月見草である。こちらは早朝にはピンク色に変わり、だんだん閉じていく。懐中電灯をかざしながら見る花は楽しい。

もう一つこの時期、夜に胸が騒ぐ事がある。ホタルである。今年は家の周りでよくホタルを見ると思っていたら隣人が教えてくれた。隣家との間にある水路にホタルが育ったようでそこでは乱舞まではいかないが多くのホタルが舞っているのを見ることが出来る。

昨晩は玄関先で光っていた。写真4はカシワバアジサイである。よく見ると花にホタルが見える、ヒメボタルのようだ(写真上部)。ホタルの寿命は長いもので1週間と短い。儚い命ながら精一杯生きていることを感じさせる光である。

      

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ヒメヒオウギ(姫檜扇) 忍冬(別名吸葛) ガクアジサイ

2016年06月08日 | 田舎生活

”特許許可局”、”トッキョキョカキョク”と鳥の声が聞こえてくるこの頃である。ホトトギス(時鳥)である。5月終わりごろからウグイス”ホーホケキョ”に加わり聞こえ始めたが、今は”トッキョキョカキョク”しか聞こえて来ない。時鳥の羽根は横しまが入り美しいようだがまだ鳴き声だけの出会いである。

鳴き声を聞き間違えたか”トウキョウトチジ”東京都知事の政治資金流用が問題になっている。政治資金規正法については殆ど知らず、”政治活動に使用する資金”ぐらいの知識しかない。知事の釈明(言い訳?)を聞いていると思わず笑えてくる。”家族を連れて遊びに行った旅館で会議をしたから政治活動資金”、サラリーマン時代の私がこのようなことをしたとしても、出張旅費との言い訳はせず、ひたすら誤っただろう。

桜の頃の春爛漫が過ぎ、”立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花”などと楽しんでいたら早、梅雨入りである。アヤメ・アジサイなどが咲き始めると梅雨近し、と感じるが今年は気温の上がり方がきつく”いきなり夏”を感じた。今週に入り曇り空が多くなり、梅雨らしくなってきた。夏を前に我が家では最後の蔓(ツル)の花が咲いている。写真1はニンドウ(忍冬)である。冬を耐え忍び花をつけると言うことからの名前のようだが。別名スイカズラ(吸葛)の名がある。甘みを欲し、子供が蜜を吸ったことからの名のようだ。確かに香りが甘さを感じさせる。写真2はヒメヒオウギ(姫檜扇)である。何とも愛らしい花である。そして写真3、4はガクアジサイ(額紫陽花)である。真ん中が花で周囲は装飾花(萼片)らしいが普通の紫陽花しか知らなかった私は何時になったら満開になるのだろうと思っていた。

杉本真人氏の曲で本人の他、因幡晃氏が歌っていた”忍冬”と言う歌がある。♫”・・・いとしい花なら忍冬(すいかずら) 夏でも秋でも春の日も どうしてわたしのいとしさは 忍という字がつきまとう”。近年、知った歌だが今は静かに聴けている。若いころに知っていたらもっと心が騒いだろうか。

      

 


 

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