香川県観音寺市教委が1日、四国最大の石室(全長14.7m)を持つ同市大野原町の椀貸塚古墳(わんかしづかこふん、直径37.2mの円墳、6世紀末)の墳丘に2重周濠が巡らされていたことが明らかになったと発表した。内濠(幅6・0m、深さ1・4m)と外濠(幅4・2m、深さ1・2m)の間には盛り土をした周堤(幅6・2m、残存高さ1・4~0・9m)も確認した。 同時期の類例は全国でも極めて少なく、中四国では初めてという。
今回の発見で、外濠を含む墓域は直径70m余りの広大なものであると推定されるという。
現地説明会が5日(土)午後1時から午後3時まで開かれる。
[参考:四国新聞、観音寺市HP]
過去の関連ニュース・情報
2011.3.10 観音寺市・平塚古墳 石室や墳丘規模が明らかに
2009.9.25 観音寺市・椀貸塚古墳 横穴式石室の羨道の一部を確認
今回の発見で、外濠を含む墓域は直径70m余りの広大なものであると推定されるという。
現地説明会が5日(土)午後1時から午後3時まで開かれる。
[参考:四国新聞、観音寺市HP]
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