南国市教委は23日、同市大乙の西野々遺跡の一角、香長中学校の武道館建設予定地で弥生時代後期から終末頃(約1700年前)とみられる県内最大級の竪穴住居跡が出土したと発表した。
今年の4月から発掘調査をしたところ、竪穴住居14棟が見つかった。円形の1棟は、一部だが復元推定直径11・5mで、全体の規模は約31坪(103㎡)となる。 他の13棟は、そのほとんどが1辺2~5mの「隅丸方形」。
周辺からは弥生時代の土器が多数出土し、大阪の河内平野から持ち込まれたものも見つかった。
現地説明会が25日(土)午前10時~11時30分に開かれる。
[参考:高知新聞、朝日新聞、毎日新聞]
過去の関連ニュース・情報
2008.8.23南国市・関遺跡 奈良時代の灌漑用水路発見
関遺跡の約500m西に、倉庫群があった西野々遺跡がある。
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