大崎市教委は5日、江合川北岸の「天神前遺跡」(同市古川小林)で、古墳時代前期4世紀後半の築造とみられる方墳4基を見つけたと発表した。 4基とも開削されていたが、方形に巡る周溝の存在から方墳と分かった。
3基は一辺15m前後、1基は一辺9mの規模。
2号墳では墳丘の一部と、丸太をくりぬいた木棺(長さ4・4m、幅0・6m)の痕跡を確認した。その周囲には4本の柱を立てたことを示す穴も見つかった。 周溝は幅3m、深さ1m。墳丘の高さは2m以上とみられる。 共伴した土器類から築造時期を判定した。
この方墳群から4km離れた江合川南岸の全長90mの前方後円墳「青塚古墳」(同市古川塚目)が同時期の築造とされる。
天神前遺跡はこれまでに、弥生時代から中世にかけての住居や墓の跡が見つかっている。
[参考:毎日新聞、NHK仙台放送局]
3基は一辺15m前後、1基は一辺9mの規模。
2号墳では墳丘の一部と、丸太をくりぬいた木棺(長さ4・4m、幅0・6m)の痕跡を確認した。その周囲には4本の柱を立てたことを示す穴も見つかった。 周溝は幅3m、深さ1m。墳丘の高さは2m以上とみられる。 共伴した土器類から築造時期を判定した。
この方墳群から4km離れた江合川南岸の全長90mの前方後円墳「青塚古墳」(同市古川塚目)が同時期の築造とされる。
天神前遺跡はこれまでに、弥生時代から中世にかけての住居や墓の跡が見つかっている。
[参考:毎日新聞、NHK仙台放送局]