歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

鯖江市・今北山古墳 4世紀前半の全長75mの前方後円墳

2013年11月20日 | Weblog
 鯖江市教委は20日、同市落井町、磯部町、乙坂今北町にまたがる今北山(こんぼくやま)古墳群で進めている発掘調査で、山頂(標高133m)の今北山古墳が古墳時代前期前半(4世紀前半)に造られた前方後円墳(全長約75m)で、同時期までに北陸地方で築かれた古墳の中では最大規模であることが分かったと発表した。
 前方部がバチ形に開く古いタイプの前方後円墳。後円部の直径は約35m。
 くびれ部から底に穴が開いた「二重口縁壺」が見つかり、年代を特定した。
[参考:福井新聞、NNN福井放送]

過去の関連ニュース・情報
 前方部と後円部との差が大きく、前方部先端がバチ形に開く特徴を持つ。 [鯖江市教育委員会HP]
 墳丘規模が椿井大塚山古墳の五分の二の規格で造られている。[『福井県史』通史編]


キーワード: 今北山古墳
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大田市・水上神社 戦国大名毛利輝元の花押が入った古文書を発見

2013年11月20日 | Weblog
 島根県教委と大田市教委が、大田市内の石見銀山遺跡内にある水上(みずかみ)神社(大田市温泉津町西田281)で、戦国大名、毛利輝元の花押が入った古文書を発見した。 元亀3年(1572) 2月1日付で、同神社での従来通り祭事をする権利を保証するもので、毛利氏が銀山を治めていたことを裏付ける史料となる。
[参考:中国新聞、NHKニュース]

水上神社は延喜式神名帳に記載される、石見国 邇摩郡鎮座する五座のうちのひとつ、
平成17年10月1日、邇摩郡温泉津町・仁摩町が大田市と合併した。
祭神は上津綿津美神 と上筒男神の海を司る二柱(神様)が祀られている。
光孝天皇の御宇仁和元乙巳(885年)八月一日の鎮座としている。




キーワド: 水上神社

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総社市・刑部遺跡 5世紀前半の竪穴住居跡から朝鮮半島伝来の技術で作られた鉄製曲刃鎌が出土

2013年11月20日 | Weblog
 岡山県古代吉備文化財センターの発掘調査で、総社市刑部(おしかべ)の刑部遺跡から、古墳時代中期(5世紀前半)の竪穴住居跡から朝鮮半島との関係を示す鉄製の曲刃鎌(長さ 16.3cm)とかまど跡が出土した。
 弥生〜古墳時代の竪穴住居30棟以上や井戸跡が発見され一帯に大規模なムラがあったらしい。
 現地説明会が30日午後1時から開かれる。
[参考:山陽新聞、岡山県古代吉備文化財センターHP] 

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