花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

7月29日 七十二候 大暑次候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) アゲハ蝶幾種 モンキアゲハなど  アサギマダラ  

2022年07月28日 | 景色

 大暑期間だが雲が多く真夏には遠い。と喜んでいたら週初めから暑さが戻ってきた。これが2度目の梅雨明けの暑さか。我が郷で見かけたアゲハ蝶をまとめてみた。最初は真っ赤なヒガンバナの中で遊ぶモンキーアゲハだ、と思う。幻想的に見えた光景だ。

  

 庭の花に留まるアオスジアゲハだ。アオスジアゲハはよく見かけるのだがなかなか止まってくれず写真に納まってくれない。久しぶりに捕えた。

  

 そしてこちらはナガサキアゲハではないかと思う。だいぶ傷んでおり後ろに突き出た羽の部分がない。

  

 こちらは2羽ペアでいたナミアゲハだ。合体した蝶は時々見るがこうして仲睦まじく2羽が留まる姿は初めての光景だ。伸びたテイカカズラの蔓に長く仲良くいた。

  

 こんな真っ黒なアゲハ蝶が来た。カラスアゲハではないかと思う。メスは模様があるのでオスではないかと考えている。日陰と言うこともあるがホントに真っ黒な蝶だ。

  

 これはホソオチョウだ。アゲハ蝶?と思ったが、ホソオアゲハの別名があった。そして、アゲハ蝶ではない、アサギマダラだ!10年目にして昨年初めて来てくれた。聞いていた通り好きな藤袴(フジバカマ)の蜜を吸っている。3分ぐらいの滞在だった。

  

 ユリ科の花を2つ、と思ったら旧分類ではそうだったようだが今はイヌサフラン科のグロサリオだ。花弁の形が何とも言えない形で面白く楽しい。

  

 そして鬼百合だ。球根はゆり根の名で食料になる。

  

 先日、スズメバチの巣を取り除こうとしていて刺された。写真は以前に紹介した1階のベランダに巣を作り始めたスズメバチだ。この時はまだ小さい巣でハチも1匹だったのでキンチョールで追い払った。その後、もう1度巣作りを始めたが同様の対応で事なきを得ていた。先日、今度は2階のベランダで巣を見つけた。今度はもうかなり大きくなっていた。用心をしてフル装備で立ち向かったが左腕を刺された・・・。

  

 明日7月29日(旧7月1日)は 大暑次候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)だ。”草木生える大地が太陽の光を浴び濃い緑に色づき、熱気がまとまりつく蒸し暑い頃の意味のようだ。今年は早い6月末の梅雨明けに続く日々が連日、猛暑日だったためか大暑期間、30度を超える日々だが何とか耐えられている。

スズメバチの話に戻る。今までハチはキンチョールで追い払っていたが、逆襲を浴びたことはなかった。が、今回は違った。キンチョールを浴びせると1匹のハチが真っすぐ向かってきた。フル装備だからと安全と思っていたが服の上から腕を刺された。また、その後で部屋に逃げ込もうとした時にももう1匹、別のハチが来た。これは網戸を閉めることで事なきを得た。反省点として防具服は厚い生地であること・キンチョールではダメ、でハチ専用スプレーを購入した。もう一つ、こんな商品がある。毒吸入器だ。上の写真がそれである。刺された部位に細い先をしっかり押しつけレバーを操作して傷口を真空状態で吸引し、毒を吸い出すのだ。口で毒を吸い出すのを機器でやると言うことだ。これが思いのほか、効果がある。いままでは蚊とかに刺されたときに使用していたが今回は蜂、刺された直後の腫れが今までで一番ひどく腫れ、心配したが腫れは3日ほどで収まった。恐るべき880円商品だ!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月23日 二十四節気 大暑 七十二候 大暑初候 桐始結花 ジャコウアゲハの生態No2 風蝶草 ハクチョウソウ(白蝶草)

2022年07月22日 | 出来事

 前回、ジャコウアゲハの1年間の生態サイクルについて記した。今回はサナギから一生を終えるまでを詳述したい。サナギになる場所でも不思議なことがある。サイクルの中での幼虫の多くは育ったウマノスズクサの近くでサナギになる。写真は農業用の網・スコップに付いたサナギだ。が、下記で詳述するが越冬するサナギは軒の下など多くは高い位置で手の届かない場所でサナギになる。10m以上、移動してのサナギ化は珍しくない。

  

 サナギは10日から2週間で羽化するが羽化する2~3日前から色が変わり始める。写真は欅の幹そして葉っぱに付いていたのを蟻に狙われていたためトイレに持ってきたサナギの羽化直前の写真だ。この色になると1両日の間には羽化する。

  

 サナギも毒性を持つウマノスズクサを食べて育っているので昆虫に襲われないと物の本には書かれている。が、しかしである。やっぱり何かに襲われる。蟻に襲われているのは時々見かける。また、ある種の蜂が内部に卵を産み付け、そのサナギの中で成長し、サナギを内部から食うと言う事象もある。この時に死んだサナギを見ると頭部に5mmほどの穴が開いている。写真は何らかの理由で死んだサナギだ。サナギの羽化率は2割ちょっとと言うところだろうか。保護しても3~4割がいい所のように思う。

  

 ジャコウアゲハに限らず蝶にはそれぞれに好きな植物があるように思う。加えて蜜が吸いのも重要な要素かも知れない。カワミドリとブットレアの花だ。カワミドリには2羽来ている。何となく花の形が似ている。

  

♫ほたるのやどは 川ばたやなぎ・・・”と言う歌があるが夜、ジャコウアゲハは何処にいるのだろう、とふと思う。そんなある日、見つけた!楓の木に宿るジャコウアゲハだ。この写真では5羽いる。毎晩ではないが楓の木ではよく見かける。そして死、写真はかなり傷んだジャコウアゲハの雌だ。ジャコウアゲハは羽化してから長くて2週間と言う命だろうか。活動している間に羽の色は段々剥げ、そして傷む。

  

 蝶の特集に因み、蝶の名が付いた花を2種、紹介する。先ずはガウラだ。春先から咲き始め長く咲き続ける。和名が白蝶草だ。

       

 そしてクレメオ、和名は風蝶草だ。白蝶草と花の形が似ている。蜜があまりないかあるいは吸いにくいか蝶はあまり来ない。羽を大きく開き飛ぶ蝶の姿に似ている。

  

 明日7月23日(旧6月25日)は二十四節気 大暑だ。うだるような暑さの時期だ。今年は梅雨明けが6月終わりと早く、7月初旬は正にうだるような暑さが続いた。が、その後は戻り梅雨の天候が続き今週に入り各地で線状降水帯が発生して梅雨末期の状態が続いていた。が、今日の午後から暑さがもどってきた。来週は”大暑”らしい天候になるのだろうか。七十二候は大暑初候 桐始結花(きり はじめてはなをむすぶ)だ。が、我が郷では桐の花は早く5月初めごろに咲いていた。桐の花は神聖な花と言われており、中国では伝説の鳥鳳凰が止まる木とされている。最後にもう一度、ジャコウアゲハの話に戻る。ジャコウアゲハは越冬したサナギが羽化して生んだ幼虫がサナギそして蝶になるのを1回目とし数えると5回目のサナギが越冬することになる。ここで疑問が?10月末から11月に生るサナギは越冬することを知っているようで羽化しない。更に疑問は越冬するサナギはこぞって太い木の幹・物置小屋そして家の2階の軒下などでサナギとなる。明らかに越冬することを知っている行動に見える。外気温の変化しか考えられないが不思議な行動だ。”キツネに包まれたよう”と言う言葉があるが私は”ジャコウアゲハにつままれた”気分だ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月17日 小暑末候 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)クロアゲハの1種 ジャコウアゲハの生態No1

2022年07月16日 | 景色

 妙なものに興味を持ったものだと思わないではないがクロアゲハの1種であるジャコウアゲハを飼い(?)始めて3年目の夏を迎えた。草花でウマノスズクサと言うのがある。ジャコウアゲハの幼虫はこの草花しか食べず、言わずもがなだがジャコウアゲハ蝶はこの草花にしか卵を産まない。ウマノスズクサが何処にでもあると話しは別だが今のところ、この草花があるのは里では我が家だけのようでジャコウアゲハ蝶は蜜を求めて他家に行くことはあるが帰って来てウマノスズクサに卵を産む、これが飼っていると書いた所以だ。ウマノスズクサの生え際と成長した姿である。蔓性の植物のため、柵を作るのだがなかなか上手く広がってくれない。

  

 ジャコウアゲハの1年間のサイクルの話だ。1つ驚いたことだがサナギで冬を越す。そして春先と言っても我が地では4月10日頃に越冬したサナギの羽化が始まる。そして蝶になると直ぐに交尾し卵を産み幼虫→サナギ→蝶→卵を繰り返す。4回目の10月末から11月初旬ごろのサナギが越冬する。写真は越冬するためにクルミの太い幹に付いたサナギそして薪棚に保存する木材に付いたサナギだ。

  

 サナギからの羽化はトンボ、蝉などと同じだ。先ず頭を出し、尻尾を引き出す。最初の写真はサナギから出た直後の蝶だ。折りたたんでいた羽が伸び始めた所だ。生まれてからここまで1分ぐらい、羽が伸びきるまで3分とかからない。次の写真は羽が伸びた状態だ。まだ、この時は羽はへなへなで柔らかい。これから羽を乾かす工程に入る。飛べるようになるまでは3時間弱だと思う。面白いもので3時間後ぐらいに生まれた所から飛び立ち別の場所に移り、ここで半日近く、じっくり羽を乾かす。この場所の移動は危険を避けるためかと考える。今度は葉の多い木など隠れやすいかと思えるところで羽を広げ、羽が出来上がるのを待っている感じだ。

  

 羽を閉じている時は雌雄の判別は難しい。が、広げた状態では写真のようにかなり見た目が違う。黒い方がオス、薄い色に見えるのがメスだ。

  

 合体(交尾)では驚くことが2つある。先ず雌は羽化して直ぐでも雄に狙われることだ。利休梅の花弁で羽を乾かしている所を狙われ、合体したところだ。もう一つ驚いたのが次の写真だ。実は3羽いる。合体したオスメスにもう1羽、オスが掴まっている。この光景は珍しくなく時々、見掛ける。物の本によると雌は最後に交尾した雄の卵を産むようだ。子孫を残すと言う本能の凄さを見る瞬間だ。

  

 交尾の済んだメスは卵を生み始める。言うまでもなく産み付けるのはウマノスズクサ。葉に掴まり尻尾を丸めて次々に卵を産み付ける。

  

 卵は必ずと言ってよいほど葉の裏側に産み付ける。茎に付いているのも時々ある。1度だけだが支柱にしている竹に産み付けたのも見たことがある。

  

 卵は10日前後で幼虫に孵化する。この卵からの孵化で落ちこぼれるのは50%ぐらいの確率と聞く。卵の状態で他の虫に食べられるのかも知れないが卵のまま腐る等はあまり見ない。言い忘れたがウマノスズクサは毒性があり、これを食べて大きくなる幼虫も毒を持つため、あまり他の昆虫・鳥類などから襲われることは少ないらしい。確かに幼虫の死骸は時々しか見ない。が、サナギは我が家で1回あたり20~30ぐらいしか見ない。見つからないのも含めても50前後ではないだろうか。

  

 先になったサナギの近くでサナギになる準備をする幼虫だ。幼虫は2mmぐらいから4~5cmぐらいまで成長するがサナギになるまでは1ヶ月ぐらいかかるように思う。幼虫で幼虫は口からの液で事物との間に糸を張り、尻尾付近から液を出し、前後で止めた形で丸くなって脱皮体制に入る。

   

 脱皮は3~4日後、黒い皮を剝ぐように行われる。頭部から脱皮し最後に尻尾が出る。この時に、脱皮した黒い皮が尻尾近くにくっ付いているサナギもある。見掛けると手で皮を外してやる。最初の葉に付くサナギは抜けたばかりでまだ皮が柔らかくツヤツヤ感がある。越冬するときは別だがサナギは色々なところで見る。水差しの取っ手に付いたサナギだ。ここまでが1回転になる。越冬したサナギが羽化し始めたのが4月10日頃、そして今年最初のサナギが6月初旬、一昨日に3回目のサナギを見つけた、3回目のサナギの時期に入った。ジャコウアゲハの好きな花などは次号で紹介する。

  

 前回、カサブランカを紹介したがもう1種、大きなユリが咲いた。ヤマユリだ。枯れかけたとかで今年は鉢で咲いている。そして、えっ!と驚くことが。フジに花が咲いている。それも普通に見事に、さらにまだ蕾も見える。早めに伸びた茎などを切るとチョロッと咲くことはあるが・・・ここまで見事に咲いたのは初めてだ。

  

 明日7月17日は小暑末候 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)だ。鷹は5~6月に生まれるようだ。生まれた雛が育ち巣立ちの準備を始めるのがこの頃の意味だ。飛び方を覚え、獲物の捕り方を練習し、一人前に成長する。我が郷でもタカ類のノリス・トンビなどは見かけるが鷲は見ない。もう少し山に入るといるのだろうと思う。タカ・トンビと来れば思い出す言葉がある、”トンビがタカを産む”だ。今ではあまり聞かなくなったように思う。考えてみると子供は持ち上げられているが親はちょっと可哀そうと思うのだが・・・子供が褒められたことで親バカで許せるのだろう。我が家はトンビがトンビ、いやスズメがスズメぐらいだ・・・まあ元気ならいいっか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月12日 小暑次候 蓮始開(はすはじめてひらく)秋の七草、2,3,4 紅いカサブランカ 草石蚕(チョロギ)

2022年07月11日 | 出来事

 暑い・アツい~・あぢ~、言うまいと思うが止まらない。先週初めから七夕の頃までは台風の影響もあってか少し暑さが和らいだ。が、またまた暑い日が戻ってきた。せめて花だけでも、と秋の7草を並べた。6月15日の撫子をNo1とするならば、7月1日の桔梗がNo2。その桔梗(朝貌(あさがお))、こんな種類も咲き始めた。

  

 No3は萩だ。毎年、前の道にせり出して咲く。秋の7草は山上憶良の短歌で覚えよ、と教えてくれた。” 萩の花雄花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝貌の花”。短歌では最初に謳われた萩の花だ。

  

 そしてNo4は尾花、ススキである。この薄はヤハズ薄の名で白い模様がある。まだ、葛(くず)花、をみなへし(女郎花)そして藤袴(ふじばかま)が残る。

  

 郷を歩いていると、花が咲いて初めてそこにあったことを知る場合がよくある。その代表的なものは桜並木だ。特にソメイヨシノは花の咲く前は裸木、突然、現われた感のある桜並木に驚くことが多い。そして、この花も多くの家で見かける、槿(むくげ)だ。強い木で花が次々に長期間、咲き続けるのも愛される理由だろうか。

  

 前回7月6日に白いカサブランカを紹介した。続いて紅い花も咲き始めた。こちらも大きな花弁ではあるが白い花弁の方がやっぱり、より大きく見える。

  

 畑の一隅に野草のような花が咲いている。何と野菜チョロギ( 草石蚕)の花だ。根に巻貝に似たイモのようなものが出来る。梅酢やシソ酢に漬けられることが多いようで赤く染まったものを食べたことがある。漢方薬としても使用され、気を静め精神を安定させる効果があるとか、食べなくっちゃ。

  

7月12日(旧6月14日)は七十二候 小暑次候 蓮始開(はすはじめて ひらく)だ。蓮の花と言えばお寺を思い出す。蓮に座る仏様坐像をよく見る。7月中旬頃から8月初旬ごろが見頃だろうか。もう10年も前になるだろうか、バス旅行で薬師寺を訪れたことがある。三重塔の解体修理時で東の塔がシートで覆われていた、今年の3月お目見えしたと聞いている。その時の参道に鉢に植えられた蓮が見頃だった。多くの花が咲いている広場の中を歩くのも良いが、一列に並び咲く花を見ながら脇を通るのもまた良い。もう終わりに近いが紫陽花も両方ある。広い場所に咲く紫陽花の中を迷路のような道を歩くのも良し、階段沿いに並ぶ紫陽花を愛でながら脇を歩くのもまた良いものだ。♫貴女と歩いた あの道に 夜霧が冷たく 流れてた・・・。何故か頭にこの歌が流れた。布施明さんの”おもいで”と言う曲だ。”・・・何も言わずに うつむて 涙にぬれてた・・・”。花の代わりに夜霧、淋しい歌だが良い歌だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月7日 二十四節気 小暑 七十二候 小暑初候 温風至(あつかぜ いたる) ユウスゲ ヒョウタンボクの実 タイマツバナ フェンネル

2022年07月06日 | 果実・花

 今週に入って台風の影響もあるか猛暑は一段落。木々・花々にとっては嬉しい雨だ。月見草が終わりに近づくころを待っていたかのようにユウスゲが咲き始めた。ユウスゲは別名キスゲ、有名なところではニッコウキスゲと言う花がある。

  

 欅の影にある木々は暑さ除けになるか元気だ。ヒョウタンボクの花の後にこんな実が付いた。名前の由来となる瓢箪型の実、なぜこんな形になるのかちょっと不思議に思う。クチナシも見逃しそうなところで咲いていた。

  

 堂々とした花が咲いた、カサブランカだ。カサブランカは花弁が大きいこともあり遠くから見ても存在感がある。前回紹介したニレは西郷輝彦氏の”チャペルに続く白い道”の歌詞で知り、カサブランカは鳥羽一郎氏の”カサブランカ・グッバイ”で知った。確か内館牧子さん、作詞だった。

  

 この花も蝶がよく来ている花だ。タイマツグサ(別名ベルガモット)の花だ。

  

 玄関前の草花が3mを越えてきた、フェンネルだ。中国植物名ではウイキョウ(茴香)だ。ハーブの1種で香辛料として広く利用されているようだ。過日、孫のヒロ君が来て、”フェンネルだ”。えっ、知ってるの?何で何でと聞きたかったが黙る・・小さく”なんでやねん

  

 タイマツグサ・フェンネルもそうだが夏に咲く草花は茎が高く伸びる。この花もそうだ。夏の花の代表とも言えるヒマワリ。この花を見ると夏の暑さにもあきらめられる気がするから不思議だ。

  

 明日7月7日(旧6月9日)は二十四節気 小暑(しょうしょ)だ。長い(今年は最短記録12日だったが)梅雨が終わり夏本番と言うところだろう。そして七十二候は小暑初候 温風至(あつかぜ いたる)だ。温風とは南風を表すようだが梅雨時には黒南風(くろはえ)、梅雨明けの頃になると白南風(しらはえ)と風に色をつけて区別して呼んでいたようだ。”南風”と言えば思い出すことがある。漫画タッチの浅倉南の父がやっていた喫茶店の名だ。”タッチ”、読み耽ったものだ。弟和也が亡くなった時の衝撃は今も心のがみと共に蘇る。♫呼吸を止めて1秒 あなた真剣な目をしたから・・・。岩崎良美さんが歌っていた。青春歌と言いたいが1985年、30歳半ば過ぎの頃の歌だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする