皆さんこんにちはtatuakicadoです(*_*;
お元気でしょうか?最近下呂市も昼間暖かくなってきました。花粉の飛散もひどいようでマスクなしでは外へ出たくありませんね。
今年は家で持っている田んぼを人に貸しており田んぼが巨大な畑となっています。何だか奇妙な気分ですね、通常はコメを育てるんですが(;´・ω・)
さて、仕事から帰って掃除をした後録画しておいた最終回のフランケンシュタインの誘惑を見ていました。
今回のテーマは心肺蘇生、ロバート・コーニッシュがテーマでした。
心肺蘇生技術とは死んだ人を生き返らせるという事です、何が死なのか?と言う定義と密接にかかわっています。コーニッシュはアメリカで生まれやはりおなじみの神童と呼ばれており英才教育を施されました。そのため若くして大学に入り博士号を取得します。
その頃フランケンシュタインと言う映画が作られ社会に衝撃を与えました。この作品は墓から掘り出された死体のパーツをつなぎ合わせ新しい怪物を作ると言うものですが、コーニッシュはこれは実現可能ではと思います。
コーニッシュは解剖学だけでなく幅広い知識を持ちました。
コーニッシュはシーソー型心肺蘇生機を作ります、これは死んだ体をここに乗せシーソのように揺らせば重力で横隔膜が運動して血が巡ると考えたのです。
早速病院で死亡した人に施します、最初脈が復活したのですがすぐにそれも止まってしまいました。
今度は動物実験を試します、犬を殺してそのあと蘇生する実験です。人などの動物が死ぬと血液が凝固してしまい酸素も血液中に無くなり酸素が送られなくなります、そこで凝固を止める薬と酸素を入れた血液を注射することにより実験をしますが最初息を吹きえしてもすぐ血栓ができてしまい死亡してしまいました。
そこでいろいろと試します、しかし酸素が脳に送られなくなると脳細胞は急激に壊れてしまいます。
薬剤を追加することによりましな状態の蘇生した犬もありました、しかし前の犬と条件が違うことが考えられます。
コーニッシュは何と論文にはせず、新聞記者を呼んで実験を公開しました。しかし動物実験ではその残酷さに批判が集まります。
コーニッシュは次の目標として死刑囚を選びます、死刑囚の体を実験に使うのです。死刑の方法にガスを使う州を3つ選び出しその知事に実験に死刑囚を使わせてくれと手紙を出します。
しかし、医学界の見解としては、たとえ体が復活しても脳に損傷が出てしまうので障がい者として生きることになるだろうと言う見解を発表。
それと死刑執行後また生き返らせた死刑囚をどうするか?そのような法律はできていません。
コーニッシュの提案はすべて却下されてしまいました。
しかし、死刑囚自らコーニッシュに手紙を出し自分で実験してくれと言う死刑囚も現れました。しかしこの死刑囚は死刑を執行された後でも生きていたいと言う下心があったと言えます。
コーニッシュのこの実験も中止されました。
コーニッシュのもとには自分が人体実験になると言う手紙が来ますがどれも金銭目的、人体実験になる代わりに金銭を要求すると言うものばかりでした。
コーニッシュは新しい心肺蘇生機を開発しましたが、コーニッシュは大学からイメージダウンを恐れ解雇されます。
その後のコーニッシュはカエルのジャンプ大会にさんかしようとしたり、フッ素入りの歯磨き粉を販売しました。フッ素は当時猛毒とされていたため消費者団体から問題視されました。
コーニッシュは結婚することもなく兄弟に見とれながら50代で死亡しました。
しかし、今の緊急医療でコーニッシュの行ったことは生かされています。勿論フッ素入りの歯磨き粉も同じく。
コーニッシュは論文にすることをしなかったため、今でもあまり有名にはなっていません。
まあ、人体実験とは怖いと思いますが私は脳死には懐疑的な見方をしています。本当に人の死なのか分かりません、その考えもあって私は臓器移植は簡単には賛成できません。
人の死とは何か定義してほしいと思います。
さて、今年度最後のなんじゃこりゃあ!!のブログでした。皆さん、読んで下さりありがとうございます。このマイナーでニッチ過ぎるブログを見てくださっている優しい奇特な方に感謝申し上げます<(_ _)>
最後に明日ごろに新年度のこのブログの在り方を決めてエントリーで書いておきたいと思います。
色々と昔とは違いまして父や母も何時どうなるか分かりません。現象を少し紹介してから(プライバシーの事もありますが)決めていきたいと思っています。
そりでは一年間ありがとうございました。
<(_ _)>