おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

ヤハリ問題

2008-12-02 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

若い方といろいろ議論を交わすことが
好きなほうです

何しろ精神年齢が若い あるいは 過ぎる?ということも
ありますが
いろいろ相談されることがあり(塾などしていたこともあり)
そのひとつに受験相談もあります(たまにですが)

その折 最近特に言われるのは
例の  公務員特例 というか
公務員特権

受験せずとも 士業免許を取得できるという 制度

前々から 個人的には折にふれ不合理性を言っては
きたつもりですが
最近のように どの試験も高倍率・超難関となっては
なおさら

行政書士試験にとどまらず
税理士
社会保険労務士
司法書士
などなど

最近の 行政書士のとある会合でも この件が
話題になりました

若い受験生から見ると 特に
???の制度でしょう 確かに その合理性を説明するのは
大いなる困難をくぐらねば

完全廃止というわけにはいかぬなら
せめて一般の方の多少の同意は得られる程度には
改革があって当然

一部範囲 試験免除とか
やや合格基準の優遇をはかることのかわりに とにかく
同一試験を受けてもらうとか(あくまでも 経過制度として)

なんらかの動きをしなければならない時期では



ある知人は 相当の努力を何年も何年も余儀なくされ
それでも なかなか合格の女神の祝福を得られません

もっとも 合格後もタイヘンですが
とにかく わけのわからぬ差別で苦しむことからは
逃れられますでしょう

公務員特例組みの先生にも モチロン素敵な実力派
は たくさんおられますが
ときどき どうしてこういう方が
と 首をひねってしまうことも ときにはあります 残念ながら

当然のことですが 試験合格組みにもサマザマの方が
行政書士に限らず
弁護士さんだろうが 税理士さんだろうが 公認会計士さん
だろうが 公証人さんだろうが
どの世界も同じこと
要は 人間性 ですよね

かく言う わたくし奴は
どうにもこうにも・・・・

でもすこしでも お役に立てるよう 勤めていきたいものです

結論 
個人的には そろそろ どうにかせねばならぬ
悪制度だとおもいます

私も 公務員経験ありますが
こういう特例は ムズムズ感を覚えます

こういう 権利なら 欲しくありません

正々堂々 公平に競いたいです