歴歩

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大邱広域市・国内最多の磨崖岩刻群を確認

2011年10月25日 | 韓国の遺跡・古墳など
 威徳大博物館は25日、大邱北区邑内洞で慶州南山塔谷磨崖彫像群(宝物201号)を凌ぐ磨崖岩刻群を確認したと発表した。
慶州南山塔谷では29体の仏像が彫られたが、大邱邑内洞(대구 읍내동)は32体の仏像と線刻9層塔が彫られていた。さらに、半跏三尊像が韓国国内初めて見つかった。
 年代は、像の特徴からみて6~7世紀三国時代のものと推定される。
[参考:聨合ニュース]

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済州・西帰浦市・江汀洞遺跡 初期鉄器時代の松菊里型住居跡などが出土

2011年10月25日 | 韓国の遺跡・古墳など
 韓国文化財庁は24日、西帰浦市江汀村済州海軍基地建設現場(江汀洞遺跡・강정동유적)で文化財発掘調査専門家検討会議を開催した。
 済州文化遺産研究院が発掘調査を行っている6つの発掘調査区域のうち、1つから耽羅成立期(初期鉄器時代)に当たる松菊里型住居跡26棟などが確認された。別の1つからは同じ時期の掘立柱住居建物跡1棟など。
 これまで発掘された住居跡が、三陽洞集落から和順里集落へ変化する過渡期的形態を見せるとしている。
 土器類は、赤褐色硬質土器、外反口緣壺(외반구연호)が主流で、把手付土器などが出土している。 土器類大部分も三陽洞式土器から外都洞式土器(외도동식토기)に転換される過程としている。
 検討会議に参加した一人からは、密集度が落ちるという意見もあるが、まだ早計との反対意見もある。
[参考:聨合ニュース]

 他の新聞社のニュースを見てみると、基地建設優先で事が進んでおり、文化財保護が2の次になっているとの報道もある。

過去の関連ニュース・情報
 2011.5.10 済州龍潭洞 耽羅国時代の中心遺跡を発掘し多量の遺物が出土
 松菊里型住居跡

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