鳥取県教育文化財団が10月31日、鳥取市松原の松原田中遺跡から青銅製の腕輪「銅釧(どうくしろ)」の破片長さ4・8cm、幅7mm前後、厚さ5mmが出土したと発表した。
銅釧の破片は弥生時代後期から古墳時代前期の小さな穴から見つかり、鍵状の突起がある「有鉤(ゆうこう)銅釧」というタイプの可能性が高いという。 同県では、2010年に八頭町松原田中遺跡の出土に次いで2例目となる。
ほかに、銅鐸の破片、管玉の材料となる北陸産とみられる碧玉、島根県隠岐島産とみられる黒曜石、香川県産とみられるサヌカイトも見つかり、北近畿で出土するのと同じタイプの土器の破片も出てきた。
遺跡は湖山池の南約500mのところにあり、弥生中期から古墳前期の集落跡とわかった。
2日午後1時から現地説明会が開かれた。
[参考:朝日新聞、日本海新聞、NHKニュース、鳥取県教育文化財団HP]
過去の関連ニュース・情報
2010.12.1 鳥取市・松原田中遺跡 弥生時代から中世にかけての田んぼ跡が見つかる
2009.12.11 鳥取県八頭町・奈免羅・西の前遺跡 弥生時代中期後半の有鉤銅釧片が出土
山陰両県で初めての発見
銅釧の破片は弥生時代後期から古墳時代前期の小さな穴から見つかり、鍵状の突起がある「有鉤(ゆうこう)銅釧」というタイプの可能性が高いという。 同県では、2010年に八頭町松原田中遺跡の出土に次いで2例目となる。
ほかに、銅鐸の破片、管玉の材料となる北陸産とみられる碧玉、島根県隠岐島産とみられる黒曜石、香川県産とみられるサヌカイトも見つかり、北近畿で出土するのと同じタイプの土器の破片も出てきた。
遺跡は湖山池の南約500mのところにあり、弥生中期から古墳前期の集落跡とわかった。
2日午後1時から現地説明会が開かれた。
[参考:朝日新聞、日本海新聞、NHKニュース、鳥取県教育文化財団HP]
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