栗東市教委と市体育協会文化財調査課による手原遺跡北西部(同市蜂屋)の調査で、井戸跡(直径約4・3m、深さ2・5m)から、首の部分が欠けた須恵器の壺(直径15cm、高さ14cm)が発見され、その中に長さ約13cm、幅約2・5cmと、約15cm、幅約2・2cmの木製の人形(ひとがた)2体が見つかった。 ともに杉製で、頭部から肩にかけてあごひげのある顔が墨で描かれている。 祭事で川や水路に流されることが一般的な人形が、井戸に手厚く入れられていたのは珍しい、という。
手原遺跡では奈良時代(8世紀)の寺院や役所跡が確認されている。
21日に栗東歴史民俗博物館で開かれる「2010・11年度発掘調査成果報告会」で展示解説される。
[参考:京都新聞]
過去の関連ニュース・情報
2008.12.21手原遺跡 製塩土器の破片が大量出土
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