歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

横須賀市・八幡神社遺跡 古墳時代の石棺墓より人骨が出土

2011年10月05日 | Weblog
 横須賀市久里浜2の八幡神社遺跡で9月16日、古墳時代のものとみられる(舟形)石棺墓に埋葬された人骨(推定身長162cmの男性)が発見された。 出土層位や墓式から古墳時代(1700~1300年前)のものとみられる。
 石棺の残存大きさは1.8m×1.2m、高さ0.6m。
 八幡神社遺跡は、古久里浜湾内に形成された砂堆上にある古墳時代から中世の遺跡で、現在までに3基の古墳が発見されている。
 見学会が8日(土)午前10時~12時と午後1時~3時の2回、現地の市立久里浜中で開かれる。
[参考:2011.10.6神奈川新聞、2011.10.7、2011.10.4横須賀市HP]

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飯塚市・山王山古墳 石室から出土した大刀の柄頭に銀象嵌文様が見つかる

2011年10月05日 | Weblog
 福岡県飯塚市教委と九州歴史資料館(小郡市)が5日、飯塚市西徳前の山王山古墳(さんのうざんこふん)で出土した大刀の柄頭に、銀象嵌で彫り込まれた文様が施されていることが、同資料館のCTスキャナーによるX線撮影で分かったと発表した。
 柄頭は、石室中央付近で見つかった。長さ約6.3cm、幅約4cmの楕円形で、錆びに覆われていた。X線CTスキャナーで調査した結果、ハート形と花や渦が組み合わさったような文様を組み合わせた心葉文(しんようもん)が、3段にわたって施されていた。銀の金属線(0・5-1mm)を埋め込んだ、銀象眼の手法が使われていた。
 山王山古墳は6世紀末から7世紀にかけて築かれた、直径約18mの装飾古墳・円墳。
 大刀は6日から11月13日まで、飯塚市歴史資料館(同市柏の森)で開かれる企画展「立岩(たていわ)遺跡を掘った人々」で展示される。
[参考:西日本新聞、朝日新聞]
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