歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

金海市進永邑 三国時代5世紀の舟形土器が出土

2012年05月23日 | 韓国の遺跡・古墳など
 文化財庁は23日、韓国文化財保護財団文化財調査研究団が調査中の慶南金海市進永邑宅地開発地域で、青銅器時代から朝鮮時代までの遺構約250基をはじめとする遺物約1,500点が出土したと発表した。
 また、出土状態が良好で完形に近い三国時代5世紀の舟形土器(주형토기)一点が見つかった。 馬形土器や鴨形土器のように古墳に副葬される異形土器の一つで、死者の魂をあの世まで運ぶ信仰の表現で墓に一緒に埋めた儀式用明器であると考えられている。
 現在出土地が確認されている船形土器は慶州市路東洞の金鈴塚で出土した2点と大邱達城郡求智面坪村里遺跡で出土した1点があるという。
[参考:聨合ニュース]
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高松市・萩前・一本木遺跡 古墳時代後期の豪族の居館跡?を発見

2012年05月23日 | Weblog
 高松市教委は22日、同市仏生山町の萩前・一本木遺跡(はぎのまえ・いっぽんぎいせき)で、古墳時代後期(6世紀末~7世紀初め)に地域を治めていた豪族の長(おさ)の居館とみられる遺構が見つかったと発表した。 香川県内初の発見で、四国でも松山市の樽味四反地遺跡(たるみしたんじいせき)に次いで2例目という。
 遺構を確認したのは同遺跡の北東部。方形に区画したと想定される南辺(約30m)と西辺(約20m)のL字形の溝(幅約2m、深さ約1・7mのV字形)が見つかった。 溝は居館などを囲んでいたとみられる。
 現地説明会が26日(土)午前10時から正午まで開かれる。説明は午前10時から30分ごとの4回を予定。
[参考:四国新聞、読売新聞]

過去の関連ニュース・情報
 2011.11.17 萩前・一本木遺跡 古墳時代から奈良時代にかけての大規模集落跡で、煮炊き用かまど跡を多数発見
 2011.8.19 萩前・一本木遺跡 古墳時代から奈良時代にかけての大規模集落跡が見つかる
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