花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

モッコウバラ ヒョウタンボク オダマキ オガタマ カラスノエンドウとスズメノエンドウ

2023年04月27日 | 果実・花

 東のフェンスに黄色い花の塊が2ヵ所広がった。今が盛りのモッコウバラだ。フジと場所を争うモッコウバラを紹介したがこれが枯れたときの用心で鉢植えで育てていた2本の苗をもう大丈夫だろうとここに植え替えた。2つの間に先日、先日袋掛けしたビワの木がある。

  

 欅の木の下で白い花が広がっている。ヒョウタンボク(瓢箪木)だ。最初は白い花でだんだんだん淡い橙色に変わる。この後、一つの花で赤と緑の2つの丸い実が並ぶ、まるで瓢箪のように。ヒョウタンボクの名の由来だ。

  

 元々、良い方ではなかったが更に更に物覚えが悪くなった。その中でもすぐに忘れる似た名前の花がある。紫色の下向きに咲く草花、オダマキ(苧環)だ。強い花でこぼれた種で駐車場にしている場所の横に並び咲いている。

  

 そして、もう1種は木の花オガタマだ。正式名はオガタマノキで漢字ではこんな字を書く(招霊木、小賀玉木)。キレイな花でバナナの匂いがすると書かれている本もあるのだが・・・鼻の悪くなる前でも匂いはわからなかった。

  

 鉢植えでひっそりと咲くシャクナゲ(石楠花)だ。ふと横を見るとモンシロチョウが進むこともなく空中で羽をゆっくり動かしている、ホバリングと言うのだろうか。何で?と思いながらよく見るとその前の葉の裏に別の蝶が止まっている。どうも前の蝶が雌でこれが飛び始めるのを待っている雄蝶のようだ。楽しい光景だ。

  

 NHK朝ドラの4月から”らんまん”が放映されている。”日本の植物界の父”と言われる牧野富太郎氏の物語とのこと。それは面白そうと朝ドラを10数年ぶりに見ている。ドラマの中では名前を変え、槙野万太郎の名で神木隆之介さんが演じている。風間俊介さんと並び好きな俳優だ。今週4月24日は牧野万太郎氏の誕生日だったようだ。

  

 写真は今朝の散歩道、万太郎になった気分で取ってきた野に咲くエンドウの名がある草花だ。最初の写真がカラスノエンドウだ。私が今まで知っていたのはこれで春先、多くの花を見る。今回、知ったのは次の写真でスズメノエンドウの名だ。花も違うが今回は生っている種子に注目した。カラスノエンドウの種は大きく長く上を向いて生る。が、スズメノエンドウは小さい種が下向きに生る。ドラマでは万太郎はシャセイ(写生)していたが私はシャシン(写真)で誤魔化す。エンドウを調べていてもう1種似た草花があることを知った。名がカスマソウ、どちらに草花にも似ているところがあり中間のような草花とか。で、この名、カラスとスズメのマ(間)の草と言うことでカスマソウと名付けられたようだ。そんなのあり?・・・と一瞬、思ったが粋な名を付ける人がいるものだと感心に変わった。1度見てみたい草花だ。

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新緑の頃 茶畑 柿の木 ジャコウアゲハの羽化 ウマノスズクサ クロモジ

2023年04月24日 | 果実・花

 新緑!今が一番良い頃だ。我が郷、最も美しい新緑はこれではないかと思っている。茶畑の新芽のこの緑、何にも増して綺麗だ。今年は新芽の成長が早いようで八十八夜の前だが、先週に一番茶の競りが行われたようだ。

  

 我が地、もう一つの新緑はこれ、柿の葉だ。茶畑の夏の日除けのために渋柿が多く育てられているが、新しい柿の葉の新緑は綺麗だ。茶畑の新緑に柿の葉が重なる。

  

 こちらも新芽。新緑に橙色が混じる。ザクロの木だ。この色合いもなかなか良いものだ。

  

 先日、紹介したアケビそしてポポーの雌花がこんな形になってきた。先の写真のアケビは受粉に成功したようで、もうしっかりとした実に見える。が、ポポーのこの状態はまだわからない。今の段階では、こんな形で多くの実が残っているが・・・さて、幾つ実ってくれるだろうか。

  

 他にも面白い実の芽生えはある。先ずはヤマボウシの今だ。花の形が出来上がり、真ん中に青い実が出来ている。そして、ハウス内で育つブドウだ。ブドウの実は垂れ下がるのではなく上に伸びる形に花の準備が進んでいる。何時、実がぶら下がるのかはわかっていない。今年はしっかり確認したい。

  

 夏も近い今となっても新芽が見えず、心配になる木もある。先ずはナツメ(棗)だ。棘のある枝が伸びているだけでまだ芽は見えない。”夏に芽が出ることから夏芽、ここからナツメの名となったの説もある。そしてもう1種、こんな状態の木もある、ジューンベリーの木。が、よく見ると新芽の膨らみがあるような気がする。遠目でこの状態、毎年枯れたのではないかと心配する木だ。

  

 今年のジャコウアゲハの羽化は発見できた限りでは4月11日が最初だった。昨年秋の保護したサナギは7個。写真はサナギ5個目の羽化で、生まれたばかりでまだ羽が伸びていない。この後、羽が伸び始め、伸びた羽が乾くのに半日ぐらい要する。飛び始めると雄は雌を求め、雌は卵を産み付けるウマノスズクサを探す。そのウマノスズクサの今である。まだ、茎を伸ばす段階で葉は少ない。卵から孵化した幼虫は葉が足らなかった場合、茎をかじり始める。まだ、幼虫に孵化したものはいないがウマノスズクサの成長を見守る毎日だ。

  

 木の芽吹きに戻る。こういう芽吹きをする木は多い。これはクロモジ(黒文字)の木だ。クロモジは生薬名はないが、抗ウイルス薬としての活用が検討されているようで養命酒社からのど飴が販売されている。

  

 クロモジは爪楊枝として活用されていたようだ。クロモジの爪楊枝を知ったのは小説の世界だ。池波正太郎作品で広く読まれている小説に”仕掛人 藤枝梅安”がある。テレビドラマの仕掛人・仕事人シリーズの原作となった小説ではないかと思う。仕掛人藤枝梅安の本職は鍼灸師だが、相棒彦次郎の表向きの仕事は爪楊枝造りの職人でクロモジを削り造る。物語の何作目かでこの彦次郎が死ぬのだが、この時の衝撃は忘れられない。今風に言えば彦次郎ロスだ。この木クロモジを見るたび、彦次郎、梅安そして池波正太郎を思い出す。”仕掛人 藤枝梅安”、もっとも繰り返し読んだ小説だ。今も何時でも読めるように枕もとの本棚に藤枝梅安はいる。

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牡丹 イカリソウ(変わった花) 蘇芳 カリン トキワマンサク ヤマブキ(白い花 ) サクランボ(佐藤錦) 藤2種

2023年04月20日 | 果実・花

 2年ぶりに牡丹が咲いた。肥料が足りないかあまり茎が伸びていない。”立てば芍薬座れば牡丹・・・”、の言葉もあるが、一輪ながら存在感は半端ではない。

  

 先日、”円盤に見える”とイカリソウを紹介したが小さい花のこんなイカリソウもある。手前のレンゲの花と比べてみても小さいのがわかる。園芸種だと思うが昨年末に亡くなった知り合いから頂いたようだ。何時までもここで咲き続けて欲しいと願っている花だ。

  

 花梨の花も咲いている。薄いピンク色で可愛い花だ。春先に咲く実の生る木の花はアンズ・アーモンドなどピンク色がかった可愛く綺麗な花が多い。

  

 門の傍が赤色に染まった。ピンク色の花が咲くトキワマンサクだ。トキワマンサクは白色の花もあるが、その木の葉は緑色だ。葉の色に混じり、花が見えずらくはあるが木全体が華やかでいい。

  

 もう1種、濃いピンク色の花蘇芳だ。蘇芳は白い花も見かける。春先、新緑と共に咲く花も多いがこうして木の花だけが先ず咲くのは花が一段と目立ち美しい。

  

 白い花を2種、先ずはヤマブキだ。白い花だとヤマブキ色とは言えないが白は白でキレイだ。

  

 こちらはサクランボの花だ。岐阜県でのサクランボは桜に先立ち、咲くものが多い。が、これは山形県の特産品に近い佐藤錦と言う種だ。美味しいサクランボが食べたいと欲張り植えたが気候の問題もあるか毎年、花数は少ない。当然、実りも少なくなる。ヒヨドリが狙いに来るので早めに食べることになる。

  

 藤を2種。家の南側で咲くフジだ。房が長いフジだが今年は暖かい日が多かったためか、花数が一段と多い。この一角は花の密集地で今の時期は西側からムベの蔓が伸び、東側からはモッコウバラが競りあがる。もう一つ、まだ今は芽生えたばかりだがジャコウアゲハの幼虫の餌になるウマノスズクサが蔓性で藤が終わった後、棚を占領しょうとするので別の棚を用意している。♫”狭いながらも楽しい我が家・・・”と歌があったことを思い出させる光景だ。

  

 もう一つのフジは門の傍で通りに面している。ダルマフジと言う種類で房は短いが花が大きく、一つ一つがもっこりとしていて重量感がある。近所の人が通るときに”キレイですねー”と声を掛けてくれることも多い、嬉しいひと時だ。

  

 ロウバイ・サンシュユと黄色い花で始まった我が家の今年、近くの大津谷の桜で春爛漫の時期に入ったように思う。桜の下で粛々と準備していた花々が今になり地表に広がり、木々の花々と共に春を楽しませてくれる。球春と言う言葉がある。俳句では春の季語だが今年はWBCで一足早く野球の面白さ・楽しさを見せてくれた。ダルビッシュ・大谷選手を始め、多くの日本選手が大リーガーとして活躍する近年、朝のニュースが物憂い春の目覚めに楽しみをくれる。年齢から来る早い目覚めも良いものだ。

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里の風景 サギの巣 トンビ キジ 茶の新芽 マツバウンラン モズ 猫の後ろ姿 ジャコウアゲハの羽化

2023年04月16日 | 景色

 近くの熊野神社に春祭りの幟が並んでいた。ここ数年、子供神輿は中止だったが今年はあった。その幟の後ろの高木に鳥の巣が見える。

  

 サギの巣だ。近くにある別の神社で森を倒したとかで3,4年前から産卵期はここに集まって来る。裸木の2つの巣はそれぞれにサギが一羽見える。もう卵を抱いているようだ。もう一つの木では巣に一羽いて、上部でもう一羽見える。

  

 こちらは神社の入り口にそびえたつ欅の木だ。こちらはまだ、製作中のようだ。写真の3日ほど前に見上げたときはまだ巣の形になっていなかったが面白い光景を見た。枝を加えた鳥(多分、雄)が枝を加えて”どう置こう、こうすると落ちるし・・・やっぱりこうか”と迷っているしぐさが見えた。今回は上を見上げ、雄たけびを上げているように見える。”よーし、完璧、やったー!”と言うところだろうか。

  

 この日は黄砂が舞った2日目で、まだ山々は霞んでいた。電柱の頂上に大きな鳥がいる。反対側に回り見た写真が次だ。トンビのようだ。そう言えばピーヒョロヒョロ”と言う鳴き声も聞こえる。

  

 我が郷、雉(キジ)をよく見かける。写真のキジは段々畑が並ぶところでいつもいるキジだ。近くに巣があるのかも知れない。”雉も鳴かずば撃たれまい”と言う言葉があるがキジは鳴くとき喉から絞り出すような大きな声を出す。その時、同時に羽をバタバタと羽ばたかせる。鳴くと言うことにそれぐらい力がいるようだ。それは鳴いたら一瞬に見つかるわ、と思いながら田畑の間を上る。

  

 郷では多くの鳥を見かける。これもその1種でモズだ。庭先でもよく見かける。一羽は先ほど、トンビがいた電柱の近くにいた。そして玄関先の電柱にも。モズは止まっているときに尻尾を上下させる。この仕草が何とも可愛く、見入ることが多い。

  

 我が郷、梅とお茶の産地として知られている。岐阜県は2つのブランド茶がある、白川茶とここのお茶揖斐茶だ。八十八夜が近づく今、新芽が最も美しい時期だ。

  

 お茶を育てるのは消毒・除草など、とても手がかかると聞いている。お茶の需要が減っていることに高齢化が加わり残念ながら茶畑は減少している。ここもその一つだ。紫色の花が広がっている、マツバウンラン(松葉海蘭)だ。キレイな花だが外来種で強い草花らしく、こんな光景にあちこちで出会う。

  

 おまけの写真を2枚。1枚目はお隣の庭先で行儀よく日向ぼっこをする猫だ。名前は知らないがこの猫、ご主人が散歩するときにちょこちょこと後をついていく。顔が見えず残念だが、この姿も可愛い。そして我が家の物置の軒下、朝に羽化したジャコウアゲハだ。羽の色の黒さから雄のようだ。今の時期、昨年秋にサナギになり越冬したのがほぼ半年後の今、羽化を始める。

  

 ジャコウアゲハは羽化してからちじんでいた羽を伸ばし、半日かけてへなへなした羽を乾かす。その後飛び始めるが、雄は雌を探し、雌は卵を産むため幼虫が食べるウマノスズクサを探す。が、今の時期、ウマノスズクサは芽生えたばかりで大きくは育っていない。それでも、雌蝶は芽生えたばかりのウマノスズクサを探してまだ葉はないが伸びている茎に卵を産み付ける。卵が幼虫に孵化する頃にウマノスズクサが育ち、多くの葉を付けていれば良いのだが・・・幼虫がついた茎の葉が足らくなり幼虫を他のウマノスズクサへ移動してやることも必要な時がある。鳥も産卵期、カラスは金魚・メダカを狙い、キジバトは植えた豆類を掘り起こす・・・対処に苦労する。そう言えば競馬も。今日は三歳馬牡馬中心の三冠レースの一つ、皐月賞があった。これも悩ましかったが・・・悩んだ末に・・・外れた。悩ましく物憂い春はまだ続きそうだ。  

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利休梅 シラネアオイ(白根葵) イカリソウ2色 同じ形の実が生る植物ポポー・ムベ・アケビ

2023年04月13日 | 果実・花

 好きな花の一つ、利休梅が咲いた。”利休が愛した花”の謂れもあるが日本に中国から入ってきたのは明治の終わりごろのようだ。青空が似合う花で青空の下ではことさら美しい。こぼれ種で育った木(2枚目の写真はそのうちの2本)が増え、数本が昨年から咲き始めた。

  

 利休梅は花の白さが美しいが花の付き方もキレイだ。写真の後方に蕾状態が見えるが伸びた花茎に並んでいる。

  

 レンゲソウの合間に薄い紫色の花が咲いている、シラネアオイの花だ。宿根草だが枯れた後は何処に植わっていたかわからなくなるため木枠で囲っている。日光白根山に多く、花がタチアオイに似ていることからこの名になったようだ。淡い紫色の大きな花、花顎は四片で存在感のある花だ。

  

 イカリソウも咲き始めた。船の錨に似ていることの名前と聞く。が、私には未確認飛行物体UHOの円盤に見える。眺めれば眺めるほど、楽しい形をしている。

  

 同じような形の実が生る植物3種を紹介する。先ずは木に実るポポーだ。数年経つが、大きく成長し5mを超えるほどになってきた。こちらも利休梅と同じでこぼれ種で何本かが育ち、そのうちの1本が昨年初めて実り、実る木が2本になった。利休梅はキレイさに処分できず、ポポーは実りが楽しみで増えた。地味な花だが面白い形をしている。紫色が雄花で緑色が雌花だ。今はこんな形だが花片が落ちると実の形が現れ、受精できた実だけがだんだん大きくなる。

  

後2種は蔓植物だ。先ずはムベ(郁子)、今年は沢山の花が付いた。白い綺麗な花だ。

  

 最初の花の状態の段階から実の形が見えるのがこちら、アケビだ。アケビは多くの花が咲き、規則性があるようには見えない。が、よく見ると2枚目の写真のように大きく開いた雌花1個と幾つかの雄花がセットで一つの花茎に咲いている。更によく見ると花茎に雄花だけと言うのもあるが雌花だけの物はない。開いた下の方の花が雌花だがもうアケビが実るときの形をしている。この中で受精がなった幾つかが実となる。

  

 同じ蔓の雄花と雌花では受精することが少ないので毎年、他所でアケビの花を探し雄花を採って来る。そして開いた雌花に取ってきた雄花を擦り付けて受精を促す。アケビは子供の頃には憧れの果物(?)だった。が、その頃の実り方は一つの花からは1個か2個。3,4個実っているのは珍しかった。が、こうして受粉すると5つ、6つと実ることもる。子供の頃にそんな実り方を見つけたら興奮して絶叫しただろう。

先のムベ(郁子)は不老長寿の食べ物とも言われていたようだ。現実としては茎や根は野木瓜(やもっか)という生薬となり、利尿剤となるようだ。

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