梅に続いて開花が早いのでは、と心配(?)されていた桜。結局、昨年に比べ4,5日早いだけに納まったようだ。我が地でも先週から桜が咲き始めた。小彼岸桜・寒緋桜に続いてヤマザクラが咲いた。宮地小学校庭のヤマザクラだ。もう蕾が見えない、今が満開か。
小学校庭を回る道を行く。ここは色々な桜が植わっている。ヤマザクラ・ソメイヨシノ・枝垂桜そして四季桜も。枝垂れ桜が家庭ごみを持ち寄る人を慰める。
熊野神社の桜もすべての木に花が見える。遠目に濃いピンク色の花が目を引く。熊野神社に入り振り返るとこんな光景が拝める。
山間にポツポツと湧きたつように桜が咲いている光景も美しい。これから山を駆け上がる。水仙の向こうに大津谷の桜そして山間の桜景色、暫く見惚れる。
大津谷のキャンプ地から上流と下流を見る。今日で3分先と言うところか。
この枝垂れ桜はソメイヨシノに比べて開花が早い、もう花弁が散り始めている。ソメイヨシの花はまだ多くの蕾が見える。来週半ばが満開、週末辺りが散り初めか。
大津谷キャンプ場から谷沿いの道を下がる。左側に広がる風景だ。茶畑とのハーモニーに魅せられる。一段下の橋から谷川を見上げる。
大津谷への道である。どうしても車の走りもゆっくりになるようだ。今朝の名古屋方面だ。左のビル群が名古屋駅周辺。右に見える高い建物は大垣ソフトピアセンターだ。
桜の名句を探してみた。”初桜折しも今日はよい日なり”、松尾芭蕉の句だ。芭蕉にはこんな句もある、”さまざまの事思ひ出す桜かな”。小林一茶には”桜花 何が不足で ちりいそぐ”。そして良寛和尚の好きな句に”散る桜 残る桜も 散る桜”がある。ところで今の時期、新聞には桜の開花情報が載っている。桜の開花は開花・3分咲き・5分咲き・7分咲き・満開そして散り初め・落花さかん・散り果てになると思っていた。今日、久方ぶりに新聞の桜情報を見た。つぼみ・一輪咲いたで始まり、咲いた・○○○○咲いた・もうすぐ満開だった。○○○○は”けっこう咲いた”だ、そんな表現なのだ。けっこう笑えた。