市教育委員会は24日、同市下助渕の山元遺跡で、弥生時代後期(2世紀)のものとみられる青銅製品の破片2点が出土したと発表した。1点は長さ約1・9cm、直径約2cmの筒状、もう1点は長さ約3・6cmの曲がった板状で、槍の棒の後ろ部分に付けて使ったとされる筒形銅製品と推定されている。弥生時代に作られた青銅器では国内最北となる。
山元遺跡は、旧岩船潟北縁の標高約40mの丘陵上にあり、越後平野を一望できる高所に立地する、弥生時代後期後半を主体とする高地性環壕集落。土器の多くは東北南部系土器(縄文が施された土器)である。
25日から、村上歴史文化館(村上市)などで一般公開される。
[参考:新潟日報、読売新聞、新潟県埋蔵文化財調査事業団]
山元遺跡は、旧岩船潟北縁の標高約40mの丘陵上にあり、越後平野を一望できる高所に立地する、弥生時代後期後半を主体とする高地性環壕集落。土器の多くは東北南部系土器(縄文が施された土器)である。
25日から、村上歴史文化館(村上市)などで一般公開される。
[参考:新潟日報、読売新聞、新潟県埋蔵文化財調査事業団]