奈良文化財研究所が25日、藤原宮跡大極殿東側約300mの東方官衙地区で礎石を据えた東西6m以上、南北8m以上の建物跡が出土したと発表した。
直径約1〜1.5mの礎石を据える穴がコの字形に7個並んでいた。 穴の内部には直径10~30cm程度の石が敷き詰められていた。
調査地は、過去の調査では檜皮(ひわだ)や板葺とみられる掘っ立て柱建物跡が出土していたが、瓦屋根の可能性がある格式が高い礎石建物跡の出土は今回が初めてで、皇族が利用する建物があったのかもしれないとしている。
調査地は近く埋め戻される予定で、現地説明会は開かれない。
[参考:毎日新聞、産経新聞、日経新聞]
直径約1〜1.5mの礎石を据える穴がコの字形に7個並んでいた。 穴の内部には直径10~30cm程度の石が敷き詰められていた。
調査地は、過去の調査では檜皮(ひわだ)や板葺とみられる掘っ立て柱建物跡が出土していたが、瓦屋根の可能性がある格式が高い礎石建物跡の出土は今回が初めてで、皇族が利用する建物があったのかもしれないとしている。
調査地は近く埋め戻される予定で、現地説明会は開かれない。
[参考:毎日新聞、産経新聞、日経新聞]