たしかに文書を読む速度の鈍化は
多少?あるような気がします
が より深く考える というか より広く検討する
という面では 年齢と共に多少進化しているような気も
しないでもない(曖昧な表現が自分でも気ずかしい)
記憶力は年齢とは反比例するとは断言できない
と言ってくれる学者さんもおられるそうですが
ヤハリ 落ちていそう
私の場合は(すくなくとも 中高時代よりは)
さて
如何にして ドンドン削られてゆきそうな知識記憶の
防波堤をすこしでも築くか
ときどきお客さまから
ドキッとする質問を受け
これが最大の効果を生む ありがたい出来事なのです
必死に考え あやふやなら必死に調べ上げ
ほとんど忘れていない
知識定着手段ナンバーワンクラスの方法です
結局 お客さまに手伝っていただいて
自分の力にさせてもらっている
先日も
『 未成年でも成年被後見人になるんですか』
私『ン? 今の質問 スミマセン もういちどお願いします』
『成年でもないのに 成年被後見人になることが
あるのでしょうか』
私『・・・・以前 同じ疑問を私ももちました
未成年である知的障害をお持ちの方・精神障害をお持ちの方な見を必要とする状態になったとき・・・たしかに・・
・ご両親が親権者として既にいらしてても後見開始ということが必要になることも・・
そうですね 未成年でも 成年被後見人 に・・・
ありえますね そういう形も可能だと思います
学説・実務でイロイロ異なることも多いのが法律の世界
ですが
事務所に戻って念のため調べて
できる限り早くお知らせします』
以前から 時折 ひっかかっていた問題
よく調べてないところに限って 思いもかけない場面で
質問される(アー あのとき徹底して調べておけばよかった)
後の祭りですが
でも
『そんなことあり得ないでしょう 未成年が成年被後見人に
なるわけがないでしょう』
なんぞと
言わないでよかった(なにより お客さんに申し訳ない結果になるところだった)
未成年を見守る立場のものが並存したときは
どちらが優先するのだとか
未成年後見人は一人に限るのですが
他の同様な立場のものが既にある場合
職務と権限が分断するようなことなのかとか
細かい争点は多々ありますが
とにかく
未成年者が未成年被後見人ではなく
成年被後見人になることも可能だ
とする説があることは
確かです
(後見を必要とする状況が異なるため
つまり 単に年少者ゆえの判断能力不足を補う後見と
なんらかの障害を持つためゆえの後見とは
別物 である 簡単に言えば そのようなことです)
それにしても 判りづらい話題でスミマセン
細かい点は省いて省いて記しても
こんな具合になってしまいます
マッタク 法律は オソロシイ??