なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

故ホーキングはこう考えた(Newtonより)

2018年05月17日 | 本と雑誌

皆さんこんにちはtatuakicadoです(=゚ω゚)ノ

お元気でしょうか?今日は下呂市も非常に暑い日となりました、5月病だと言われますが年を得る度に薄れていきますよ。人生そんなもんです('ω')ノ

世の中にはいろんなことを言う人がいますが最終的には自分の考えの落としどころを決めるという事が重要ではないのでしょうか?

私はそう思いますね~。

さて、先月号のNewtonには興味深い故ホーキング博士の記事があります。今ならギリギリで買えるので買ってみてください。

今年亡くなったホーキング博士は非常に宇宙物理学に影響を与え続けました。中にはそんなに重要な人物なのかと馬鹿にする人がいますがそんな人の言うことなど私は聞くつもりはありません。真理の探究は永遠に続きます、今オカルトやスピリチュアル、疑似科学などとても人心を惑わす罪深い考え方が存在しています。

ホーキング博士は生前、ロジャーペンローズの考えたブラックホールにできる特異点と言う物ができると言う論文に注目します。特異点はブラックホールの中心で何もかも一点に集中してしまい物理学も破綻するような所です。ロジャーペンローズは一般相対性理論に基づき必ず特異点ができるという事を証明しました。

それをホーキング博士は特異点の理論を宇宙全体にあてはめました、膨張している宇宙をさかのぼると最終的には一点に集中します(特異点定理と言います)

さらにホーキングはブラックホールは蒸発するだろうと考えました。それは量子論では真空空間は何もない空間ではなく粒子が生まれたり消えたりしています(対生成と対消滅と言います)

ブラックホールは一度中に物が吸い込まれると二度と出てこれません。

そこでブラックホールのそばに対生成が起きると一つの粒子はブラックホールへ落ちていき対消滅する相手がいなくなってしまいます、そこでブラックホールの外側へ飛び出してしまいます。

ブラックホールに入った粒子はエネルギー的にはマイナスでありE=mc^2により(エネルギーと質量は同じであるという事を考えると)質量を失って蒸発してしまう、これがホーキング放射です。

他にも宇宙が生まれたころは虚数時間が流れていたなど興味深い記事が載っています。

さてこちらの都合上木曜日に更新エントリーさせていただきました。

皆さんも花金、土日を楽しんでください。

私は仕事を休んでグランドゴルフへ明日参加予定です。8月までまとまった休みがありませんのでよく寝てよく食べて体をケアしましょう。

そりでは<(_ _)>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする