楠木(くすき)遺跡(同市北区三ケ日町)では以前から古代の瓦片が採集されていたが、どのような遺跡なのかはっきりしたことはわかっていなかった。そこで、遺跡の年代や実態をあきらかにするために本年2月に発掘調査が行われた。
発掘調査では、奈良・平安時代の瓦が大量に出土し、この周辺に古代の寺院があったことがほぼ確実となったほか、文様の施された軒平瓦、軒丸瓦からは三ヶ日地域と東三河地域との交流がうかがえる等、多大な成果が得られという。
現地見学会が4月4日(日)午前10時と午後1時30分から2回開催される。(集合場所は浜名惣社神明宮境内)
併せて、近隣の浜名惣社神明宮と初生衣神社の見学も行う。
[参考:浜松市HP→浜松の文化財]
過去の関連ニュース
2010.2.21楠木遺跡 市内で2番目の廃寺跡 多量の瓦片が出土
[集合場所]
写真は三ケ日桜(ミッカビザクラ、学名 Cerasus serrulata ‘Mitsukabizakura’)
所在地:浜松市北区三ヶ日町下尾奈
楠木遺跡からは、南西2.5kmほどの乎那(おな)の峯と呼ばれる小高い山の麓に咲きます。この場所は、万葉集にも詠まれています。
「花散らふ この向つ嶺(お)の 乎那の嶺の 洲(ひじ)につくまで 君が齢(よ)もがも」 (万葉集巻14-3448)
(訳)花の散りつづくこの向かいの嶺の乎那の嶺が洲となって水に漬かるようになるほど遠い後まで、君は生き長らえてほしい。(万葉集 訳・中西進 講談社文庫 1981より)
八重咲きの桜ですが、里桜に属し、ソメイヨシノより4~5日遅れて咲くそうです。
今年は、楠木遺跡で現地見学会が開催される日と同じ日に、乎那の峯「三ヶ日桜まつり」(10:00~14:00)が開催されるようです。先着500人には、手作りさくら餅とお茶をサービスするということなので、こちらを先に楠木遺跡は午後の部に参加なんて、ちょうどよいかも。いずれにしても、天気がよいことを願って。
発掘調査では、奈良・平安時代の瓦が大量に出土し、この周辺に古代の寺院があったことがほぼ確実となったほか、文様の施された軒平瓦、軒丸瓦からは三ヶ日地域と東三河地域との交流がうかがえる等、多大な成果が得られという。
現地見学会が4月4日(日)午前10時と午後1時30分から2回開催される。(集合場所は浜名惣社神明宮境内)
併せて、近隣の浜名惣社神明宮と初生衣神社の見学も行う。
[参考:浜松市HP→浜松の文化財]
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2010.2.21楠木遺跡 市内で2番目の廃寺跡 多量の瓦片が出土
[集合場所]
写真は三ケ日桜(ミッカビザクラ、学名 Cerasus serrulata ‘Mitsukabizakura’)
所在地:浜松市北区三ヶ日町下尾奈
楠木遺跡からは、南西2.5kmほどの乎那(おな)の峯と呼ばれる小高い山の麓に咲きます。この場所は、万葉集にも詠まれています。
「花散らふ この向つ嶺(お)の 乎那の嶺の 洲(ひじ)につくまで 君が齢(よ)もがも」 (万葉集巻14-3448)
(訳)花の散りつづくこの向かいの嶺の乎那の嶺が洲となって水に漬かるようになるほど遠い後まで、君は生き長らえてほしい。(万葉集 訳・中西進 講談社文庫 1981より)
八重咲きの桜ですが、里桜に属し、ソメイヨシノより4~5日遅れて咲くそうです。
今年は、楠木遺跡で現地見学会が開催される日と同じ日に、乎那の峯「三ヶ日桜まつり」(10:00~14:00)が開催されるようです。先着500人には、手作りさくら餅とお茶をサービスするということなので、こちらを先に楠木遺跡は午後の部に参加なんて、ちょうどよいかも。いずれにしても、天気がよいことを願って。