クラシック音楽で一番好きなのは、ブラームス。
ヨハネス・ブラームス(1833年~1897年)・・・ドイツの3Bの一人です。
バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの頭文字をとった「3B」。
ブラームスは、ロマン派後期の作曲家です。
シンフォニーの1番から4番、ピアノコンチェルト、バイオリンコンチェルト、弦楽四重奏、ピアノソナタ・・・どれも、大好きです。
ドイツのハンブルク生まれのブラームス。
その名前が付けられた通りが、東京・原宿にあります。
竹下通りの喧騒を抜けた路地裏にその通りがあります。
ブラームスは、生涯独身で通します。
途中、天才音楽家シューマンと交流・・・その妻クララ・シューマンに思いを寄せます。
シューマンは自殺未遂・・・そしてその2年後、シューマン死去。
クララへの愛は、その後40年続きますが、クララ死去。
その間、大学教授の娘アガーテとの婚約があったりしますが、それを破棄。
そして、その翌年、ブラームスは亡くなります。
ブラームスの交響曲第一番は、20年かけて作曲されたと言われています。
天才ベートーヴェンの足音・・・プレッシャーがあったようです。
第4楽章の有名なメロディは、究極の最終楽章と言われています。
その大作曲家のブラームスの名前を取った細い通り。
「ブラームスの小径」というネーミングも、なかなか素敵です。
フランス料理店「シャルダン・ド・ルセーヌ」の前には、ブラームスの銅像があります。
まさに、文化を売るマーケティング・・・とても素晴らしいと思います。
値段が通常価格の倍でも払っちゃいます(笑)。
修学旅行生や関東近県から若い人たちが集まり、すごい人出の原宿・竹下通り・・・。
その、ごくごく裏側に「ブラームスの小径」という静寂で知的な空間がある・・・。
大人のためのスペース、隠れ家がある。
とても、感動的です。
年末にかけて、オペラ歌手によるコンサートも開かれており、実に楽しい空間が創出されています。
そういえば、フランソワーズ・サガンの「ブラームスはお好き」という小説もありましたね。
お楽しみは、これからです。