1月22日の読売新聞で、「白虎?7世紀モンゴルの墓に「高松塚」似の壁画」と題して、記事が掲載された。 発掘調査は昨年の7~9月にかけてモンゴル-カザフスタン共同調査団により行われたもので、11月27日に大阪国際大学(枚方)で同調査に携わったA.オチル モンゴル遊牧文化研究所長が同発掘に関する講演を行った。
国内では読売新聞以外の報道はないようだ。
韓国の聨合ニュースを見ると、10月27日に東北アジア歴史財団が「7世紀突厥壁画墓発掘調査結果および成果」と題して講演会を開催し、やはりA.オチル氏が講演を行っている。
聨合ニュースでは、7世紀といっても、600年頃としている。
現存高さ4m、直径32mの封墳の中に、地上から7.5m下に、直径4.5m、高さ2.7mの平面楕円形の墓室が設けられた。 南側壁面を突き抜けて南北方向に全長42m、幅1.8mに達する墓道も確認された。 墓道の壁に漆喰を塗り、赤や青、黒の顔料で40点余りの画が描かれていた。青龍と白虎壁画は墓道両側に各々発見された。
「돌궐벽화무덤」(突厥壁画墓)で検索すると、青龍・白虎の画像が見れるはずである。
追記 2013.10.21
明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)に関する講演会が10月19日、東京であったそうである。モンゴルの7世紀の墓から、東アジア最大級の「四神(ししん)」(方角の守護神)の極彩色壁画が見つかり、「モンゴル初の四神」と朝日新聞が写真入りで紹介していた。
よく調べてみると、昨年1月22日に読売新聞で紹介されたもののようである。ただ、その時には遺跡名は書かれていなかったが、今回「オラーン・ヘレム墳墓」(直径30mの円墳、高さ4m、)と分かった。
キーワード
突厥=Türk=テュルク=투르크=돌궐
国内では読売新聞以外の報道はないようだ。
韓国の聨合ニュースを見ると、10月27日に東北アジア歴史財団が「7世紀突厥壁画墓発掘調査結果および成果」と題して講演会を開催し、やはりA.オチル氏が講演を行っている。
聨合ニュースでは、7世紀といっても、600年頃としている。
現存高さ4m、直径32mの封墳の中に、地上から7.5m下に、直径4.5m、高さ2.7mの平面楕円形の墓室が設けられた。 南側壁面を突き抜けて南北方向に全長42m、幅1.8mに達する墓道も確認された。 墓道の壁に漆喰を塗り、赤や青、黒の顔料で40点余りの画が描かれていた。青龍と白虎壁画は墓道両側に各々発見された。
「돌궐벽화무덤」(突厥壁画墓)で検索すると、青龍・白虎の画像が見れるはずである。
追記 2013.10.21
明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)に関する講演会が10月19日、東京であったそうである。モンゴルの7世紀の墓から、東アジア最大級の「四神(ししん)」(方角の守護神)の極彩色壁画が見つかり、「モンゴル初の四神」と朝日新聞が写真入りで紹介していた。
よく調べてみると、昨年1月22日に読売新聞で紹介されたもののようである。ただ、その時には遺跡名は書かれていなかったが、今回「オラーン・ヘレム墳墓」(直径30mの円墳、高さ4m、)と分かった。
キーワード
突厥=Türk=テュルク=투르크=돌궐