みなさんこんにちはtatuakiです(^-^v
もう6月も16日ですがお元気ですが?今のところ冷夏みたいですね。こうして書いている4時もエアコンの暖房をつけています。
さて、昨日のサイエンスゼロは題して「ホルモンパート2」でした。
人の感情が何とオキシトシンで変化するというのです。さてオキシトシンとはどんなホルモンなんでしょうか?
オキシトシンは出産のとき促すホルモンと知られています。
このオキシトシンを男女のカップルにスプレーで嗅がせます。鼻から吸う事で脳まで到達します。さてオキシトシンを吸わせた場合はどうなるんでしょう?喧嘩するどころか仲直りするのです。
お母さんの子供への愛称など報酬系と呼ばれる部位が活発になるそうです。人を信頼する事もオキシトシンが作用するようです。ただ悪用される危険性があると言われています。
脳内のホルモンの殆どが視床下部で出されます。マウスの脳を薬品で透明にして特殊な光を当てて見ると脳の中にオキシトシンを放出していることが分かりました。つまりオキシトシンは脳内に直接送り込みます。ほかのホルモンは脳内には行ってきません。
夫婦が別に行動するハタネズミと別に夫婦が一緒に生活する平原ハタネズミではオキシトシンの受容体があることが分かっています。側坐核は報酬系と呼ばれ相手と一緒にいたいと思うようになる部位です。ここに母性を作用する事があります。
さて、オキシトシンで浮気が分かると言います。若い女性が結婚男性とどれだけ近づけるかという事を測ります。オキシトシンを嗅がせた場合、すでに結婚している男性は抑制作用が働き距離が長くなると言います。
海馬の中にスパインと言う突起があり、オキシトシンに作用します。ここで配偶者の愛情の記憶をコントロールされているという仮説もあります。
愛情の記憶の形成が重要だと言われるみたいです。
スエーデンで国民の遺伝子が調べられオキシトシンに関わる遺伝子が見つかり4割の人がオキシトシンの受容体が生まれつき少ないと言う人が結婚生活がうまくいっていなかったりします。
しかし、オキシトシンの受容体が弱いにも訳があり、生まれつき誰とでも仲良くできるという面白い性質があります。
さてこのオキシトシンが増えることがあると言います。会話の時に相手の目を見たり、ハグしたり、スポーツやゲームを誰かと一緒にやるだけでもオキシトシンが増えます。
しかも、一人だけでも物語の主人公に感情移入するとオキシトシンが増えるという結果があります。
以上が内容でした。
昔、母性愛はDNAに刻まれてはいないとか言う仮説がありましたが、オキシトシンの受容体などの遺伝子があるので間接的に母性愛のDNAなんでしょうかねー?でも虐待とかありますけどこれってオキシトシンの問題なのか?文明の問題なのか?気になることろです。
さて、今週もはじまりましたね。皆さん頑張りましょう。
そりでは(^-^