明日の入試準備もあったのだが、前日に引き続き、生徒導要録記入作業をすすめた。
出席番号32番から最後までを記入した。
これで来週の卒業式後、14日以降に出欠席の最終数値を書き込んで、ホントに記入作業完了である。
明日は、今年担任の生徒たちの代わりに入学してくる生徒たちの後期募集試験である。学校は入れ替えの時期を迎えていることを実感した。
前日に引き続き、今日も生徒指導要録記入作業をすすめた。
今日は以下の項目の記入作業ができた。
①所見
②出欠記録(一部)
③訂正印の押印
①は、いわゆる行動及び性格の観察記録。部活動その他の表彰記録を書いた。
②は、今年度の授業日数、出席すべき日数を記入した。
③は、説明は要らないだろう。
予定では、全部終わるはずだった。けど、急な会議が入ってしまい、出席番号の31番までで、今日はおしまいにした。
明日で②以外は完成だ。
なんだか去年も似たようなことを書いている。平成22年度教育職員自己評価に基づく、『総合評価シート』が教頭先生経由で僕の元にも来た。総合評価は去年と同じだった。
所見・特記事項を見てみた。
教科指導面では、小テストやノート点検の実施などにより、学習サイクルの確立を目指した指導を展開している。
3年生担任として、クラスの生徒の進路実現のために努力した。
また、進路指導部の一員として、公務員・就職希望者への指導を担当した。
全部で114語。対前年比、段落数変化無し。総語数4語増加。残念ながら、書かれていることは去年とあまり変わらない。3番目は評価じゃなくて、事実確認だろう。
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〇3年間の担任業務
〇英語科教諭としての授業改善への取り組み
〇進路指導部スタッフとしての仕事
これらは、前年度と激変することは、まあ、ない。何か奇をてらったり、功名心とか目立ちたい気持ちで、変なことになるようでは、プロとしてダメだと思う。だから、こんなものなのかなと考えた。でも、それと同時に、「がんばりましたね」とか、「来年度は、〇〇〇〇ですね」というような、変な言い方だが、「見られている感」も、あまり強くは感じない。
これでいいのだろうか。
ちゃんと評価されたことになるのだろうか。
教育公務員として、生徒、保護者、そして、えらそうだが県民の期待に応えられているのだろうか。
正直よくわからない。そんな不安、落ち着かない気持ちが、僕にはある。ず~っとある。
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昨年度の感想。
2010.03.02、「平成21年度総合評価シート」
23日、埼玉県内の公立学校は翌日の前期募集合格発表のため、選考会議だった。勤務校でも募集定員の75%の合格者を決定した。
会議が午前中に終わり、関連用務も無事終了したので、指導要録の記入作業を午後することが出来た。卒業後単位修得証明書の基礎データになる、「修得単位」の記入(転記)をすませた。単純作業だけど、そういう方が間違えやすい。
これで、指導要録の記入作業で残っているのは、、、
①卒業の年月日の記入
②3年生の出欠の記録
③生徒所見
④校長氏名
⑤担任氏名
である。
①②は卒業式後3月14日以降に記入する。時に②のデータは、来年度以降発行する調査書の基礎データになるので、気をつけたい。
③は原稿はもうできているが、これも①②と同時期。④⑤は3月最終週に記入することになる。
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昨日は来年度の新1年生担任(予定者)案が、職員会議において承認された。学校は入れ替えの時期を迎えているのだと、改めて思った。担任クラスも、もうすぐ卒業。僕の3年間の任務も終了だ。うれしい!!!
忘れてた。
昨日、合格になった生徒諸君。おめでとう。
登校日、2月に何日か設定されている。受験で公欠の生徒もいるので、全員そろわないのが普通である。この前の登校日の夜、生徒からメールが来た。
タイトル:
『受験してきました』
本文:
先生、本日分の受験、無事終了です。
ところで...アタシ卒業できますか。
卒業認定会議の日が登校日だったので、気になっていたのだろう。
タイトル:
『担任です。』
本文:
Congrats!
Hanako, You have successfully completed all subjects of your school curriculum.
Commencement Ceremony is to take place on 12th March, 2011.
受験生ならば、この英文の意味はわかるね。
卒業認定です。おめでとう。受験がんばれ。
生徒用アドレス(MSNのアカウント)も、年度末で休止の手続きを取ることになる。1年間そのままだと、自動で削除になる。
・・・もうすぐ任務終了だ。
3年生担任で3年生授業担当の僕は、この時期少々時間がとれるので、指導要録の記入をしている。
今日は以下の作業を行った。
1.成績記録・修得単位数の記入
3年生で履修・習得した各科目の5段階評定を記入。
例 リーディング4、修得単位4
2.各科目の3カ年分の修得単位の記入
同じ科目を3年間履修・習得している場合、修得単位の合計は、3年担任が算出するのがふつう。
例 体育 修得単位9(3+3+3)
3.学年ごとの修得単位合計と総合学習単位合計を合計・記入
3年間で何単位修得したかを記録する。
4.総合学習の評価の記入
ABC評価なのだが、コメントを記入する。これはひな形があるので、それほど面倒な作業ではない。
2月も今日で半分終わり。卒業式までに書き上げようと思う。
木曜日から31日までが学年末考査である。
僕は今回の試験の作問責任者だ。先週水曜日に授業担当者に『期末考査(β1:試案)』を配布し、問題の問題(変な日本語かな)をチェックしてもらった。
この作業は複数担当者で授業をしている場合、必須の作業。定期考査は、学校によって1人が作問責任者として全部作る場合もあるし、試験範囲ごとに作成して持ち寄ることもある。しかしいずれにしても、授業担当者が事前にみんなでチェックすることが必要である。今回もいくつか修正提案、設問の仕方の追加提案を受けた。昨日プリントアウトしたものを自宅でじっくり見直し、修正案を作成した。模範解答(案)もできた。
この次の作業は、β2としてもう一度担当者に配布、承認を得た上で印刷である。
・・・もうすぐテストなのだ。受け持ち生徒たちは卒業なのだ。
水曜日の朝から、なんだか微妙に変な感じ。特に熱があるわけでも、セキが出るわけでもない。でも、何かおかしいのだ。
午後になると、ヒザに力が入らない。なんとなくフワフワするので、さすがに今日は年休を1h取って、帰ることにした。
来週からは、学年末考査。休めないからね。
全国の公立小中高や特別支援学校の教員約91万6000人を対象した調査結果が、公表された。毎年のようにブログで取り上げていることだ。
調査結果
病気休職は8627人で、うち精神疾患が5458人といずれも過去最多となった。精神疾患の多くはうつ病とみられ、パニック障害や統合失調症も含まれる。
17年連続の増加で、2000年度(2262人)の2.4倍。病気休職者に占める割合も63.3%で15年連続の増加。
文科省
2008年、教員の仕事量についての調査、検討を都道府県教育委員会に通知したが、増加に歯止めがかからず、「長時間労働や保護者からの要望の多様化など、複数の原因が絡み合っていると推測される」分析。
新聞各紙が取り上げていた。だいたいこんな内容だった。
毎年書いているが、分析も大事だが、対策とそれにかかる予算を何とかすべきだ。17年連続の増加なんて、対策が功を奏していないか、何にもしていないかとしかとれないだろう。
精神疾患者の年代別内訳
20代364人(6.7%)
30代1048人(19.2%)
40代1926人(35.3%)
50代以上2120人(38.8%)
全教員の年代の比率は20代9.6%、30代22.4%、40代36%、50代以上32%であることから、50代以上の割合が高かった。
文科省は「職責が重くなることに加え、体力の低下から自信をなくす例が多かった」と説明した。発症原因として考えられるのは以下の4つ。ただ、こんなにくっきりかき分けられるものではとうていないだろう。
(1)長時間労働
(2)多様化する保護者の要望への対応
(3)複雑化する児童、生徒指導
(4)職場の人間関係--など。
文科省は増加する精神疾患対策として、2008年に教員の事務負担を軽減するための実態調査を行うよう各教委に通知を出したが、今回の調査では市区町村教委の43.2%が調査をしていないことも判明した。教育委員会は職員の健康維持、ど~でもいいのかな。
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2009.01.03、「病気休職」
勤務校にこんな文書が来た。
「2011年度〇〇学部〇〇学科の指定校推薦入試及びAO入試」の取止めについて(お知らせ)
内容は、こうだ。
この学校は指定校推薦入試を第一期から第五期まで設定していた。勤務校も指定校にしていただいているが、指定校の第一期募集で、枠がうまったので、募集をやめるとのこと。また、AOも予定数が確保できたのでやめるとのこと。
第一期から第五期にわざわざ分けるのは、通常それぞれの募集期間で、合格者を分けるためである。高校の進路指導部ならばそう思う。専門学校じゃあるまいし。
学生募集をするといことは、社会に対して、いつからいつまでどのように来年の生徒を募集しているかを公にするものである。公示した以上最後まであるものだと高校は思うし、そう信じて生徒に情報を流す。来年度以降、この学校(の資料)は取扱要注意である。
不思議な話しである。
先月某日、生徒会役員選挙が公示、執行された。現3年生の生徒会長の後任が決まったことになる。
勤務校ではここ数年、信任投票ではなく、ちゃんとどちらかを選ぶ選挙が行われている。何となくだが、生徒会長にもしものことがあったらどうなるのか考えた。次点者の扱いはどうなっているのか、生徒会役員選挙規定を読み直してみた。生徒会長が欠員の場合の規定はどうなっているのか、不覚にも知らなかったのだ。
改めて読んでみた。
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生徒会長、同副会長、監査委員長選挙管理規定
第6章
第18条
有効投票の最多数を得た者より順次当選とする。また、立候補者が定数と同数の場合及び満たない場合は信任投票とする。
第19条
信任投票の場合は、有効投票の過半数をもって信任とする。不信任の場合は再投票を行う。
第7章
第20条
この規定の改正は選挙管理委員会の過半数の賛成を必要とし、中央委員会の承認を受ける。
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第5章までは選挙に係わること(選挙公示、立候補手続き、選挙運動等々)が規定されている。第6章が当選者の決定方法、第7章が規則改定手続きと言うことになる。でも、生徒会長に「もしも」の場合の条項はない。
こ れ は ま ず い
もちろん生徒会長が退学処分とか、一身上の都合(自己都合)で退学になることはまずない。でも、保護者の転居にともない、年度末で転校する可能性が絶対無いかというと、そんなことはない。病気になり、休学する可能性だってある。僕は、過去勤務校で、生徒会副会長が3年生の2学期からアメリカの高校に留学しちゃったとがあった。これなどは任期満了直前だったが、このときの勤務校の学則にも、欠員補充条項はなかった。まあ、副会長ならばともかく、仮にも会長の欠員発生時の規則がないのはよろしくないだろう。頭の体操である。ちょっと考えてみた。
こんなのでどうだろう。
第20条に基づき、②を以下の通り選挙管理委員会に提案、過半数の賛成を得た上、中央委員会で承認を受ける。
第20条
②生徒会長、同副会長に欠員が発生した場合の規則は、本規則附則で定める。
附則
第1条
立候補者が1名の選挙により信任された生徒会長が欠員の場合、以下の通りとする。
1.同時に実施された生徒会副会長選挙の当選者をもって、生徒会長とする。
2.生徒会副会長が複数ある時は、得票数、または信任数の多い者を、生徒会長とする。
3.生徒会副会長の欠員選挙は、生徒会副会長が欠員でない場合は、これを実施しない。
4.生徒会副会長が欠員の場合、新たに生徒会長となった者が、生徒会副会長候補を選挙管理委員会に提案し、臨時補選を行う。この場合、候補者は1名のみとする。
第2条
立候補者が2名以上の選挙により、当選した生徒会長に欠員ある時は、以下の通りとする。
1.生徒会長選挙において次点となった者をもって、生徒会長とする。
2.ただし、生徒会長選挙当選者の欠員が、選挙を実施年の次年度に発生した場合は、附則第1条2.3.4.により、生徒会長を決める。
3.第1条3.を準用する。
4.第1条4.を準用する。
どうかな。