歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

加賀市・九谷磁器窯跡 17世紀半ばから後半の古九谷の絵付窯跡を初確認

2013年08月30日 | Weblog
 加賀市教委は、史跡「九谷磁器窯跡」(加賀市山中温泉九谷町)で2000年の調査で7か所見つかっている焼土遺構のうち状態のよい2か所を、古九谷が焼かれていた江戸時代前期(17世紀半ばから後半)の絵付窯跡と初めて確認したと発表した。現段階で日本最古絵付窯跡という。
[参考:中日新聞、読売新聞]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西松浦郡有田町黒牟田・山辺田遺跡 「古九谷」有田産説を補強か? 色絵磁器片が大量出土

2013年08月30日 | Weblog
 有田町「山辺田(やんべた)遺跡」の発掘調査を行っている調査団と町教委は28日、遺跡から江戸初期の「古九谷」の一部とみられる色絵磁器草創期(1640-50年代)の磁器片や、色絵磁器を焼いた赤絵窯の一部とみられる土器片が多数出土したと発表した。
 「古九谷」は石川県九谷地方産か、有田産かで長く論争になっているが、現在では「有田産」が定説となっており、さらに強く裏付ける史料という。
 近くに、国史跡「山辺田窯跡」があり、1590~1650年代に稼働した計9基の登り窯がある。
 現地説明会が9月1日(日)午前10時から開かれる。
[参考:2013.8.29佐賀新聞、西日本新聞]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする