歴歩

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京都府精華町・椋ノ木遺跡 古墳時代中期(5世紀末)の古墳2基を新たに確認

2011年11月12日 | Weblog
 京都府埋蔵文化財調査研究センターが10日、精華町下狛の椋ノ木(むくのき)遺跡で古墳時代中期・5世紀末の古墳が新たに2基見つかったと発表した。 同遺跡内の古墳は計7基(注1)となり、水運に関わった集落の首長らを埋葬した古墳群が形成されたようだとしている。
 古墳の一つは、直径は約11m。正八角形の一部のような形で、墳丘部分は後世の開墾で削られていた。もう一つは、墳丘の周辺部の一部が見つかった。
 現地説明会は12日午前10時半から開かれる。
[参考:朝日新聞、京都新聞、京都府埋蔵文化財調査研究センターHP]

(注1)京都府埋蔵文化財調査研究センターのHP(ホームページ)では、総数9基としている。

過去の関連ニュース・情報
 2011.2.3 京都府精華町・椋ノ木遺跡 古墳時代中期の円墳4基を確認
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大和郡山市・郡山新木山古墳 陵墓参考地を公開 築造時期は5世紀前半

2011年11月12日 | Weblog
 宮内庁は11日、管理する奈良県大和郡山市の郡山新木山古墳(郡山陵墓参考地)の発掘現場を報道関係者や考古学の研究者らに公開し「築造時期は5世紀前半とみられる」との見解を示した。同古墳は、古墳時代後期(6世紀ごろ)に築造されたとの見方があったが、出土した円筒埴輪の模様の特徴などから築造時期を判断したという。
 同古墳は全長約120mの前方後円墳で、発掘は今回が初めて。同庁によると墳丘の裾に葺き石があったほか、家形などの形象埴輪や円筒埴輪の破片が数百点出土。祭祀用とみられる笊(ざる)形土器も見つかった。
[参考:共同通信、産経新聞、日経新聞]
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