花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

スイカズラ(忍冬)とテイカカズラ(定家蔓) 箱根バラと箱根空木 

2017年05月31日 | 景色

昨年からさっぱりだった体調が5月半ばからほどほどに良い。朝起きたとき、”快調!”と叫びたくなる日は10日ぐらいしかない、ここ数年である。そんな中でのこの5月の快調さ、何とも嬉しい。思わず、調子に乗って初日は麻雀、2日目にゴルフ・飲み会打ち上げにカラオケをやった。それも静かに聞いて居ればいいものを・・・。先頭に立って”浪曲子守唄”まで歌ってしまった。昨日・今日と調子が悪い、当たり前や!

玄関先で良いの匂いを放つ花がある。先ず最初はスイカズラである。甘酸っぱい匂いが門の絡むように漂っている。忍冬(ニンドウ)の名は長い冬を耐え忍んで咲く花からの名のようだ。咲き始めは左の写真のように白っぽい花である。だんだん橙色に変わり右の写真のように変わる。今年は一段と花数が多い。

   

そしてこちらはテイカカズラである。2枚の写真は散歩道で柿の木を覆うように咲いている。我が家にもフェンスに這い、いっぱいに広がったテイカカズラがある。最初はフェンス前面に蔓を張らすのに手助けをしたが今はフェンスが見えない。我が家の写真はHP:http://netowl1949.webcrow.jp/index.htmlでご覧頂きたい。

   

こちらは箱根の名がつく花2つである。左は箱根バラで右は箱根空木(ハコネウツギ)の花である。箱根バラは山椒バラの一種と思える。大きな花びらで美しい。

   

今の時期、毎朝、記事の鳴き声が聞こえる。散歩道に参拝する熊野神社の北側にはほとんど毎日、姿を見せる。左は望遠機能をフルにし、撮影したもの。右は鳴き声が聞こえた方角を探していたら”いたー!”。頭隠してトサカ隠さず”か。

    

可愛い花が庭のあちこちで咲く。タツナミソウ(立浪草)である。波に見ているからの名前のようだ。右の紫色が多いと思う。白い方が波らしいが。

   

可憐で可愛い花姫ヒオウギである。毎年、”おちょぼ口の口紅”を思ってしまう。

   

今の我が町の景色である。お茶の新芽、今が一番美しく見える。そして右は我が家の玄関である。頂いた木だが玄関先に構える。

   

寒い冬が終わり茶畑の葉も黄緑が広がる。お茶も今はもっとも美しいように思える。

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色違いのヤマボウシ・アヤメ 木の花カマツカ・エゴノキ 珍しい花オガタマ・箱根バラ

2017年05月22日 | 景色

一気に夏が押し寄せたと感じるこの頃はここ3日間は30度超えだ。5月初旬にはまだ薪ストーブを焚いていたのがもう遠い昔になった。当然、庭・畑も種々の花の開花がスピードを上げる。草木が眠っていた冬があったことが信じられない。

先ず、色違いの花である。ヤマボウシ(山法師)である。白い花と思っていたが、昨年から右のようなピンク色の花も咲き始めた。真ん中の実が熟すると黒色に変わる。甘酸っぱい懐かしい味の実である。

   

菖蒲である。左側の紫色が定番であるが右のような花の色もある。

        

こちらは夜に咲く花、月見草である。ここは駐車場代わりの前庭だが今年は驚くほど花数が増えた。女房に言わせると花は好きな場所(土)があるとか。今年は毎日20~40個ぐらいの花が咲いている。因みに今日は39個だった。

        

この花を2つ。先ずはカマツカ(鎌柄)である。固い材質の木で鎌の柄に使用されたことからの名前である。この後、赤い実が綺麗なのだが鳥たちの標的になる。

今年も鳥除けの網を立てる予定である。

         

そして、こちらはエゴノキである。真っ白な花弁に真ん中にある雄しべの橙色が美しい。

         

こちらは”ナンジャ、あれは!”と言ったかどうかナンジャモンジャの花である。3年ぐらい前から花が付き始めた。花弁の長さが風に揺れる様が良い。そしてミヤコワスレである。

ポツポツと咲いていたがこれも今年は花数が多い。

    

ちょっと珍しい花2種である。左側の花はバナナの香りがすると聞くオガタマの花である。毎年、鼻を近づけるが・・・バナナの香りはしない。鼻が悪いのか、花がわるいのか。そして最後は箱根バラと呼ばれる花である。山椒薔薇の1種と思うが箱根の大涌谷へ行ったとき、知り合いからもらって来たものである。昨年は一輪、今年初めて複数の花が咲いた。

     

暖かくなるのは良いが草木が一気に育ち、木々に囲まれた山の中の一軒家みたいになってきた。が、それも良し。風が運ぶ草木の香りにしみじみとした人生を楽しむ。

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モッコウバラとナニワイバラ ワスレナグサとミヤコワスレ オダマキ イブキジャコウソウ ハナイカダ

2017年05月05日 | 果実・花

”春たけなわ”だと思っていると今日は”立夏”。5月はもう”晩春”、”惜春”が時候の挨拶として使われるようだ。庭の花々は今が盛り、”咲き誇る”の言葉が似合う。

山フジの傍で競うように枠組みを上るモッコウバラも花数が増えた。遠目にも美しいが近くでも見惚れる。美しいとしか表現できない感性が淋しいが。

   

こちらは負けじと咲き始めたナニワイバラ(難波茨)である。大きな花で見映えがする。好きな木の花の一つで利休梅が終わるころに咲く。イバラの名がつくが大きな鋭い棘には刈込時、毎年悩まされる。

        

前回、紹介した玄関先のフジも盛りである。甘い匂いが近くを通る人たちの鼻腔もくすぐるようでそっと鼻を寄せてくれる。

   

忘れな草(勿忘草)とミヤコワスレ(都忘れ)である。ロマンチックな名が今も心の平穏を乱す。忘れな草は薄いピンク色から白く変わり、最後は澄んだ青色になる。

   

駐車場代わりの門からの通り道に咲くオダマキの花である。どうも花は”好きな場所”があるようで紫色の花はとても増えた。白色の花はまだ少ない。同じぐらいに増えれば嬉しいのだがここ数年、この一株の花である。

        

最後は珍しい花2種である。。左側は薬草の1種でもある伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)である。小さく可憐な花で女房殿が増やそうとあっちこっちに植えている。そして右側はハナイカダ(花筏)である。葉っぱの上にちょこんと咲く。面白い花である。

   

寒がりの私は4月の終わりまで薪ストーブの世話になっていた。11月初めぐらいからちょうど半年、焚き続けた。”暖かい季節になり、体調が少しは良くなるのでは?”と皆さんいってくれるのだが、私には夏の冷房が最もきつい。車の中は羽織る服がたくさん入っている。動く洋服ダンスとも言おうか、これから夏の上着がまた増える。

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