歴歩

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糸島市・三雲・井原遺跡 「三雲南小路王墓」の周溝?を発見

2010年03月09日 | Weblog
 糸島市教委は、発掘調査を行う三雲・井原遺跡上覚地区で弥生時代中期末(紀元前後)の溝が見つかったと発表した。中国の史書「魏志倭人伝」に記された伊都国王墓の一つ「三雲南小路王墓」の周溝の可能性があるとしている。
 過去にも、県教委や市教委の調査で王墓と女王墓、墓を囲む周溝が出土している。
 上覚地区は王墓の出土した場所と道路をはさんだ南側に位置し、溝(幅2・5~3・8m、長さ9m、深さ20~25cm)は北東から南西方向に延び、王墓西側の周溝に向かっている。しかし、王墓西側の周溝は切れているとの見解もあり、別の首長級墓の周溝の可能性もあるという。
 ほかに、古墳時代初頭の箱式石棺墓などが見つかった。
 現地説明会は13日午前10時~正午行われる。
[参考:毎日新聞]
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岡本八幡神社 世田谷区岡本

2010年03月09日 | Weblog
岡本八幡神社 世田谷区岡本2-21-2
 静嘉堂文庫の隣地に岡本八幡宮が鎮座している。国分寺崖線の段丘(標高約30m)上にある。
 そばに建つ石碑には、鶴岡八幡宮から勧請したと伝えられるが創建年代は不明だと記されている。
 慶長2年(1597)から14年間かけて六郷用水が開削されて、その当時から岡本村の名前が見える。
 文化7年(1810)に再建された社殿は南を向いており、真正面にある急な階段を降りると文化元年(1804)に建立された石の鳥居がある。
 鳥居の横には、1対の石灯篭が奉納(寄進日は平成八年(1996)十一月)されており、松任谷正隆、由美夫妻の名前が刻まれている。
 最近では、ユーミンの聖地巡礼の地ともなっている様子である。
 

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