職場の仲間たちとともに、レクリエーションでボウリング場に行ってきました。
渋谷にボウリング場があったのにはビックリ。
しかも、お客さんも結構入っている・・・。
まだまだボウリングには根強いファンと気軽に楽しめるアミューズメントであることを知った次第です。
久々のボウリング・・・と期待していたのですが、先だってのプチぎっくり腰で見学とあいなりました。
無理しない・・・無理しない・・・残念!
昨年、ホテルのボウリングでやる気満々の高校生の息子たちと対戦。
撃破・・・親父の立場をキープ。
派手なガッツポーズでヒンシュクを買った次第です(笑)。
今まで、「ボーリング」と思っていたのですが、どうも「ボウリング」が正しいようです。
英語では「Bowling」なので、やはり「ボウリング」です。
webで検索してみると、ボウリングの起源は、古代エジプトの宗教儀式だったとか、マルチン・ルターが関係したとか、日本では長崎で坂本龍馬がボウリングをしたとか、様々な話題が出てきます。
日本で最初にボウリング場が出来たのは1952年、東京青山だそうです。
その後、日本でボウリングがブレイクしたのが、1970年頃。
須田開代子さんや中山律子さんなどのプロボウラーが活躍、テレビでもボウリング番組が中継され、マイシューズやマイボウルを持ったセミプロばりのボウラーもたくさんいました。
1973年のオイルショックで、ボウリングバブルがはじけ、全国的に膨大な数のボウリング場が廃業・・・たいへんな事態になりました。
その後、ボウリングは地道に生き残り、今では全国展開するラウンドワンなどのボウリング場があります。
が、正しくは、様々なアミューズメントを組み合わせた施設。
ビリヤード、ダーツ、ゲームセンター、プリクラ、卓球などが出来る町の遊技場という感じになっています。
ボウリング場でも、様々な工夫を組み込み、ガーターの溝をなくす、自動採点装置の設置、LED照明を使った環境演出などを導入しています。
少子化は進むし、遊びの多様化は進んでいき、ボウリング事業の生き残りも、なかなか大変です。
今からのボウリング場の生き残り策を考えてみました。
1. 女性客の呼び込み・・・アメリカングラフテティのようなボウリングファッションをブーム化させる、テレビドラマや映画との連動させる、女性割引や女子会優待サービス・・・。
2. かってのボウリングブームを知る高年齢者、シニア層の囲い込み・・・親子ボウリング、軽量のボウルを増やす、BGMやレトロゲームなどで1970年代を再現しタイムスリップさせる・・・。
3. 自動化、ロボット化によるオペレーションコストの削減
4. スナックやドリンクなどのケータリングサービスやアフターの飲み会をセットにした客単価の上昇施策
5. アミューズメントの複合競技会の開催・・・ボウリング、ダーツ、卓球、ビリヤード、アーケードゲームの合計得点で競う新・近代5種競技・・・。
6. そして何といってもweb、スマホキャンペーンの展開・・・スマホで掲示する特別割引券、雨の日割引キャンペーン・・・。
老若男女を問わず気軽に楽しめるボウリングは、大ブレイクはしないまでも街のゲームセンター的な位置づけで生き残っていくとは思います。
基本はオペレーションコストを下げながら、ボウリング以外のアミューズメントを含めて複合的に儲けていくこと。
歴代の「としまえん」のキャンペーンが参考になると思います。