おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

経験

2009-05-11 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕


物事は捉えようで いろいろな解釈ができる
とは 先人の言葉ですが なるほど と肯いてしまいました

昨日は 某試験日
実は 体調は最悪の 風邪?のぶり返し
重ねて アクシデント(交通事故に遭遇)が極く身近な
者たちに試験前日に起き 
精神的にショック


この約10日間は コンディション 最悪という感じ
原因不明の顔面かぶれ
風邪?の長期化
などなど
文字に向かうべく必要な体力と気力が とみに減弱
それまで比較的順調だった試験準備態勢が直前10日
ほどで
崩壊?状態
予定していた受験を 試験日での欠席で終わろうと決め
かけたことは 今回が初めてでした

試験会場で 咳き込むことなどが続いたら 受験生の方々に
大迷惑をかけてしまうことになります
皆さんのこれまでの努力に影響を与えることなど 
もってのほか

試験不参加すべき
そのような気配を感じたら
試験室入室前に帰還
入室後なら 直ぐに申告し 中途退場を
ということで 朝 とにかくマスクを何個も持って出発

東京ドームの近くの某大学理工学部が 私の会場
なんとかたどり着き(余裕をとって開始2時間半前に到着)
その間の状態で 試験室に入るか否かを決しよう
体調の苦しさ これはなんとか堪えられる
問題は 咳きこみ

試験中 なんとか 咳きこみを耐え 終了
同室の受験生のなかに私のような症状の方がおられました
軽めでしたが 咳きこみが 間隔を置きながらも続く
本人の苦しさと 直ぐ近くにいる受験生の方々の両者の
心理を思い 複雑な心持になりました

この試験制度は もう一年を残すだけ
貴重なチャンスだったのでした

個人的には 大いなる経験をしました
可能なかぎりあきらめない(他の方々に迷惑をかけない
ことが大前提ですが)
試験終了の合図を聞いたとき 参加してよかったと
心から 思いました


試験前日に 正岡子規の {病牀六尺}を読みました
35歳になる直前の 死の2日前まで書き続けた随筆集
体調不良が予想外に長引いているので 
こんなふうな心境の 数段も苦しい境遇でいたのであろう
か 子規は・・・
なんぞと考え 
久し振に岩波文庫本を手に取ったのです

最悪ともいえる状態であろうがとにもかくにも 試験に参加できる
コンナ幸せがあるだろうか
つくづく そう思ったのでした

結果は 予想できますが 
あい変わらず 時間不足 疑いの無いチカラ不足です
でも 得るものはありました
物事は考え様
あの状態で アレだけのことがナントカできたのだから・・・

来年は 最後のチャンス ナントカ 食らいついていこう
との 気構えだけは・・・

皮肉にも 昨晩シャワーを浴び寝酒のつもりで一週間ぶりに
お酒を少々飲ませていただき寝たのが幸いしたのか
体調は 今朝約75パーセントに回復(残念ながら 咳は少々
関節の痛みなども少々)

今日からも 日々の挑戦者を目指し がんばります
挑戦者でいさせてもらえる幸福を ぞんぶんに感じながら

とてもシアワセなことは こういった受験準備は そのまま
日々の業務の糧に繋がることが 非常に多いことです
昨日の試験にも より実務に即した出題をうかがわせる
ものが散見された気がしましたが・・・

とにもかくにも
感謝 感謝

受験させてくれてありがとう
感謝すべき全ての人に

ありがとう ございました


                
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