花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

室生寺 最小の五重塔、高越山

2012年08月31日 | 旅行

    

夏が行くのを拒み、駄々をこねているような青空の元、室生寺へ行ってきた。30年ぶりぐらいだろうか、イヤもう少し経っている▼室生寺と言えば5重塔と石楠花の寺であることしか知らなかった昔と、違う気持ちで見ることが出来るのでは、の楽しみを抱いていた▼写真1は室生寺の五重塔である。五重塔としては最も小さく16m余りしかない。が、とても美しくまた、拝まずにはいられない雰囲気を醸し出している▼写真2は金堂である。ここには釈迦如来立像(国宝)を真ん中に薬師如来像、地蔵菩薩像、文殊菩薩像そして国宝指定7体のうちの一つである十一面観音菩薩像が、更には薬師如来の眷属(ケンゾク)である十二神将が並ぶ。仏様には失礼だが豪華な取り合わせで、いつまでも見ていたい気持ちにさせられる▼室生寺は女人高野室生寺とも呼ばれる。これは高野山が女人禁制だったのに対し、女性の参拝が許されていたことからの名のようだ(但し、これは江戸時代になってからである)▼写真3は写真2の金堂に見える”葵の御紋”である。その理由に繋がるが写真4は徳川五代将軍綱吉公の母、桂昌院(一番手前)と両親そして弟(?)の墓である。桂昌院は伽藍等を寄進されている▼徳島県にいた高校生の頃、学校行事で四国百名山の一つである高越山(こうつさん)に登ったことがある。殆ど覚えていないが途中、”女人禁制”と書かれていて一緒に登った友と”これ、何?””わからない、女はいかんと言う意味だろ”と不埒な会話をしたことを思い出す。”女性はいかん”、今も守っている(かな?)。  HPに”日本最古”三点を追加しました。http://inakaikeda.iza-yoi.net/
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高吉備 棗(ナツメ)の実 収穫

2012年08月30日 | 果実・花

    

4~5mあるだろうか。畑でフワフワ揺れる穂がある。”幽霊の正体見たり枯れ尾花”と言うことわざがあるが、これが揺れる様も夜は不気味さがある▼写真1は畑でコスモスと共に伸びるタカキビである。写真2は2本だけ離れて大きくなったものを示す。左にあるのは2mぐらいになった台杉である。これが2mぐらいのものなのでその高さがわかる。写真3はその穂である。4月1日に掲載したホウキ作りはこの穂を用いている▼写真4は収穫した棗(ナツメ)である。写真上部に2つ茶色のものがあるが熟れて最後にはこのような色になり落ちる。生で食べた時の味は収穫し長く置いていて柔らかくなった林檎に似ている。ジャムにすると美味しい▼棗の木はするどい刺があり、実の収穫は非常に注意がいる。冬には落葉するが何者かがこの刺に虫などの昆虫類を突き刺して置いている。モズとかヒヨドリとかの鳥類ではないかと思うが再び取りに来るのは見たことがない。忘れんぼうのようである、持ち主に似るって?私と同じか。

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虎の尾 蜂の巣

2012年08月29日 | 果実・花

    

散歩道のコースに公民館の前の駐車場と保育園との間にある道を通ると言うのがある。この道沿い、駐車場側に細長く花壇が設けられている。誰が世話にしてくれているのかいつも何らかの花が咲いている▼その花壇に咲き誇るハナトラノオ(花虎の尾)である(写真1、2)。この花、手間いらずで地下茎で広がり毎年、花が咲く。蕾を付けている様が虎の尾に似ていることからの名前らしい▼写真3は最後のブルーベリーを、と採りに行ったところ、ブルーベリーの木の根元、またまた見つけた蜂の巣である。あまり見かけない黒っぽい蜂だった。殺虫剤を”これでもか!”と言うぐらいに浴びせかけた。写真の中、蜂の巣の上・土の上に多くの蜂の死骸が見える写真4が取得してきたものである▼毛虫にやられてから蜂・アブそして蚊にさえも異常と言うくらいに反応してしまう。たかが虫、されど無視は出来ない、ダジャレかよー。

 

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アプチロン 6月11日のアプチロン

2012年08月28日 | 果実・花

  

  

物置小屋のそばに”白い藤”と聞いている蔓を伸ばすため作った棚がある。その下に白い蕾がついた草花を見つけた▼写真1、2がそれである。これら2枚は8月18日の撮影である。遠目にはその蕾、大きなホウチャクソウ(5月8日紹介)に似ている。写真3は3日後の8月21日撮影した。蕾が開いている。聞くとアプチロンのようだ。薄淡くピンクが混じる白い花である▼アプチロンと言えば以前(6月11日)に紹介した。写真4がそれで稲沢市満徳寺に咲いていたものである。同じアプチロンの類のようだが趣はかなり異なる▼親の欲目と言う言葉がある。花についてもそれがそれが出ることがある。このアプチロン、満徳寺で見つけた時、”何と面白くきれいな花だろう”と感じたことを覚えている。が、今は我が家のが”品があって可愛い”(???)。
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シュウカイドウ 青桐の今 青桐の新芽(5月16日)

2012年08月27日 | 果実・花

    

毎年、”今年が一番、暑いのではないか”と思わずにはいられないこの季節である。今年の冬の寒さも格別であったが夏も暑かった。”かった”と言うにはまだ少し早いが朝晩の空気は秋の気配を含み始めた▼花の世界もまだ夏の花、向日葵が全盛である。が、そろそろ秋に、といきたい。名前だけでもと言うことで今日の花はシュウカイドウ(秋海棠”である。春に咲く海棠の花に似ているからの語源のようだ。大きな葉の上にちょこっと咲くという感じだ。花だけでなく秋になるのが待ち遠しい▼写真3は秋の終わりに坊主に切り冬を越し、春先から伸びた青桐である。家の裏側、池田山側(西)に4本植わっている。写真4は5月16日のブログに載せた新芽である。3ヶ月でこれだけ伸びた▼広島に原爆が落とされた時、75年は草木が生えないと言われたようだ。が、爆心地から1.3kmのところにあった青桐、明くる年には新芽が出たと聞く。私の心の中では”力強く生きる”シンボルである。

 

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