能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

東京原宿・・・ブラームスの小径(こみち) 都会の路地裏の静寂な空間・・・落ち着いてお茶できます

2015年11月18日 | まち歩き

クラシック音楽で一番好きなのは、ブラームス。

ヨハネス・ブラームス1833年~1897年)・・・ドイツの3Bの一人です。

バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの頭文字をとった「3B」。

ブラームスは、ロマン派後期の作曲家です。

シンフォニーの1番から4番、ピアノコンチェルト、バイオリンコンチェルト、弦楽四重奏、ピアノソナタ・・・どれも、大好きです。

ドイツのハンブルク生まれのブラームス。

その名前が付けられた通りが、東京・原宿にあります。

竹下通りの喧騒を抜けた路地裏にその通りがあります。

ブラームスは、生涯独身で通します。

途中、天才音楽家シューマンと交流・・・その妻クララ・シューマンに思いを寄せます。

シューマンは自殺未遂・・・そしてその2年後、シューマン死去。

クララへの愛は、その後40年続きますが、クララ死去。

その間、大学教授の娘アガーテとの婚約があったりしますが、それを破棄。

そして、その翌年、ブラームスは亡くなります。

ブラームスの交響曲第一番は、20年かけて作曲されたと言われています。

天才ベートーヴェンの足音・・・プレッシャーがあったようです。

4楽章の有名なメロディは、究極の最終楽章と言われています。

その大作曲家のブラームスの名前を取った細い通り。

「ブラームスの小径」というネーミングも、なかなか素敵です。

フランス料理店「シャルダン・ド・ルセーヌ」の前には、ブラームスの銅像があります。

まさに、文化を売るマーケティング・・・とても素晴らしいと思います。

値段が通常価格の倍でも払っちゃいます(笑)。

 

修学旅行生や関東近県から若い人たちが集まり、すごい人出の原宿・竹下通り・・・。

その、ごくごく裏側に「ブラームスの小径」という静寂で知的な空間がある・・・。

大人のためのスペース、隠れ家がある。

とても、感動的です。

年末にかけて、オペラ歌手によるコンサートも開かれており、実に楽しい空間が創出されています。

そういえば、フランソワーズ・サガンの「ブラームスはお好き」という小説もありましたね。

お楽しみは、これからです。


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