皆さんこんにちはtatuakicadoです(´・ω・`)
皆さんお元気でしょうか?私は今日仕事を早く終わらせ部屋などの掃除をしていました。その後HDDに落としておいた昨日録画したフランケンシュタインの誘惑を見ていました。
昨日は家の寒暖計は-7度をしめしており非常に寒いんだなと感じました。いや、実際に非常に寒かったですね、周りの溶け残った雪と放射冷却の影響でしょう。水道が凍り付き大変でした、顔も洗えずに(ノД`)・゜・。
でもコメリで買った木の観葉植物はそれでも持っています。昔ベコニアを飾っていましたが一発で凍ってその後しなびたりして悲惨な目にあいました。ひょっとしたら木の観葉植物は冬にはいいかもしれません。
あーそりにしても新しいカメラほしいー買え買え買えよと別の自分が言っております(;・∀・)天使側は「もうちょっと金貯めようよ」とささやいております(;^ω^)
さて、昨日のフランケンシュタインの誘惑はナチツドイツに加担した科学者オトマール・フォン・フェアシュアーを取り上げていました。
NHKオンデマンドで見られるので見たい人はそっち見てくだいね(^◇^)
フェアシュアーはドイツの片田舎で生まれました、自然科学に興味があり大学で医学を専攻しました。研究の時に夢中になったのが優生学です。
この優生学はダーウインの進化論とメンデルの遺伝の法則を合わせたもので優秀は人を集めユートピアを築こうと言う学問です。この優生学には断種と言う障がい者や病気の人に避妊手術をする行為が研究としてあります。
フェアシュアーは当初、遺伝で結核にかかりやすい人がいると結論付けています。これは現代の医学では評価されています。
ちなみに優生学は医学の中でも黒歴史として残っています。優生学は現在医学的に認められていません、今優秀な遺伝子と思われていても将来的に意味のない遺伝が出てくるかもしれません。現在生まれる赤ちゃんがダウン症であることを遺伝子で見分けることが出来ます。しかし残念ながらダウン症と分かった夫婦は中絶する可能性が高いと言います。
フェアシュアーは何と今では考えられない事を言いました。障がい者や病気の人は優生学的にいらないから不妊手術をするべきであると言っています。
そして時代はナチスヒトラーの時代に突入、フェアシュアーに追い風が吹きます。ナチスは障がい者を徹底的に殺戮しました。
ナチスはユダヤ人に目を向けてくるようになります。そう、ユダヤ人の一掃です。
しかし、驚くことに当時の科学ではユダヤ人かそうでないかを見分けることは非常に難しいのでした。これはユダヤ人は一つの人種でなないことに由来しています。
しかしフェアシュアーは血液でユダヤ人と判定できるかもしれないと考えます。
そして、ナチツは特別な裁判所を作り避妊手術をするかどうかジャッジするようになります。フェアシュアーが障がい者かどうか見分けることもしました。
しかし、血液では当然ユダヤ人かどうかは分からず。
フェアシュアーの弟子ヨーゼフゲッペルが強制収容所の医者となり、収容者の血液を容赦なく採血してフェアシュアーの研究所へと運んだり、人体解剖をして内容を送ったりしています。
やがて、ナチツが連合軍に敗北すると、フェアシュアーは証拠隠滅を図ります。
連合軍がフェアシュアーを尋問するとフェアシュアーは知らぬ存ぜぬを決め込みます。そして罰金だけ払うだけで済んでしまいます。
しかし、この頃優生学を一番進めていたのはアメリカでした。ドイツの優生学に一番お金を出していたのがアメリカのロックフェラーでした。そのため優生学を連合国のアメリカ側が避難することは火の粉を浴びるのと同じことだったのです。
フェアシュアーはそのまま医学界の権威に立ち晩年交通事故で亡くなっています。新聞には非常に良い印象で書かれていました。
私は思うのですが今障害とされていない事でも将来障害と認定されるかもしれない。今障害と言われている人もなにか役に立つ時代が来るかもしれないと思ってしまいました。
何故、こんな優生学のような下劣なものが出てくるのか?
それは今蔓延してるポピュリズムと関係があるかもとも思っています。
大衆が納得するようないかにもと言うような科学論文が正しいと思われるのが現代かもしれません。
自然科学の歴史では到底素人には分からない論文などが価値があると分かる事の方が多いです。
そこらへんは皆さんも分かってくれるには時間がかかるかもしれません。
多種多様な遺伝子があり、それが混在した方が生物には健全と言えます。
どんな人でも遺伝子異常が10個くらいは見つかります、皆さんここを重要視しないと大切な事を見失いますよ。
そりでは皆さん、良い金曜日を。
あ、NHKBSこういう良い番組やっているので見てくださいね( *´艸`)
そりでは<(_ _)>