おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

感覚の差

2009-03-03 | ■ サマザマな おはなし

 

 

約束事に対する感覚

地域差がそうとうにあります

たとえ5分でも 一度でも遅れたらアウト
たとえ3日前に周知された会合でも 一旦出席すべき立場
にすえつけられたのなら万難を排し それにそなえる

極端なことを言えば 家族の者の重要重大な急用よりも
ドンナ些細な会合であっても 先行決め事が優先

なぜかって 約束だからです



私が 少年期 青年期 壮年期の初めを過ごしたある地方は
時間や約束事にとても潔癖な とても真摯な行動をする
処でした

かたや 半年前から いや もっと前から定例的な会合として設定されている日時に 
なにごともないかのように自己の
都合で別スケジュールを組んでしまう方

しかも 自ら志願し 公費支給ともいうべき責任重大な会合
であるのに

その日を避けて クライアントさんに多少無理を言って
次の次の日を設定してその日を確保していた者としては 
なんなのだこの対応は と 首をひねってしまいます

しかも よほど重大な 突発的な事由で 欠席の説明ぐらいはあるだろう
なんて思っていると おくびにもそんな気配なし


また あるときは 訪問先で5分前到着を厳守しようと
15分前には現地で待機し さて5分前
ピンポーン と玄関前で礼儀を尽くし待っていたら

マルマル時に伺うと約束したのなら マルマル時ピッタリなのです 
5分前でも 5分後でも 
ダメなんです

そんなふうに諭されたことも

そんなことが 二度三度?

あなたたちのその特異な
ピッタリはピッタリという常識?とやらは
世界標準のものなの

他人の さほど常識はずれとは断言できないようなことを
諭すように言えてしまうほどの基準なの?



私も 民間・公務員・弁護士事務所・自営業と渡り
おそらく 数え切れないほどの方たちと
場合によっては それぞれの特異な世界での付き合い方などを 
通常よりは体験させられ
知っているつもりでしたので

あなたは あなたのある意味その特異な世界の常識で
全ての場合の設定基準を据えるの
その基準で判断するのになんの躊躇もないの
 
あなたが そういう世界で生きてきたという そのことを
初対面のための訪問をした者は どう知り得るの?


例え その世界で生きてきたことを知ったとして
それは やはり あなたが据えたマナーですよね
相対する私の基準は?

訪問するほうが 絶対的に一方的遵守者になるの?


仮にそうだとして あなたの基準からの5分前訪問という
ズレの程度

そこまで一方的主張をも可能にするほどの
絶対的優先価値観に溢れる絶対優先要件事実なの




複雑雑多な価値基準による混乱からの自然発生的?
面会マナー


最大公約数的マナーが 世界的ともいえる最低5分前集合 という 対人間の
約束事では?



よほど 言ってやろうかと思いましたが 止めときました

理由は・・・ そう ・・・今も止めときます

そのとき我慢したのに

いまさら という感もありますし

粋じゃないしね

(どこが 粋じゃないって そんなこと説明したら

それこそ 粋じゃないな)





さて 本日は 少々 待ちぼうけ

でも さすがにこの地方の この感覚にも多少慣れました
から 平気の平左

マイペースで今日の仕事をこなしてました



越してきて3,4年くらいまではビックリの連続

半日くらいの時間のズレは それをとがめるほうが
オカシイ
物事は2,3日様子をみてから スタートするもの
たとえ 正式に決まったものでも 多数の者の気が変われば問題なくコロリと
呆気なく方針が変わることもある

正式に決まったことからの転換理由とか転換方法に多少
疑義があろうが
ソレデ ソレの ドコガ オカシイの?

てなことを言われたことも味わい
 

とても付いていけないなー なんてことも






北国では 約束事は重大事です

特に 秋・冬の季節の時間感覚はピリピリ

寒い場所なんかでの待ち合わせなんぞがあったりするので
いい加減な行動なんぞとったものなら

日暮れは早いし 急速に気温変化はあるし 晴天が一気に
吹雪模様になったりするし

常識に欠ける行動は 大勢に大迷惑をかけることに

というわけで 

時間扱いの感覚など 地方差がケッコウ

ありますね

という 本日の記事でした




私も 母が認知症でお世話になっている施設に急用で

寄ったため 大事な会合に遅刻したことがあり

先方の方 同僚の方にご迷惑をかけ

いまだに 申し訳なかったと反省してます


約束事 こころして 守るべく全力をつくします

(当然といえば 
当然)と思われるのですが・・・

 

土地によっては さほど 大切なことでもないのかなー

約束を アッサリ 破る

私にとっては トテモシンジラレナイ ことなのだけれど

 

 






               





鋭い質問

2009-03-02 | ◆ 業 務 参 考( 総 合 )


新聞をにぎわせている?グーグル問題

確かに 論点を正確に見極めるのは 少々困難
複雑な点を詮索すると より複雑な法理論に進展せざるを
得なくなるような・・・
寝耳に水のような
大胆な
スッパリと切り込んでくるような
日本人の感覚では
ここまで 一気に 段階を踏まず やっていいことなの?・・・
という感じ



さて 先日 ある若人からの質問

『著作権がなくても 著作隣接権はあるということも
あるんですか?』

勉強している方の質問は 鋭い

確かにあり得ますね
バッハの曲は著作権自体は既に消滅
G線上のアリアは誰でも許諾なく演奏できる
でも この曲の演奏の指揮者や演奏家などの実演家
それを録音したCD製作者などには著作隣接権が発生
してますからこの音楽CDを無断で利用すると著作隣接権を
侵害する場合もあることになり
著作権がなくなっていても その曲に関して著作隣接権と
いう問題はあることになります
そういうことの 質問ですか?
『まあ そんなようなことの質問・・ですが・・・』

もう一例
内容そのものが著作物でなく そもそも著作権観念を必要
としないような場合でも
例えば野鳥の鳴き声や 富士山頂の風の音など
著作物とは考えられないコンテンツが録音されたような場合
その音を最初に録音したレコード製作者には 著作隣接権が発生すると思います
これも 著作権が関連しなくとも 著作隣接権はある場合
ですよ
そんなようなニュアンスの質問ですか
『まあ そんなようなことの質問・・ですが・・・』 

簡単に記しましたが 実際はもっともっと
鋭い質問
二次的著作物と著作隣接権の複合問題のような事例


ときどき 知的財産に関する質問もチラホラあり
グーグル問題で 更にこの方面への関心も
多くなっていく気がしています

奥が深くて 勉強が追いつかなくなりそう

それにしても このグーグル問題
いかにも 率直過ぎる?問題提起と迅速解決
指向 かつ
志向

こういう
思考
の結果は いつから
施行
されるのか

それにしても
日本という国は 知的財産対策も 後ろから後ろから
なんとかついていっているという感が否めないなー

野球だけじゃなく こういう分野も
ガンバレー

(いつものごとく 法律論は概論で記してます
ご容赦を)

   

    

          

 

      

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

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高貴なる者の義務

2009-03-01 | ■ サマザマな おはなし


昨日は 夕方からお客さん(私的な)が見え
いつもよりゆったりと時間を過ごし
21時頃から テレビドラマを観ました

白洲次郎という方に関する 戦前・戦後にまたがる
日本の政治などをからめたストーリー?

個人的に信奉しているとかどうかということではなく
おおよその事は知っていたので 実際のところは どんな
思想をお持ちだったのか?という興味があったので

たまたま 朝 新聞で 番組を知ったのでした


すると 私の2月26日に記したブログでの内容というか
言いたかったことが ほとんどピッタリというような感じの筋が
一時流れ・・・

高貴なる者の義務

というような言葉とともに放映されていた?(依頼の電話で
少々席をはずし 確認はできなかったが)

この言葉の意は
簡単に言うと 
財産、権力、社会的地位の保持者には 責任が伴うべき
ということ しかも 法的義務というより
紳士的 良心からの 真の自由から発現するもの

特権は それを持たない人々への義務によって 釣り合いが
保たれるべき

富裕層、権力者は社会の模範となるように振舞うべき

白洲氏の標榜したか あるいは しようとしたのは 
そのあたりかな と私は理解していますが・・・

第一次世界大戦で貴族の子弟に戦死者が多かったのは
こういった思想(ほぼ全員 志願して従軍したそう)が背景
とも

日本の 特に今の世相を思うとき 
むなしさを感じます

力あるものはますますの力を
力乏しきものは 限りなく乏しさへ

偽善的な社会的責任
これに対峙する
高貴なる者の義務

本物の高貴は 何処に見ることができるのか・・・

目の前のことに必要以上に懐疑的になるのも問題ですが
鋭く見極め 簡単には踊らされないよう 眼を見開かねば
なりません

子供たちの希望の瞳に映る大地が ほんとうの希望の地で
あり続けるため 



昨日の ラグビー日本選手権
山洋電機がサントリーに勝利

勝者は驕りすぎることなく 敗者も賎しくなく
ノーサイド後は健闘を称え合い しっかりと握手
この場面を見るのがよくて ラグビー観戦から離れられない
そんな気さえします


                  


 


      

 

    

      

 
   


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