群馬県教委と埋蔵文化財調査事業団は20日、古墳時代後期の6世紀初め、榛名山の噴火で甲(よろい)を着けたまま被災した男性の人骨が出土した金井東裏遺跡(渋川市金井)で、出土した鉄製の甲の中から、骨製の小札(こざね)が見つかったと発表した。
骨製の小札はこれまで、韓国ソウル市内の夢村土城(몽촌토성)で4世紀頃の甲の一部として出土例があるが、日本で見つかったのは初めてという。 小札は動物の骨製とみられ、長さ6・6cm、幅約3cm、厚さ2~3mmで、十数枚ずつ3段並んでいる。紐は残っていないが、小札は綴られたような形で折りたたまれて見つかった。 夢村土城の小札は豚と鹿の骨を利用していた。
[参考:上毛新聞、共同通信、読売新聞、東京新聞、産経新聞]
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金井東裏遺跡
骨製の小札はこれまで、韓国ソウル市内の夢村土城(몽촌토성)で4世紀頃の甲の一部として出土例があるが、日本で見つかったのは初めてという。 小札は動物の骨製とみられ、長さ6・6cm、幅約3cm、厚さ2~3mmで、十数枚ずつ3段並んでいる。紐は残っていないが、小札は綴られたような形で折りたたまれて見つかった。 夢村土城の小札は豚と鹿の骨を利用していた。
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