日本経済新聞が、毎年総力を集めて編集する元旦の一面特集記事。
毎年、注目しているお楽しみです。
2015年(平成27年)の日本経済新聞の一面特集記事は、「働き方NEXT」。
今までの働き方、慣習にとらわれず、時代にあった働き方を創出していこうという同紙の主張です。
「変えるのは あなた」
「職場に増える女性や外国人、シニア。周囲の風景が様変わりしていませんか。長時間労働や年功を前提にした働き方はもう限界です。慣習にとらわれず、時代に合った働き方を創る。その主役はあなたです。」
「制約社員が残業の岩盤崩す」
「若手も外国人も横一線」
「慣習脱ぎ捨て一歩前へ」
今までも、ホワイトカラーの生産性向上、時短、有休取得拡大、男性社員の育急などの施策が出されきましたが、ほとんど成果に結びついていない状況。
また、女性、中高年齢者、外国人の雇用拡大、活躍推進といった、いわゆるダイバーシティマネジメントも十分とは言えない状況です。
お上が言っても、経営サイドがいってもほとんど何も変わらないのが、労働、働き方の世界。
仕事が終わっていても同僚や上司がいると帰りにくい、年次有給休暇が取りにくい、働かない高給取りのおじさんが生息している、賃金が上がらなくなってきた、年功序列や終身雇用といった日本の特有な制度が崩れ始めてきた・・・。
今年一年、雇用、働き方についての課題、問題点が浮き彫りになってくるような感じがします。