1月24日(金)、今春の選抜高校野球出場校が決定、発表になった。翌25日(土)、去年と同様コンビニでスポニチを購入、データを調べてみた。
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第92回大会、32校が選抜された。
内訳は公立7、私立25。(昨春は公9、私23)
公立が21.8%である。
県立6、市立1。下線の3校は21世紀枠。
県岐阜商(岐阜)、明石商(兵庫)
倉敷商(岡山、大分商(大分)
帯広農(北海道)、磐城(福島)
平田(島根)
明石商業高校は兵庫県明石市が設置者。帯広農業の正式校名は北海道帯広農業高等学校である。設置者は北海道だが「立」は付かない。
学校名に専門学科名・総合を含む高校
5校。昨年は2校。
帯広農(北海道)、県岐阜商(岐阜)
明石商(兵庫)、倉敷商(岡山)
大分商(大分)
私立高校のうち、大学の付属・係属・系列校
10校、昨年は11校。
運営法人が同一のものもあるが、そうでないものもある。
名前を見てすぐわかる(想像できる)校名もあるが、埼玉県の野球ファンの感覚ではちょっとわからない大学もある。
高崎健康福祉大学高崎(群馬・高崎健康福祉大)
国士舘(東京・国士舘大)
東海大相模(神奈川・東海大)
山梨学院(山梨・山梨学院大)
星稜(石川・金沢星稜大)
中京大中京(愛知・中京大)
天理(奈良・天理大)
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花咲徳栄(埼玉・平成国際大)
大阪桐蔭(大阪・大阪商業大)
明豊(大分・別府大)
花咲徳栄は埼玉県民でもやや怪しいかもしれない。同校は埼玉県のスポーツ強豪校・埼玉栄高校と同じ学校法人が設置、運営者である。
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生徒数の多い学校
全校生徒数1000人以上は16校(昨春は14)である。15校が私立高校。埼玉県の公立高校の基準(以下同じ)では、40人×9クラス×3学年でこれくらいの数字になる。
3000人以上 仙台育英(宮城,3200) 2000人以上 該当なし。 |
生徒数最大:仙台育英高校
1000人以上
15校(下線は公立高校)
大阪桐蔭(大阪,1918)、東海大相模(神奈川,1826)
花咲徳栄(埼玉,1739)、星稜(石川,1739)
高崎健康福祉大学高崎(群馬,1465)、加藤学園(静岡,1370)
中京大中京(愛知,1369)、桐生第一(群馬,1336)
鹿児島城西(鹿児島,1246)、天理(奈良,1233)
履正社(大阪,1177)、県岐阜商(岐阜,1157)
鳥取城北(鳥取,1056)、国士舘(東京,1020)
山梨学院(山梨,1001)
県岐阜商の正式名称は岐阜県立岐阜商業高等学校、岐阜市内にある。同市内に岐阜市立岐阜商業高等学校もあり、県立を指す場合、県岐阜商とするのが通例である。
生徒数の少ない学校
全校生徒数500人未満の学校が4校(昨春は1)である。40人×4クラス×3学年でこれくらいの数字になる。
明豊(大分,475)、平田(島根,464)
広島新庄(広島,420)、白樺学園(北海道,412)
なお、智弁学園(奈良)が501人。
生徒数最小:白樺学園高等学校
生徒数の平均値
平均値は1078人。中央値は977.5人。参加校数が偶数なので、中央値の学校は存在しない。山梨学院(山梨,1001)と倉敷商(岡山,954)の間である。
男子生徒の中で、野球部の生徒が多い学校
野球部員の数を男子生徒数で割り、割合を算出した。マネージャー数は除外してある。
男子生徒の10%以上の学校は、全部で17校(昨春は13校)である。下線が公立高校。
明豊(大分,26.64)、大分商(大分,25.47)
広島新庄(広島,24.69)、倉敷商(岡山,21.35)
創世館(長崎,20.82)、明石商(兵庫,18.67)
鶴岡東(山形,16.71)、鳥取城北(鳥取,14.95)
智弁学園(奈良,14.34)、日本航空石川(石川,14.02)
尽誠学園(香川,13.35)、高崎健康福祉大学高崎(群馬,13.01)
山梨学院(山梨,12.08)、明徳義塾(高知,11.96)
花咲徳栄(埼玉,10.99)、白樺学園(北海道,10.82)
中京大中京(愛知,10.21)
明豊は生徒数475人、女子生徒数231人を引くと男子244人。野球部員65人。
野球部員数の平均値は57人。最大値は花咲徳栄(埼玉)の99人、最小値は磐城(福島)の20人。
全校生徒中の女子率が最も高いのは大分商(大分)78.5%である。割合では明豊の次だが、男子161人中41人が野球部員である。
男子生徒数が最も多いのは仙台育英(宮城)の2100人、女子生徒数が最も多いのも同校で1100人である。
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2019-08-06、「101回目の夏の甲子園」
2019-02-03、「’19年球春到来 第91回選抜高校野球出場校調査」