昭和の時代・・・
おやじ世代は、彼女を誘うために、ローンを組んでても、カッコいい車を買っていました(笑)。
たとえ、アッシー君(車で送迎だけする人)であっても。
たとえ、アッシー君(車で送迎だけする人)であっても。
クルマ雑誌を読み好きな車のスペックを研究したり、車内で聞く音楽をカセットテープに編集したり、乗りたい車のプラモデルを組み立てたり・・・。
今じゃ考えられない世界です。
男が集まると、クルマの話。
そして売れていくクルマ・・・日本経済の底辺を支えていたと思います。
今の、若い人たちは言います。
「別に、レンタカーでいいじゃないですか」
「カーシェアリングって、とっとも便利」
「買うんだったら、燃費や税金もあるから、やっぱり軽ですよね。」
長年、ホンダファンとして、「H」マークのクルマに乗っています。

本田技研工業のスローガン「The Power of Dreams」。
大人の夢をカタチに変えるクルマを造り続けてきました。
シビック、シティ、プレリュード、CRX・・・
いかにも「H」らしい、若者たちが憧れたクルマたち。
正統派のトヨタ、日産とは異なり、尖がっていて、少しやんちゃなホンダは若者にとって、ちょっと特別な自動車メーカーでした。
「Dreams」・・・複数形になっていますよね。

でも、時代は変わりました・・・。
ホンダも、トヨタやニッサンと同じような正統派の会社になったように思います。
技術者の本田宗一郎さんと経営参謀の藤沢武夫さんが屋台骨、土台を作ったホンダ。
F1や8耐をはじめとするモータースポーツや鋭い切り口の広告宣伝で、若者たちの心をとらえました。
F1や8耐をはじめとするモータースポーツや鋭い切り口の広告宣伝で、若者たちの心をとらえました。
最近では、軽自動車のメーカーとして認知されているようです。
尖がっているのは、ホンダジェットやアシモ君ぐらいでしょうか?
少子高齢化の進むニッポン。
しかも、若い人たちのクルマ離れが進んでいます。
しかも、若い人たちのクルマ離れが進んでいます。
マーケティング的には正しくないとは思うのですが、
彼彼女たちを魅了するような「H」っぽいクルマづくりをしていただきたいものです。
