花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

左・右巻きのねじり花 ホトトギス 白い桔梗 朝顔 サトイモの花 ニーニーゼミとその抜け殻

2020年07月23日 | 果実・花

 新型コロナウイルスに梅雨の鬱陶しい天候が加わり、家に閉じ込められている感覚は精神的に参る。”鬱になりそう”と言うと笑われそうだから黙っているが・・・。気を取り直して、先日紹介したねじり花、2本の茎が左右両方に巻いているのがあった。何度見ても面白い花だ。ホトトギスの花が咲き始めた。鳥の不如帰(ホトトギス)はまだ見たことがない。キョキョキョキョの鳴き声は聞くのだが。何時の時代か覚えてないが”東京特許許可局(トウキョウトッキョトカキョク”と鳴くと教えられたような。

  

 紫の花が終わり白い桔梗が咲き始めた。紫色の花は地上から30cmぐらいの茎に咲いたがこちらは1m以上ある。同じ花種だがこんなにも違う。

  

 朝顔と言えば小学生の頃の観察対象の花だったように記憶する。花だけでなく観察する方も可愛かった頃(?)だと思う、きっと、多分、いや何人かは。薪棚の前の紐棚を茎だけを伸び、なかなか咲かなかったがやっと一輪づつ咲いた。青い花はもうネットの一番高いところまで届いた。

  

 何年か前に初めて見たときに感動したサトイモの花が今年も花を付けた。サトイモは秋に収穫するのだがここだけは花を楽しみにづっと掘り返していないようだ。大きな葉の下で隠れるように咲いている。

  

 今年は遅いと感じていたニーニーゼミ、鳴き声より先に抜け殻を見つけた。野菜の杭に2つの空蝉である。2,3日して鳴き声がするので探すと大きなモチの木にいた。名前の通り、”ニーニ―”と鳴きときどき”ジー”と言う声が混じる。盛夏が来ると告げているようだ。

  

 歳を取りて困ることは沢山あるが耳鳴りもその一つだ。この耳鳴り、蝉の鳴き声に似ている。私も悩まされていたが何かの本で”1円玉で耳鳴りが止まる!”と言う記事を見つけて試した。耳の前後と耳たぶの下の皮膚に1円玉をテープで張るだけだ。と、これが本当によく効き、もう数年寝る前に左右3個づつ張って寝ている。テープはサージカルテープと言うのが剥がれなくていい。耳鳴りで悩んでいる方はお試しあれ、”信じる者は救われる~”。と、教えると”単純な人しか効かないのじゃない?”と言う輩がいる、”素直な人しか効かないと言って欲しいなー。

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モクレンの狂い咲き ペンタス カサブランカ ヤマユリ アピオス 向日葵

2020年07月18日 | 果実・花

 今年の梅雨、期間は例年と同じぐらいになると思えるが降る雨の量が多い。新型コロナウイルス対応もあるが強雨だと更に億劫になり、家に留まる。退屈しのぎに2階にカメラを持って上がって見渡す。うん?赤い桃の頭のようなものが見える。場所を移動してみるとモクレンの花だ。木でも小さい花弁桜・プラムそして梅などは毎年のように狂い咲きを見かけるがモクレンもあるのか。初めて見る光景だ。

  

 玄関脇、通路狭しと置かれた鉢で可憐な花が咲いている、ペンタスだ。ペンタスの花は長期間春から秋まで咲く続けるとか。色も赤・ピンクそして白色など多種にわたるようだ。

  

 白い花のイメージが強いが赤いカサブランカもある。多くの男性(私も含めて)、百合の名前なんて知らないだろう。この花の名前は、と聞くと自信ありげに”ユリ!”と答えそうだ。私は鉄砲百合の次に覚えた名前だ。沢田研二氏の”カサブランカダンディ”もあるが鳥羽一郎氏の”カサブランカ・グッバイ”で覚えた。♫”私はいつも・・・”、今も歌える、間違いなく、いや多分。

  

 カサブランカに負けじと大きな花弁を開く花、ヤマユリだ。山に登る趣味がないので山で見ることはない。が、山道で見かけたときの感動がいつも思い浮かぶ。

  

 蔓の花、アピオスだ。蔓に花が咲くが芋は地中になりカルシュウム・鉄分などが多く、栄養満点のようだ。インディアンのスタミナ源とも言われているようだ。横で今年、初めて見る向日葵が咲いていた。

  

 今年の梅雨、毎日のように雨が降る。野菜は日照不足で育ちが悪く、高騰しているようだ。もう7月も後10日間になったが予報では来週も梅雨明けはないとのこと、早くて7月最終週か。我が家の野菜たちも育ちがイマイチと女房殿が嘆いている。キュウリは2日に1本の収穫、ナスは小さく漬物ぐらいしかならないようだ。2人しかいないのだからちょうど良いじゃない、と思うのだが。でも我が家の野菜が不出来なのは例年通りの気もするな・・・大きな声では言えない。

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 ナナカマド シャボンゾウ フェンネル(和名ウイキョウ) ホウズキ(鬼灯)ねじり花

2020年07月10日 | 果実・花

 今週の集中豪雨、各地で大きな被害が出た。心からお見舞い申し上げます。私が住んでいる西濃地方に位置する我が町でも初めて経験する強く長い雨だった。幸い、被害には至らなかったが恐怖を覚えるような強く長い雨だった。予報ではまだ安心できない天気図らしい。十分、心に留めて過ごしたい。

穏やかに降る雨は雨は嫌いではない。梅雨も穏やかな雨の中、菖蒲・紫陽花にしとしとと降る雨は良いものだ。また、田植えが済み水を満たす田に写り込む景色が降る雨で出来る水輪で揺れ動くのも楽しい。雨の合間を縫うように咲く花があった。ナナカマドだ。この緑の葉に白い可憐な花、秋には赤い実・赤く紅葉し、また楽しませてくれる。

  

 花弁を一杯一杯に広げ、反り返るように咲く花がある、シャボンソウ(石鹸草)だ。石鹸の代用として使用されていたと聞き、実験したことがある。葉を揉むと確かに泡立った。

  

 玄関先で2mを超える大きさまで伸びたフェンネルだ。黄色い細かな花が一杯咲いている。ヨーロッパ・地中海原産で食用として古代エジブト・ローマで栽培された記録が残っているようだ。若い葉・種はウイキョウ(茴香)の名で香辛料・ハーブとして食用・薬用更には化粧品などでも使用されているようだ。

  

 ナナカマドが秋なら、こちらは夏の初めの花と言えるだろうか、ホオズキ(鬼灯)の花と実だ。花は注目されることが少なく、実になりこれが赤くなってからが目を引く。浅草寺のほおずき市は”7月10日に参拝すると、4万6千日お参りしたのと同じご利益がある”と言うことで毎年ほおずきの花とともに賑わう。が、今年は新型コロナ対応で残念ながら市は中止だったようだ。

  

 ねじり花が咲き始めた。他の花が植えられている鉢から顔を出すのだがこうして花が咲くまで気が付かない。多くの花は右へ巻きながら花茎を伸ばすがたまに左巻きもある。面白い花だ。

  

 新型コロナウイルスで中断していた公民館の将棋部の活動が6月の20日過ぎから再開された。幹事の人が百均ショップの材料を工夫してフェイスシールドを作ってくれた。更にこれはイヤと言う人のために将棋盤の上を跨いで対戦者間に置くシールド衝立も追加して作ってくれた。これでマスクをして静かに対戦すれば問題は起こらないだろう。が、大きな声を発するのも控えるようにの注意もある。アマチュアの将棋で楽しい”王手飛車!”も声を発せずやると・・・格言”へぼ将棋王より飛車を可愛がり”で飛車を逃げそうになる人がいるかも・・・。

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桔梗  ドクダミ(十薬)瑠璃柳 シクラメン  アルストロメリア原種 ユウスゲ(夕菅)

2020年07月07日 | 田舎生活

 今年はしないのか、と心配していた門前の田、晴れ間をみてしっかりと田植えがなされた。降り出した雨で出来る水輪に揺れる集落の景色を、安堵とともに美しさに見惚れる。桔梗の花が咲いた。紫と白色とあるが全然品種が違うようで紫は短い茎に咲き始め、白色はまだ茎を伸ばしている。花は蕾が面白いものも多いが桔梗も口を噤むような形がユーモラスで楽しい。

  

ドクダミが広がり過ぎて困っている。が、今はあちこちで白い花が見える。一重の花弁は4枚だが八重は何枚かの花弁が重なっている。

  

 まだ鉢の花だが面白い花が咲いた。ルリヤナギ(瑠璃柳)の名のようだ。南米原産らしいがヤナギらしくはない。もう一つ、鉢植えの花だがこちらは冬に楽しませてくれた花、シクラメンだ。花が終わった後、温室に置いていたら花を付けたようだ。

  

 鉢の土を何もないと思って、フェンスの傍にぶっちゃけて置いたら、昨年からそこで咲き始めた。先日、紹介したアストロメリアの原種らしい。フェンスと言っても八朔の木の傍ではなかなか見に行かないので切ってきて玄関先に活けたとのことだ。

  

 夜の華、いや夜の花が咲き始めた。ユウスゲ(夕菅)だ。月見草と同じ夜の花だが月見草よりは早く夕方、まだ明るいうちに咲く。こちらも一夜花で夜明けとともにこのまま色は変えることなく閉じる。

  

 その月見草だ。ピークは過ぎたが今も毎日10個以上の花が咲く。序でにと言っては何だが、暗くなる中、白く見える葉の半夏生を写した。夜の花ではないが宵の口の夕やみに白い葉が浮かぶのも良いものだ。

  

 7月に入り、コンビニ・スーパーなどでプラスチック製の袋が有料になった。これを機会にプラスチック製の物は出来るだけ使用しないように心掛けることにした。ではと、エコバッグを車に入れておくことにした。が、後部座席は気温の変化に弱いため、すでに動く洋服ダンスと化している。更に新型コロナでマスクと手拭きを常備、ここにエコバックが。でもバッグは折りたたむと小さいものだからとダッシュボードに入れた。問題が発生。使用した後、小さく折りたためないことだ。結局、バッグは使わず、買った商品を素手に持って運ぶ。これってエコハンド?

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 ベルガモット クチナシ(梔子)2種 クルミの実 沙羅 半夏生

2020年07月01日 | 果実・花

 昨日は中部地方も梅雨空、一時は激しい雨に見舞われた。雨ならば空いていると踏んで、耳鼻科病院&コーヒーに行った。思った通りどちらも少なかったが想定以上に濡れてしまった。ベルガモットの花が庭のあちこちで咲いている。花の形からタイマツグサの名もある。

  

 梔子が2種類咲いた。八重の方は2,3年前に木の形が変なところに一部枯れてきたため切り込んだ。ここ1,2年は2、3個の花だったが今年は沢山咲きそうだ。一重の方は欅の下で咲いている。

  

 土手にあるクルミの木が大きくなり、今年は多くの実がついた。このクルミの木、植えたわけではなく土手で芽を出したため、放っておいたら何時の間にかとてつもなく大きな木に生った。土手だし”まっ、いいか”だったが今年は切らねばなるまい。

  

 玄関先で2本目の沙羅の花が咲き始めた。以前に紹介した1本目とは全然種類が違うようでこちらは花数が多く、花が白い。一夜花のため上の方で咲き始めたのを、”落ちて知る”年の方が多い。

  

 庭で半夏生が白くなり始めた。半夏生は”半化粧”からの名のようだ。半分ぐらいと言うよりは顔だけ白く化粧したようで眩い。

  

 半夏生は雑節72候の一つで今年は7月1日、今日である。節の謂れはこの日までに田植えを終え、農作業一段落の日とされている。そう言えば家の前の田、雑草が生えたままで心配をしていたが半夏生を前にした日曜日6月29日にキッチリ田植えが行なっていた。新しく出現した水田をカラスが歩き、カモがすいすいと泳ぐ。更には土手をキジも走る。私も半夏生を眺めながら静かにお茶を飲む。”よし、農作業は終わり!”、と言いたいが・・・・それほどイヤ殆どイヤイヤ全くやっていない。あざ笑うかのようにヒヨドリがベランダを横切る。

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