花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

ニワナナカマド ギボウシ カレンソウ(蚊連草) ヤマアジサイ カワラナデシコ コスモス

2021年06月10日 | 果実・花

 前回か前々回に記した”枝垂れ小梅・白いフジ”ではないがこうと思って育てた花が咲くと違うなー、になることがある。ナナカマドだと思っていたが赤い実が生らない・紅葉しないで???と思っていた。調べて見るとどうもニワナナカマド、別名珍至梅(チンシバイ)ではないか、となった花である。実も紅葉もないが花はそっくり同じ、初夏を爽やかに演出してくれている。

  

 春先に新芽を味噌あえにしてして食べたギボウシ。これも我が家では初夏の花だ。花の一つ一つはユリに似ている。別名、擬宝珠(ぎぼうしゅ)の名がある。蕾が伝統的な建築物の装飾で神社・寺院の階段、橋の欄干の柱の上に設けられている飾り、擬宝珠に似ていることからの名前である。

  

 池を守る日除け小屋の中で咲く花がある。カレンソウ(蚊連草)だ。ハーブで“蚊を寄せ付けない”と聞いているのだが金魚・メダカの世話時はいつも刺蚊との戦いである。

  

 梅雨の花と言えばアヤメ・ショウブにこの花アジサイと勝手に思っている。先ず、ヤマアジサイ系が咲き始めた。紫陽花は今も毎年、新種が出ているようだ。紫陽花だけはとても名前を覚えられず諦めている。紫色のガクの横に見える白い花はホタルブクロだ。ホタルも梅雨を彩る風物詩だ。

  

 まだ初夏なのに、と言いたくなる花もチラホラと見える。カワラナデシコとコスモスだ。カワラナデシコは秋の7草の1種だが7草ではこの花が最も早く咲く。そしてコスモス、漢字では秋桜、秋の花だと思うのだがチラホラと咲いている。

  

 梅雨入り宣言が異常と言えるぐらい早かった今年だが、このところ全く雨が降らない。この晴天、12日ぐらいまでは続く予報だ。異常に思えるこの天候だが梅雨入り宣言しているのは東海地方まで。関東甲信越そして北陸地方の人々にとっては”そろそろ梅雨入りかなー”ぐらいの思いだろうか。ところで、この梅雨入りの時期、今の梅雨入り宣言日は速報値と呼ぶもののようで最終的には9月初旬に確定値と言うものが出るとか。と言っても変わるのは3、4日の違いらしい。梅雨の中休みと言うが32,33度の気温がもう4日も続いている。これは梅雨さんも中休みとは言い難いのではないかい。管理できている?サボってな~い?

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花ザクロとザクロ ジャスミン ホウズキ スイカズラ(忍冬) ジューンベリー ジャコウアゲハの卵・幼虫・サナギ

2021年06月06日 | 果実・花

 庭が賑やかになってきた。梅の木に並ぶところにある花ザクロが咲いた。八重の花でこちらは花のみで実が生らない。

  

 そして池の傍ではザクロが咲き始めた。花ザクロもそうだが蕾も見て楽しい形だ。子供の頃に食べた味が忘れられず植えたが・・・今は酸っぱくて食べれない。

  

 ジャスミンの花だ。家の西側にあるのだがフェンスの外で咲くことが多く、よく見逃す。可憐な清楚な花だ。

  

 もう一つ清楚な花を。こちらはホウズキだ。ホウズキはこの後に出来る袋状の実が話題になる。花が注目されることは少ないが良い花だ。

  

 スイカズラが細々と咲いている。写真左の金網に巻き付いたスイカズラが残した蔓が見えるが枯れたものだ。また、ここから元気を取り戻してくれると良いのだが。

  

 昨年は不作の上にヒヨドリとの戦いに負けて殆ど、食べることが出来なかったジューンベリー、今年は良く実った。そしてヒヨドリが来ない。どうも昨年は庭のモミジの木に巣を作っていたため、雛に餌が必要でジューンベリーの実も標的となったようだ。

  

 ジャコウアゲハ、越冬したサナギが蝶になり生んだ第2世代が活動を始めた。1枚目の写真はウマノスズクサの葉に卵を産み付けているところである。左側に一つ目の卵が見える。そして成長している同世代の幼虫だ。幼虫は驚くぐらいよく食べる。今の心配は秋まで餌のウマノスズクサの葉があり続けるだろうか、である。

  

成長した幼虫は1ヶ月ぐらいでサナギになり始める。気にいった(?)草花・木の枝葉に頭の部分は糸を張り、尻尾は何か液を出してくっつく。2点で支える感じだ。そしてこの形から2~3日で脱皮する。頭から始まり脱いだ黒い皮を手足(?)でだんだん後ろに押しやり、最後に尻尾を振って脱いだ皮を落とす。サナギになってから10日ぐらいで羽化する。来週末のジャコウアゲハの乱舞いを夢見ている。

  

 5年前の秋に中学時代の同級生が故郷徳島県から来てくれた。空白に等しかった50年近い年月を2泊3日で語った。行ったことがないと言うので関ヶ原の古戦場へ案内したのは良いが体力が一番落ちていた頃で小高い所にあったと言われる石田三成の陣まで上るのに2度休みが必要だったのを思い出す。また家の庭は木々の剪定前で草木に覆われていた。彼が帰った時に他の同級生に伝えたことが2つ聞こえてきた。一つ目は”あいつ、森に棲んでいた”そして2つめは”体調は相当悪い”だった。先日、NHKの”チコちゃんに叱られる”で森と林の違いについての問題が出ていた。違いは森は人の手が入っていない場所なのに対し、林は人の手で作られたところを言うようだ。伝えた彼に抗議しないといけない。”俺のところは森じゃない、林だ。そしてまだ元気に蝶と遊んでいると。但し昼に飛ぶ蝶だがと付け加えて”。

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鳴子百合  ツツジ2種 沙羅(シャラ) ガウラ テイカカズラ クロバナカズラ

2021年06月01日 | 果実・花

 梅雨入りは早かったがここ1週間近く大雨にはならず気温も27,8度と高いが続いている。庭木の若葉が伸び、草花も大きくなり、すっかり森状態になってきた。そんな状態の下、鳴子百合のぶら下がった花が綺麗だ。

  

 ツツジも何本かは隠れている。被さる草花を取り除いてみる一本のツツジが花を一杯付けていた。また、庭師さんが造ってくれた庭のツツジも花数は少ないものの咲いている。

  

 毎年、2本あるうちで早く咲く沙羅の花が見え始めた。木の葉が大きく多いため、ひっそりと言う感じで咲く。

  

 白鳥草の別名があるガウラ、確かに似ているか。梅雨とは思えない青空の下、ポピーに囲まれながら白鳥草が羽ばたく。

  

 テイカカズラである。玄関先から門までの間のフェンスにびっしりと花を付けている。テイカカズラはこの多くの花が一段落した後、伸びる蔓にポツポツと秋まで咲き続ける。

  

 名前が分からず困っていた花だ。調べるとクロバナカズラではないかと教えてくれた。教えてくれた?スマホのGoogle検索画面、マイクのアイコンがあり、音声入力が可能なことは知っていた。が、Googleマークをタップするとカメラが出てくると教えてくれたのは何かのテレビ番組だったろうか。ここをタップして出たカメラでこの植物の写真を撮ってみた。出てきたー!クロバナカズラではないかと解説する。この検索機能、凄い!とても重宝している。

  

 27日の日曜日は久しぶりに目覚めから緊張があった。先ず、ベッドの上で何時ものように柔軟体操をしながら体調が悪くないかを推し量る。15時45分に予約した新型コロナワクチン接種の日だ。体調はまずまず、これなら打てるだろうと一安心。27日、日曜日は競馬の日本ダービーの日でもあった。競馬でもしながら体調を整えるかと新聞片手にソファーに。動かないでいるとどうも調子が悪い。競馬の成績もイマイチ。心の乱れか。と一瞬思ったがよく考えてみたら・・・こちらはいつもイマイチで同じ。ワクチン接種は無事終わった。日本ダービーもいつも通りに終わった。

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