花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

朝焼け 朝霧 最強寒波下のシモバシラ 積雪20cm シークワーサー搾り

2025年01月28日 | 田舎生活

 冬場の朝は楽しみが多い。先ずはこれ、日の出だ。一面、雲は寂しいが薄い雲の場合は雲の色の変化など楽しい。青空の場合は30分近く前から山の峰が広く染まり始める。右上には三日月が見えている。

 2つ目は霧の広がりだ。遠くの山陵から霧が下方に流れるさまも美しいがこのように沸き立つように霧が広がるのもキレイだ。2枚目は雲の影響か、太陽の真上だけ筋状の明るい。

 先日の朝、今冬最強の寒波零下とかで気温が零下まで下がった。いそいそと植物シモバシラの霜柱の観測に行く。シモバシラの茎のすべてに霜柱が出来ている。2枚目の写真ではシモバシラがどんどん噴出したか渦を巻いている。

 そして1月中旬には今年初の大雪となった。朝8時ころの光景だ。物差しを持ってワクワクしながら雪の深さを測りに行く、13cm!夜半、トイレに起きた時には全く降っていなかった雪、数時間での積雪量だ。

 雪は午前中、降り続き20cmぐらいの積雪量となった。1枚目はカエデ、2枚目はナツメの木だ。

 ここ1週間、冬の作業の一つであるシークワーサーの収穫と搾り作業を繰り返し行った。搾り作業の光景だ。1度に右に見える籠2個満杯に収穫し搾るの作業を繰り返す。真ん中の搾り機の実2個の下部にはカッターナイフの刃が取り付けておりレバーを押して実を切りながら搾る。

 以前に紹介したがシークワーサーの木は高さ3.5mぐらいでそれほど大きくはないのだが毎年、多くの実を付けてくれる。ペットボトル1本で120~150個ぐらいの実を搾った果汁が必要だ。搾った果汁はペットボトルで30本ぐらいにはなるのでシークワーサーの実は4000個ぐらいは生っていると思える。

 午前中、2時間ぐらいかけて籠2個分を収穫、そして洗ってもらい午後から搾り作業を開始するパターンで毎日、作業を進めた。作業自体は単純なのでテレビで溜まったビデオを見ながら黙々と搾る。ビデオの中心は日本風土記が中心で後は日曜日朝の俳句そしてトリセツショウだ。俳句の進歩は皆無に近く、トリセツショウでもあまり健康にはなっていない気がする・・・どちらも学んだ満足感だけが残る。

 

 

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初日の出 冠雪 最後の黄葉 ユキヤナギとリョウブ 万年青 千両 柑橘類 シークワーサー 

2025年01月03日 | 田舎生活

 新年、明けましておめでとうございます。正月も早3日、朝の雑煮がお腹に堪えてきている。写真は岐阜県池田町から拝んだ2025年初日の出だ。6時半過ぎからだんだん朝焼けが広がり始め、日の出は7時過ぎだ。今年の良い年を願いながらシャッターを押した。

 年末から近くの山々は毎日のように夜に新雪が積もる日が続いた。今冬一番の積雪となった暮れの朝の光景だ。例年と異なるのはまだ紅葉・黄葉した木々が残っていることだ。白い雪に赤・黄色が混じる山々、何とも言えず良いものだ。

 我が家最後の紅葉だ。最初の写真はユキヤナギだ、その向こうに見えるのは南天。今頃は赤い実を多くつけている時期だが全く見えない。鳥の餌になったのだろう。南天の実は鳥にとってあまり美味しいものではないと聞いているのだが。そして2枚目は真ん中の木がリョウブ、下方に見えるのはユキヤナギだ。

 先の南天もそうだが今の時期に赤い実を付ける木々は多い。最初の写真ははっきりとはしないがヤブコウジではないかと思う。そして2枚目は万年青(おもと)だ。まだ薄い橙色をしているがこの後、赤く変わってくる。

 正月の花と言われる千両だ。万年青(おもと)と同じようにこちらもまだ赤くなく橙色をしている。千両と並ぶ花として万両と言う花がある。千両は上を向いて実を付け、万両はヤブコウジと同じようにぶら下がる実を付ける。

 冬場は花が山茶花・椿類だけに近くなる。そんな光景の中、柑橘類が色を添えてくれる。1枚目はレモン、そして花柚子だ。柑橘類も表年・裏年があるように思うが多くの種類は毎年、同じように多くの実を付けてくれる。

 そして最後はシークワーサーだ。3mぐらいの木だが今年も多くの実を付けてくれた。

 シークワーサーの実は毎年、自作の搾り機で搾る。熟するのが遅く感じている今年はまだ一度も搾れていない。シークワーサーは小さい実で、搾ったとき500mlのペットボトル1本で150個前後の実を要する。毎年、30本ぐらいのペットボトルが出来るので4000~5000個ぐらいの実が生っていることになる。以前は2回に分けて搾っていた。が、ここ数年はペットボトルで4~5本分づつ5,6回に分けて搾っている。また以前はベランダで搾っていたのだが・・・今は部屋に新聞紙を並べてその上で搾る。つくづくと年齢を感じさせられるシークワーサー収穫と搾り作業だが、体力検定のつもりで続けたい。

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冠雪 霧の岐阜市 恵那山 なた豆 シモバシラ草の霜柱 生ごみ処理箱とイタチ

2024年12月26日 | 田舎生活

 ここ4,5日、近くの山々が毎朝、冠雪してる。25日の朝の池田山(2枚目)だ。我が郷もこの日の明け方に雪が舞い初雪となった。朝一の雪景色は木々にしっかり雪が載っていて美しい。

 その日、東の方角では霧が発生していた。最初の写真、左側に見えるのが50km先の山、恵那山だ。右側が岐阜市の長良川沿いに立つ金華山で頂上左側に、信長の岐阜城が見える。2枚目はもう少し北の方角を見た写真だ。先ほどの恵那山が右側に位置している。

 ベランダに得体の知れないものが置いている。まださやに入っている豆だ。長さにして30cm近い。名前をグーグルの写真検索で調べてみた。鉈豆(なたまめ)のようだ。あまりに大きすぎるのか、食欲旺盛なヒヨドリも寄ってこない。

 先日来、雪の訪れとともに夜の冷え込みが増した。霜が降り、霜柱が出来る季節。こんな寒い朝には一つ、楽しみがある。草花のシモバシラの茎に出来る霜柱だ。シモバシラノの茎には小さい穴が連なって開いているようで、地中から吸い上げた水分がその穴からじわじわと吹き出し霜柱となるようだ。年末から1月末ぐらいまでのお楽しみだ。

 コンポストの代わりとして生ごみ処理箱を3個作って、もう10年ほど使用している。木製なので年月で傷み朽ちる。10年間、修繕に次ぐ修繕で傷んだ板の一部を補強・交換しながら耐えてきた。が、先日、耐えきれなくなり最も壊れかかっていた一つを作り直した。コンポストもそうだが生ごみをたい肥化するため、生ごみ処理箱も下部には板がなく土中に建っている。

 この下部が開いているのが獣との戦いを呼ぶ。イタチが生ごみを狙って潜入してくるのだ。上の写真はイタチが掘った穴だ。イタチに備え、外板はかなり地中に埋め込んでいるのだがイタチは更に深く穴を掘り侵入してくる。この新しい箱にももう2度、入られた。入られるとその穴周りを板・角材などで補強するのだが敵もさるもの、その補強した板などの下をさらに深く掘るか、また別の弱い場所を探して挑戦してくる。文字通りイタチごっこの戦いだ。剪定作業など今年の私の仕事は終わったと思っていたのだが・・・イタチとの戦いがまだ残っている。

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マンサク 黄金柑(オウゴンカン) GⅠ フェブラリーステークス

2023年02月17日 | 田舎生活

 年明けてから朝は散歩に行っていない。冬の朝の寒さに耐え難く感じるようになり、また歩いてもなかなか温まらない。今のところ、歩き始めるのは3月に入ってからと考えている。今は?エアロバイクを漕いでいる。置いている位置が窓際、今の時期は漕ぐ時間帯が日の出の時間に合っている。6時43,4分と言うところだ。

  

 やっと椿がキレイな花弁を見せてくれるようになった。ヒヨドリが他の餌を見つけたか来なくなったためだ。真冬はヒヨドリが膨らみ始めた蕾が花弁を見せ始めたと思うと咲くまで待たず突く。我が家に来る鳥ではヒヨドリが一番食欲旺盛なように感じる。椿の花弁に始まり葉野菜、皮の薄い柑橘類の1種(シークワーサー)は皮だけ残して食べる。

  

 梅の花がかなりの数、開いた。我が町、池田町はお茶の他、梅の里としても知られている。早咲きの鑑賞用の梅の他、収穫用の梅畑も多い。

  

 先日、蕾で紹介したマンサクも花弁が開き、風に揺れている。あまり花に詳しきない私は、花弁と言うと先に記した梅のような形を思うが、こんなひらひらとした花弁を持つ草木もボツボツと見る。それにしても面白い花弁だ。

  

 八朔・甘夏・レモンそしてシークワーサーと続いた柑橘類も最後の種類となった。黄金柑(オウゴウカン)の名がある蜜柑だ。10年ほど前に伊豆にバス旅行で行ったときに食べた味が忘れられなくて、ネットで探し植えた。2mぐらいの小さい木だがたくさん生る。収穫はこれで2度目だが前回も同じぐらいあった。食べきれないため、今年は搾ることに。が、3台ある冷蔵庫でも入らないの嘆き節が聞こえる。

  

 今週19日の競馬ではGⅠレース、フェブラリーステークスがある。今年のGⅠレースの幕開けである。レースの種類は新馬・未勝利で始まり1,2,3勝クラスと続き、その後オープン特別、リステッド競争となり更にGⅢ、GⅡ、GⅠレースとなる。言わばその競馬の種類の最高峰である。5歳以上オープンレースで斤量58Kg(牝馬は2Kg減)のレースである。レース場はダート(砂)と芝があるが今回はダートで1600mの競争である。馬は血統と言われる。両親馬の遺伝子が引き継がれることが多いようだ。馬はダートが得意な馬と芝得意に別れる。これも遺伝子は影響しているようだ。因みにGⅠレースは年間26レースある。GⅠレースに勝利するとGⅠホースの称号が与えられる。GⅠレースを幾つも勝利する馬がいるため年間約7000頭レビューする馬で名誉あるGⅠホースの称号を得られる馬は限られる。今年のGⅠレースの熱き戦いが始まる。

 

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冬景色 夷草(エビス草) 生薬決明子

2023年01月14日 | 田舎生活

 冬場は花が少ない。そのこともありどうしても風景写真が多くなる。その中で日の出は7時過ぎと言うこともあり目覚めとマッチし格好の的になる。明るくなりつつある頃、50km先の恵那山がくっきりと見える。冬ならばこそだ。そして、日の出前、先ず雲雲が朱く染まり始めている。

  

 北の方角、福井県との県境に横たわる山々。今朝も冠雪が美しい。手前の電柱にはカラスが1羽見える。北の方角の山々は急峻だがこの山は手前側が削られたように見える。

  

 冬の風景は遠くまで見える。何時も見る山の向こうにもう一嶺、雪を被る山々の姿が見える、南アルプスではないかと思っている。そしてちょこっと山頂だけの御岳山も。これらも冬なればの景観だ。

  

 こちらは何度目かだが我が家の冬の風物詩、シモバシラの茎に出来た霜柱だ。シモバシラの花は10月12日のブログにあるが白い小さな花が連なる。このシモバシラの霜柱は今冬、4回目。寒い朝の楽しみだ。

  

 今年は薬草も紹介したいと思っている。これは晩秋に収穫したエビス草の種子だ。一般にはこの種子袋を叩いて中の身を取り出すのだろうが我が家では手作業で袋を割り、種子を取り出す。これは毎年、我が家で年末から冬季の寒い時期、外で作業が出来ない時の仕事。これも我が家の冬の風物詩だ。

  

 エビス草の花から種が出来る様は9月1日のブログに掲載した。エビス草は漢名で恵比寿草・夷草の字が当てられる。北アフリカ原産の植物のようだ。種子は生薬”決明子”となる。緩やかに便通を良くする緩下作用が有る他、目の充血を取る作用も見られると言われてきた。他に、利尿作用もあるようだ(ウィキペディア参照)。また、本来はハブソウの種子を用いるハブ茶の代用品としても知られている。我が家はこれを煎った後、ドクダミ・ハト麦などと一緒に煎じお茶として飲む。我が家のお茶はいつもこれ。初めての時”何、これっ!”と思ったことを思い出す。今ではこれでないと物足りない気もする。

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